2017/06/15

麻呂のこと


私のスイーツ食べないは有名で、お菓子をいただくのは、
1 ある程度目上の人との会食やお家などで出された時
2 お土産を頂いた時(でもだいたい持って帰っておじさんにあげる)
3 本当に好きなお菓子の時
目の前のおつまみは食べてしまうけど、目の前のスイーツは食べなくても大丈夫。

そんな私でも偏愛するお菓子てのがあるんです。
宇治の抹茶のラングドシャの「麻呂」。3番ですね。本当に好きなお菓子。
これをこの前宇治に行ってきた時にわざわざ本店まで行って買ってきました。近鉄の小倉駅ってとこにありました。

どうして麻呂についてそんなに愛してるかというと、私が小学生ぐらいの子供の時に京都の親戚が室町に住んでいて、その近くに麻呂を作っている「すぎむら」の支店があって帰省してくるたびにこの麻呂をお土産に持って帰ってきてくれていたんです。子供心に京都から届けられる高貴なお菓子のイメージ。抹茶味のサブレに抹茶のクリームがサンドされていて、甘すぎずお茶成分がたっぷり入って渋みのあるお菓子、それが「麻呂」なんです。
それがいつも大きな白い缶に入っておばちゃんから渡されるんだけど、その缶の蓋に楽茶碗にお茶筅でお茶をたてている抹茶色の一色刷りの写真があって大きく横に「麻呂」と書かれていたのまで覚えています。母が食べ終わったその缶に家計簿とかそろばんなどを入れていて夜になったら居間でその箱から取り出してお茶とか飲みながら計算していたことも麻呂を見ると思い出すんですよね。で、また食べたいな〜と思っていたのも。

京都にあった支店は綺麗なケーキ屋さんだったのですが、本店はとても広いんだけど、昔の町の普通のケーキ屋さんみたいな感じ。取り立てて愛想が良いわけでもなくおばさんがのろのろと包装をしてくれました。

家用と友達用とたくさんの麻呂を買ってその夜、京都で大騒ぎする友達みんなに無理矢理配りましたw
みんなが喜んでくれたらいいんだけどな。

最近は抹茶味の安くて美味しいお菓子が増えたので、もう、麻呂なしでもいいかな?と思っていたのだけど、久しぶりに食べてみると、この麻呂のこの感じは思い出成分も含めてやっぱりサイコーでした。また宇治に行く機会があったら行けるかな?

もちろん、このブログは麻呂を2枚食べながら書きました!(まだ、あと一箱ある!

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