2012/02/02

グランドスラムの他にどんな大会があるのか~テニス観戦入門3

グランドスラム、と呼ばれる四大大会だけでなく 
テニスの試合は 
世界中で毎週、何カ所もで行われています 
またその大会は以下のトーナメントカテゴリーにわけられます。


イベントカテゴリー      大会数    賞金総額(USD) 
1 グランドスラム      4試合 6,784,000 ~ 19,000,000
2 ワールドツアーファイナル 1試合 4,450,000
3 マスターズ1000      9試合 2,450,000 ~ 3,450,000
4 ATP500シリーズ    11試合 755,000 ~ 1,426,250
5 ATP250シリーズ    40試合 416,000 ~ 1,000,000

6 チャレンジャーツアー 115試合 25,000 ~ 150,000
7 フューチャーズ 420試合 10,000または15,000

まず、6は二軍の試合 7は三軍の試合です。 
2のワールドツアーファイナルはその年の最後にランキングの上位8名だけが参加できる試合です。 

だいたい100位ぐらいになってくると 
1及び5の試合に出れるようになってきます 
グランドスラムは大きな大会で2週間に渡って行われるので 
最初のトーナメントのドロー数が多いから110位ぐらいでも出る事ができます。 
毎回、この大会はランキングの何位までが本戦に出れますよ。というのが発表されて、それに見合った選手がその試合にエントリーします。 
そのランキングに入れなかった人達は予選があって、 
それを勝ち上がると出る事ができます。 
とくに3のマスターズ1000はトーナメントのドロー数が少なく 
出るためには50位ぐらいが足切りとなるので 
グランドスラムよりも出るのが大変と言われています。 
にしこりくんの場合は30位以内なので義務として 
マスターズ1000には必ず出なければなりません。 

日本で行われる公式戦(男子)はJAPAN OPEN (楽天オープン)だけで 
ATP500のカテゴリーに入ります。 
あと、デビスカップがあります 

3~5の250、500、1000などの数字は 
優勝すると貰えるポイント数です。 
グランドスラムで優勝すると2000ポイントもらえます。 
選手は出場して勝つ事でポイントをもらいます。 

4大大会のある時以外はだいたい世界中で100位ぐらいの一軍の試合(公式戦)は毎週、1週間に2~3試合行われています。 

だから、選手は世界中を自分の体調とポイントを考えながら回らないといけません。途中、休養の週も入れないといけないし、 
強くなればなるほど、日曜日に決勝が行われるまで毎日のように試合で戦うので 
移動日以外は試合をしているような事になります。 

シーズンオフはいつかと質問がありました 
どこからエントリーするかによりますが 
1/1から公式戦はあります。 
全豪オープンが1/16からなのでその前哨戦があるのです。 
だから、全豪オープンに出る人はその前のどこかの試合にエントリーします。 
最終は普通の強い人は10/29-11/2まで行われるATP1000のパリ大会です。 
その後に上で2に書いた 
世界で8人の強い人が戦うワールドツアーファイナルが行われ、 
11/6~8のデビスカップの決勝戦があります。 
なので、実質オフは2ヶ月あるかなしか。1月から始まる試合に出るために身体作りもしないといけないし、オフは1ヶ月もないかもしれませんね。 

にしこりくんは通常アメリカでトレーニングをしてるので 
日本にオフで戻ってくるのは2週間ほど。 
その間に、お父さんやお母さんにも会うだろうしw 
バラエティ番組やその他スポンサーめぐり、 
プレスとの対応をしないといけないのです。 

優勝賞金はグランドスラムで優勝すると 
だいたい1億円以上2億円ぐらいもらえます。 
3軍のトーナメントだと10万円ほどからだそうです。 

この他にデビスカップがありますが 
これはまた別に紹介したいと思います。 

おまけコーナー 
この人を覚えよう 
世界6位  
JO-WILFRIED TSONGA ジョー=ウィルフリード・ツォンガ(フランス)26才 
ものすごい身体性のある選手。 
最近、にしこりくんによく負けるので日本でも有名になったようなw 
とてもコートマナーもよく、優しい人らしい。 
去年の上海のATP1000大会で 
中国人のボールボーイに「water」と頼んだのに 
バナナを持って来られたのに怒らなかったとか!ええ人や。 
テニス界のアリと呼ばれている。 

ツォンガ(黒) VS ナダル(赤) 

つづく 
今日も結局ややこしい日記になってしまった

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