2010/12/31

2010年よさらば

2010年も今日で終わり。
日記を読み返してみて今年の重大ニュースは

◉新しくBARをオープンした
◉カメラ教室へ行き、新しいカメラに変えて写真をいっぱい撮った。
◉iPadを買ってその上、PCもmacにした(ジョブズのええようにされた)
◉名古屋へ旅行に行き、奈良へも3度も行って非常に楽しかった
◉LPジャケ展、5回目の実施とアキレス腱の負傷

このあたりかしら?

来年は
毎月1本は映画を見に行きたい。
久しぶりに歌舞伎にも行きたいし落語をもっと見に行きたい。
本をもう少し読むように。
ネットにしがみつかない。
美術展は今年のペースで。
友達の個展をもっと見に行きたい。
店ブログの更新をもっと頻繁に。
店のwebの模様替えをもっとやりたい。

そのためにも、
午前中にしゃきしゃきすること。

そして
記憶をなくさない。来年こそ!

2010/12/29

映画3本立て+BShi2本

wowowを家に導入してから
全く映画を借りる事がなくなりました。
返しにいくのが面倒くさいし。

なので、映画館に行くのでなく家で見る映画は
wowowがやってくれる映画を見ます。
最初は押しつけられている気がしたけど、
まんべんなく何でもやってくれるので自分では借りないような映画を見れて
実はこっちの方が引き出しが増えるような気がします。

今日はうちのおじさんが一日いなくて
その上、少し風邪気味?ほんの少しね。
だから、wowowの映画を昼から見まくりました。

まず、
BACK TO THE FUTURE


これは、先日も文化系忘年会をしたときに生涯ベスト映画は何?
というのにも上げたんだけど、
なぜなら、私が中学生のときに
映画で本気でドキドキハラハラすることを体験した初めての映画だから!!
文句なしに楽しいじゃない?
今日、久しぶりに全編を真面目にみたら
あのデロリアンの核燃料、
これはリビアの過激派をだましてドクが入手したものだったんだねw
あの頃、マイケルJフォックスがすっごい好きだったの。
確か、復活するとかきいたけど、応援したいな。

2本目
NHKのBShiでやっていた
「さまよえる戦争画〜従軍画家と遺族たちの証言〜」
http://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20101228-10-32401
従軍画家だった藤田嗣治や小磯良平がどのように絵を描く事になって
どんな絵を描いたのか?
戦後、画家達はどのような自己批判をしたのかさせられたのか、
そしてその絵達の運命は。
とても興味深い番組でした。

3本目
そんな彼なら捨てちゃえば?


HE'S JUST NOT THAT INTO YOU
これが原題。
彼はあなたには興味がないのよ。
さくっと見れる。
いろんな恋愛と友情が絡み合ったオムニバスドラマ。
ドリューバリモア ベンアフレック ジェニファーアニストン
ジェニファーコネリー スカーレットヨハンソン などなど
豪華な顔ぶれで暇つぶしには楽しめる
ただし、女史限定w

4本目
96時間


離婚をした元秘密工作員のお父さん。
大金持ちと再婚した母親の元で暮らしている娘を異常に心配している。
娘がパリで誘拐される。
その娘を追ってロスからものすごい勢いでかけつける父親。
96時間以内に見つけ出さなければならないのだ!
カーチェイス!
敵のネグラを捜索!
ありえんぐらい強い父!
すげー!
暇な男子におすすめ!

5本目
ぼくはロックで大人になった 〜忌野清志郎が描いた500枚の絵画〜
今、NHKの番組を見てますなう。

贅沢な冬休み。
映像三昧でございます

2010/12/27

イングロリアス•バスターズをみた

タランティーノ監督
ブラピが出ている
ナチスVSナチスを駆除するバスターズの
イングロリアス•バスターズをwowowで見た。



こういうナチスが出てくる映画の場合、
お約束として
ユダヤ人はドイツ人から逃げなくてはいけない
いろいろあって最後はヒトラーが自殺
そして、ドイツは負ける。
これは世界中の共通認識ですよね。

なので、ヒトラーに誰かが暗殺作戦をしかけても
トム•クルーズのワルキューレみたいに
あ、これ、失敗するんでしょ?
と思ってるから展開への安心感があってドキドキしないよね。

そして、ユダヤ人が出てきた場合は
ここで見つかったらどうしよう?とドキドキするけど
映画だからきっと見つからないんだ!と思うじゃない?

そういうのを
この映画はどんどん裏切って行く。

それが小気味いい。

戦争を下地にした映画なんだから
簡単におもしろいとか、言っちゃいけない。
どこかに小難しく平和も解いていかなくちゃいけない。
これもどんどん裏切っていく。
2時間越えの映画なんだけど、
長さを全く感じない。
エンターティメントとしておもしろい映画。
冬休みに暇だったら見てもいいと思います。

大傑作!というのではないし
色々と細かくは言いたいこともあるけど、
確かに楽しめます。

ブラピが全くもってかっこよくない!
そんな所も見所!

2010/12/09

そののちの大江千里

私の舞鶴時代の中高生のとき、
かしこな部分を坂本龍一
クールな部分を山下達郎
熱い部分を尾崎豊
そして甘い部分を大江千里で暮らしていた。
この4人のうち、3人は
尾崎はあんな終わり方をしてしまったから新作はきけない。
坂本龍一は環境問題を言い出したあたりから遠巻きに。
山下達郎は今でもLIVEにいくしヘビーに聴いてる。
とそれぞれの高低はあるけど今もずっと聞き続けているんだけど、
なぜか大江千里はいつのまにかぷっつりと聞かなくなってしまった。

でも、最近彼がtwitterやブログをしている事を知って
フォローしたり読んだりしていたら
あの頃、聴いていた頃の思い出やメロディが蘇って
しばらくyoutubeで古いのを聴いたりしてるうちに
本当に聴きたくなってこの前実家に帰ってきたときに
CDを持って帰ってきたのだ。

久しぶりに聴く彼の甘酸っぱい歌声は
あまりにも懐かしく
酔っぱらってあるJAZZ LIVEから帰る途中
iPodを聴きながら歌ってしまったほど。

私が聴き始めたのはちょうど2枚目のアルバムの頃.
まだ彼が関学の学生で私はまだ中2だったという!(そんな時があったなんて!
ちなみに2〜4枚目まではLPで持ってるのでiPodに入れる事はできないのが悲しい。ヤフオクで買いたい!

その頃の大江千里の曲は神戸を歌った曲が多くて
その後、神戸の大学へ行って住みだしたあの頃よりも
もっと
もっと
彼の歌を聴いて舞鶴で暮らしていた私が想像していた神戸の方が
キラキラして
ちょっと憧れたりした。
もしかしたら神戸の大学を選んだ事の何%かは彼の影響かもしれない。
田舎にいるとあんまり現実味を持って感じられなかった大学生活も
彼の音楽から想像していたような気がする。
なんて、あの頃には思っていなかったけど
実はそうだったんではないかと、今回聴いて初めて気づいたのだ。

youtube 塩屋→ http://www.youtube.com/watch?v=jlCtsAhY9GE&feature=geosearch

実家には10枚のアルバムと
今は懐かしい8cmシングルCDも何枚も。
ちょうど私が大学を卒業する年のアルバムを最後に全く聴かなくなってしまったようで。



ブランクはかなり長い。
だけど、今はネットというすばらしい物があるので彼の近況を調べる事ができる。

彼は今、EPIC SONYにいない
日本にもいない。
そして元々あまり歌がうまいわけでも
声量があるわけでもなかった彼の歌声は少し残念な事になってしまっている。

彼は今、NYにいる。
真剣にジャズピアノを勉強している。
ブログをしている http://playlog.jp/senri/blog/
twitterをしている http://twitter.com/1000hometown

そしてこんな事を書いている

『旅の感覚  

二三日前に雪がまばらに僕らの頭上に
たよりな〜く落ちて来た。
空気も相当乾燥し、冷たくなった。

ここんところ毎日のように鍋をつくり、
毎日のように暖房を入れ、
毎日のようにあたたかいコーヒーを飲む。

ずいぶんながいこと、夏と秋の間を
いったりきたりさまよっていたころが
なつかしい。

電車に乗ると眠くなる。
ついあわてて素足にスリッパで犬の散歩に
でると後悔する。
めぐりずむを目の上に貼って手の感覚だけで
壁の上のほうの電気のスイッチを消すと
1日が終わり静かなまどろみが
おとずれる。

旅に番号をつけたのはどこのだれだ。
ただ僕は眠る。ただ僕は起きる。
ただただ僕は何かに夢中になっている。
それがいつの季節だったか
思い出せないくらい
遠い記憶に感じる頃、僕はどこでなにを
しているのだろうか。

なんちゃって。
http://playlog.jp/senri/blog/2010-11-30



個人的には、彼は元々あまり歌はあれだけど
ピアノはええ音だしいい曲書くのでジャズをやってみるのは
とてもいいと思う。
あれな歌の人と言えば、オザケンも復活した事だし
そろそろ帰ってきてもいいんじゃない?
また、彼の切ない歌を聴いてみたいな。
また、神戸でLIVEをすることがあったら絶対いきたいなあ。
と、昔ファンであった私は今は固く強く思っているのだ!

2010/12/06

いまさらながら海老蔵のことを

海老蔵事件。
謎が謎を呼ぶアンダーグラウンドと
華やかな芸事の世界のどろりとした見えない結びつき。
なんとも興味ぶかく映画化してもいけるんじゃないかと思えますね。

というか、江戸時代なら
半年後にはこれは必ず歌舞伎狂言として
町川蟹憎を主役として任侠もので上演してるはず。
夜討六本木恋酒地獄(ようちろくほんのぎこいのさけじごく)
とかなんとか。

ま 歌舞伎は元々あった心中ものの事件や
疑獄事件などをそのまま演じるのではなく
時の政府にエキスキューズするために
名前をちょっと変えたり時代を変えたりして
おもしろおかしく演じて見せる物も多く、
例えば忠臣蔵の大石内蔵助を大星由良助みたいに。
なのでこれをそうね、
今だと野田秀樹が脚本演出して
ほんまに上演すればしゃれが効いてていいと思う。
ラストは大階段からおちて死んだ方がええかもしれないけど。
まあ、世間が許さんかなあ。

この前の日記で
もう、歌舞伎を見るのを趣味というのはよそうなんて書いてますが、
元、歌舞伎贔屓として今回の事件について少し言わせて頂くと
やっぱり、あの夜に警察に電話してしまった嫁があの世界では
あまりにもあの世界をわかってないというか
なんというか。いかがなものか。
うぶだからしょうがないと決めるには痛すぎる汚点。
ここは番頭さんに連絡、成田家のおかかえの病院に搬送、
ダークサイドの部分はそっちの知り合いに中に入ってもらう。
病気のため、顔見世はお休み。
初春歌舞伎から何事もなかったように復活。
というのを秘密裏にすすめなければならなかったとは
素人ファンの私でもわかること。

若奥さんはきっと海老蔵ファンであっても
歌舞伎ファンではなかったということね。
御存知なかったと。

顔見世の南座前で見にきたお客さんにインタビューしたのを何本かみたけど
怒ってる人はまずいなかったように思えました。
というのもだいたい歌舞伎贔屓の人だったら
その日の舞台の上で夢見せてくれたらそれでいいし、
その役者がどんな私生活を送るかなんかには全く興味がなくて
それどころか花形の役者って
できるだけ私生活もええもん食べてええもん着て、
それを本物の贔屓の人たちに全部してもらって
自分は一銭も払わずそれについては全く気にせずさっと愛想だけして、
手のひらを返したようにあっという間に
その時に気に入ってる情婦の元へと行ってしまうんだろうなあと想像したいのです。

相撲とか歌舞伎とかを一般常識にあてはめて
いちいち小さい事言わないでほしいわ。
あそこあたりは治外法権にしてほしいんだけど。

あと2chやmixiニュースをみてたら
海老蔵なんて大根だから。。。云々と言ってる人もいますが
それもはっきり言ってあんまり関係ないというか
彼は成田家の御曹司で
その家でしかできない芸を持ってる人なので
あの美しい顔とあの生まれというか血筋(途中違う血が混じってるとかいろいろ言う人もいるけどもう、正当な御曹司なんだし)
その血筋が芸の一つなの。
よく通る声。
花道からでてきたら発光してるかのような花を持つ男振り。
それを感じれたらその日、ええもんみたなあと思って帰れるんです。
海老蔵主体の座長的な舞台でない限り
彼だけを見にきた訳ではないので。

私は

を 初めて海老蔵で見たときの美しさを忘れられません。

画像は探したけどお父さんのしかなかったw

なので私が彼にかけたい言葉は
顔をしっかりなおしてね
嫁の教育をがんばりましょう
酒は飲んでも飲まれるな(これは私も

ご趣味は?

お見合いのときに
ご趣味は?
って聞いたり聞かれたりするのは定番だし
履歴書にも
趣味とか特技とか書く欄があったり
とかく
あなたの趣味は何ですか?という問いは
相手の暇つぶしに聞かれる質問ですが
さて、自分は?と考えると最近答えに窮します。

昔、まだ青い頃は
読書とか音楽・映画鑑賞とか言ってましたが
大きくなればなるほど
自分よりももっともっと知識の豊富な人はたくさんいるという事を認識して
そう答えるのには甚だ自信がなくなります。

例えば私だと
最近はよく写真の事を書いたりしてますけど、
これは趣味かと聞かれるとなんとも頼りない。
だって、自分よりも教室に行ってる人は
そりゃーもっともっと写真を撮りに行ってるし
その費やしてる時間を思うと自分なんか
趣味でもないと思えてきます。

あと、美術館やギャラリーへ行ったり、映画を見たりを
フルタイムで働いている人たちや
まだ小さい子供さんの子育て中のママよりは出来てると思うけど
奥深い考察や蘊蓄があるわけでなく、
そして私ぐらいの人は掃いて捨てるほどいるし。

ここの日記にはまず書かない
お花のお稽古、これも古くは小学生から流派を点々としながら
今も1ヶ月に2回、続けているけど
花が大好きで大好きで。。。というのにはほど遠い。

あんなに好きだった歌舞伎も最近はテレビで見るぐらいだし。
(いや、テレビでも演劇を楽しめるのは
それまでの蓄積ある経験があってからこそだとは思うけど)

読書、これも
最近は1ヶ月に2冊読めばいいほう。

好きな事はあるけれど
趣味と言い切るほどのものって本当にないなあ。

特に音楽なんて知り合いにDJという人たちがいるおかげで
自分が何も知らないなあと悲しくなる始末。

永く続けている事と言えば
テレビでニュースを見る。
新聞を読む。
ネットにはまる。
SNSと親しむ。
ブログ的日記を書く。
ポッドキャストをきく。
時々洋服を買いに行く。
おいしいものを食べる。
お酒

そのぐらい?

この中で一番時間を割いているのは
ネット関係なので
もうネットと言っちゃおうか。
いや、これももっともっと知ってる人がいっぱいいるからなあ。

そのネットにふれているお陰で
分野分野に自分よりも情報過多な人たちがたくさんいることを
まざまざと見せつけられるわけで
この超えられない山を知った事が
趣味をなくしたことと関係があるのかも。

定年を過ぎて趣味を探す中高年のおじさまを
少しあれな感じで思っていたこともありますが
これからは私も自分の自信を持って言える趣味探し?
自分探しってそういうことなのかしらん?

2010/12/02

高速道路0円を使って舞鶴へ行くなら

先日、母が蟹を送るからいつがいい?


か・い・き・ん!

という電話がかかってきたので、それならとこっちから迎えに行ってきました。
蟹を!
舞鶴ではセコ蟹のことをコッペっていうんだけど
地元の人は内子と外子を食べるのが好きなんだな〜

ということで舞鶴です。実家です。
今なら高速道路は無料な
舞鶴若狭道、略して舞若道。
これを使うとどんな日も高速道路がタダなんですよね
神戸からだと北神戸有料道路と中国道ちょっとがお金がかかるのだ。
片道600円ほどかな?

そのおかげかテレビでも時々舞鶴のでっかい道の駅
とれとれセンター
を見ますが、舞鶴の人曰く、人が多い、値段が高い、
そんなにおいしくない、で地元には人気がありません。

そこでは魚屋さんがたくさんあって
観光客の人たちは
そこで買った物をおんなじタレでぬったりして食べてられるようですが
そこで満足するのはちょっと、待った!
というわけでそこへ行ってもいいけど行くなら
海鮮市場でなく、ほんものの道の駅へ行ってください。
そこには安くておいしい地の野菜がたくさん売っています
それを買ってみてくださいね。
海鮮市場は見てもいいけどスルーね。

それでランチ、何か食べたいと思うでしょ?
それも舞鶴らしいところで。
それなら
国道27号線をとれとれセンターから東舞鶴方面へ
赤煉瓦倉庫群

海上自衛隊 舞鶴地方隊
前の道を千歳方面へ

そこには関電の作った船を利用したプラネタリウムと
その横にレストランのある舞鶴親海公園があります
エムズ デリ 




ここは海を前にしながらレストランやカフェが使えるのですが
その前が海釣り公園にもなっているので釣りもできます。 

レストランは黒いハヤシライスがおいしいよ。
ここの景色はばつぐんで
この前も2隻の自衛艦が私たちの前を結構速いスピードで通り過ぎていきました。
正に、舞鶴らしい風景と言えるでしょう。

この日は天気がいまいちというか
山陰らしい雨曇の天気だったので護衛艦が見にくいね。

食事の後にまだ時間のある人は
引き揚げ記念館へ
涙なしには見る事の出来ない引き揚げ港の歴史を理解する事ができます。

さて、魚はどうすんねん。
せっかく舞鶴まで来たのに!
と お思いのあなた!

地元の人がヘビーに利用しているスーパー
バザールへ行きましょう


ここのスーパーの魚コーナーはとても充実しています。
お寿司も安くておいしいのが揃っているので
持って帰って食べるのならここで充分。
ちくわやかまぼこもおいしいよ。
もう少しデパ地下なみの高級鮮魚がほしいなら
魚屋 みずしま
http://www.sakana1.jp/

いや、寿司食べたいねん
という方は
一天張屋敷
http://ow.ly/3i7er

お帰りは
舞鶴若狭道路で無料でお帰りください。

安全運転でね!

2010/11/16

プレオープン

昨日、私の店の新店舗、BARのプレオープンをしました。
 いわゆる
練習の日ですね。

私からは
看板をデザインしていただいた某大御所デザイナーと
家具を購入した某大御所スタイリストご夫婦を招待。



結構、ええ店になったような気がした
昨日の夜でした!


正式オープンは

明日です。


2010/11/11

単焦点!かったよおお

ずっと買おうと思ってたんだけど
今、新店舗にむけてがんばってる自分へのご褒美に?
単焦点レンズを買いました

NIKKOR の35mm です
かわええ。だって小さくて軽くて使いやすいんだもん!

今日は外へ出ていて
一旦家に戻ったらアマゾンから箱が届いていて
その箱をもったまま、車に飛び乗りました。
助手席へね。
開梱して持ってた新しいカメラにその場で装着!

野暮用があったのでIKEAへ。
行く道すがらいろんな写真を撮ってみました。






以上3つは車の中から撮ったので構図はいわないでねw

店に帰ってからもぱちり 


新しい店のチラ見せ 




後ろはカウンターね

でもきっと一番このレンズのおもしろいのは
人を撮った時だと思うのよね

2010/11/10

ミレニアム2 3 見てきた

前に日記にも書いたスウェーデンの作家、スティーグ・ラーソンの小説、ミレニアムの映画2と3を2週に渡ってみてきました。

この世界で大ベストセラーになった小説は
スウェーデンの「ミレニアム」という硬派な雑誌社の敏腕記者、ミカエルと
彼を助けたり助けられたりする
天才ハッカー、リスベットを中心にした話



この小説の面白さは
いろんな書評で書かれてるのでそちらに任せるとして
この映画で感心する所を書きたいと思います。

どんな映画でも先に本を読んでしまうと
自分の脳内で再生された映像と比べてしまうので
どうしても失望させられる物だけど
この映画は珍しく読んだ後に見たのに
張りつめた気持ちで見る事ができたのです。

長編のドラマでもない限り、
作品のすべてを映像化することはできないので
映画は何を削るのか?
が、脚本の腕のみせどころ。
その点、このミレニアムは本を読んでて
そこは書き込み過ぎとかめんどくさいとか、枝葉であるという所ばかりを
ばっさばっさと削っていて
本を読んでいる私も納得したり
読むのがしんどい箇所だったなあと後から考えると頃が全く描かれていないのです。

例えば小説では「ミレニアム」の編集長は女性で主人公の記者と恋人で
だけど、その関係は不倫で編集長の旦那も認めている、
なんて説明するとめんどくさい所なんか映画ではばっさり、
編集長は1人ぐらしで記者とは理解のあるオトナの恋人同士と描かれているだけ。

また、そこは見所だろうと思う所は
痛さ、えげつなさを含めてしっかり描いています。
例えばレイプシーンや
斧を使っての暴力シーン。
映画館だけど声を出してしまうほどショッキング。

他にもそんな箇所がいっぱいあって、
北欧映画なので地味だけど、
エンターテーメントとしていい物をみたと思わせるすばらしい映画に仕上がってます。

読んでから見るか?
見てから読むか?
どっちにしても映画は神戸では今週で終わりなのでDVDになるけど
どっちからでもオススメですよと珍しく言えるそんな映画です。

作家のラーソンは第5部までの構想があったらしいのですが、第1部の発売も、シリーズの成功も見ることなく、2004年に心筋梗塞で急死してしまったのです。
なので、この3部でシリーズは終わり。
小説では続きを感じさせる作りになってましたが
映画ではその点は描いてませんでした。

実は、隠れた原稿が現れる事や
例えばPCに入っている原案などを誰かが小説化してくれる事を願っているのです

ミレニアム ウィキペディア 

2010/11/09

ピカソと写真

あまり日記には書いていないのですが
最近、よく天保山のサントリーミュージアムへ行ってます。
ご存知の方も多いとは思いますが
今年いっぱいで閉美術館になってしまう
サントリーミュージアム。
私は行った事のある安藤建築では一番気に入ってるのが
サントリーミュージアムだし、
あの海と夕日を見ながらワインを飲むのも最高だし、
日本最大のIMAXはあるしで
ちょっと離れているけど
そこもまたレジャー気分でいけていい空間だと思っていたんだけど、
さようなら。
寂しいですね。

閉館と言ってもその後日談で
大阪市に無償譲渡、収蔵品も貸与扱い、7億円の寄付付き!
サントリーと大阪市とで話がついたという事で
美術館として続いて行くらしいのですが、

この高待遇からしても
美術館の経営と運営は難しいものだと
ARTをメセナという観点からでも一企業がやり続ける事の大変さを感じます。
サントリーみたいに上場してなくて
ワンマンで文化を大切にする会社ですらこれだもんな。
そして、これからは大阪市がやるということで。。。。
その先は申すまい。様子見だ。

そのサントリーミュージアム閉美術館のため
ミュージアムショップでは過去の美術展の図録を格安で販売しています。

だいたい、私が近くで見る本でこれは高いと思うものと言えば
歌舞伎の番付(パンフレット)と
美術展の図録。
番付は買っても図録はまず、買う事がないんだけど。
だって、高いし!重いし!!

その図録が500円から1500円で!販売しているのです。

安いから買うのかと聞かれれば、そうなんですが!


 先日に行ったときは、
ロートレックのポスター展のと
日本のガラスの歴史展のと
ピカソと写真展
この3冊を買ってきました。

上の2つはプレゼントしたのですが
ピカソと写真展は自分用。

先日のマンレイ展以来、色々と調べてみると
一般の人がカメラを持って写真を取り出したのが
1900年頃。
もちろん、一部の富裕な人たちや芸術家、記者などであったわけですが
スナップショットという概念がその頃にできたそうで
(間違っていたらすみません)
つまり、スタジオから外へカメラが移動したのです。

その当時、新し物好きの人たちは、きっとこぞってカメラを手にしたのだと思われます。

ピカソもその1人でセルフポートレートを撮ったり
作品の過程を写真家に撮らせたり
写真というものの面白さに気づいたり。

「私は写真を発見した。もう死んでもいい。もう学ぶことはない。」
パブロ・ピカソ 1910年

と言ってるように
絵はがきの写真から創造したり アヴィニヨンの娘達
写真からデフォルメしたり    バイオリンのキュビズムの絵
モデルを撮っておいて後で制作したり 

















と、写真という新しい技術からかなりの啓示を受けているのです。

あの、多作な作品達が描けたのは
写真のおかげであると言ってもいいのではないかしら?
いちいちスケッチせずとも
1枚の絵はがきから構想を膨らませる事ができたのだから。

私が一番びっくりしたのは
有名なキュビズムの作品にもちゃんとモデルがあって
それを写真に撮ってる事。
空間にバイオリンを浮かせていろんな線と共に撮影したものもあって
びっくりした。
















ああいうキュビズムとかの写真って
感性とヒラメキのまま描いているのかと思ってたけど
ちゃんとネタ元があるのね。
同じ物を見たときにどう見えるかが芸術家と凡人の分かれ目なんだなあ。

この展覧会は1998年の6月に行われたもので
その当時の私が見たら面白く感じるかどうかは
わかりませんが、
行きたかったな〜なんて。
もしかしたら、行けない展覧会の図録をじっくり見る方が
心に残るのかもしれないな〜。


最後に、
きっと、美術館の倉庫には過去の図録がたくさん眠っているんだと
今回のサントリー閉館で思ったのでした。
例えば5年とか経った物はこんな風にSALEして売ってもいいのではないかと。
そうすれば美術館も潤うし
みんなも喜ぶし保管場所も減って、そこに新しい作品を入れれるのではなくて?

大人の深夜特急、天涯

twitterでは何度もつぶやいているんだけど、
沢木耕太郎の「天涯」が かっこよすぎます

かっこいい、なんて使い古された言葉でいうのもなんだけど、
この6巻からなる紀行写真集
副題からして
天涯
1 鳥は舞い 光は流れ
2 水は囁き 月は眠る
3 花は揺れ 闇は輝き
4 砂は誘い 塔は叫ぶ
5 風は踊り 星は燃え
6 雲は急ぎ 船は漂う
と、沢木耕太郎でなければつけることができない気障な言葉たち。

「私は旅をする」

「だが、私は旅をしていない。汽車にも乗らず、飛行機にも乗らず、船にも乗らず、ただ机の前に座っている。出発していない私には無限の自由がある」

という文章から始まる紀行文は
旅のスナップ写真と旅先での散文と
沢木の蔵書から選ばれた小説の中の旅について書かれた文章

彼の丁寧で品行方正でいてかっこよすぎる文体に
くらくらきます。

私はこの本をある新聞社の記者の方から
写真がいいよと貸してもらったのですが
旅の写真たち、この写真が美しい綺麗な写真ではなく
ピントがずれていたり動いてたりしてるのもあっても
それがまたかっこいいというか
カメラマンではない沢木が撮ったからでこその写真なのです。
中でも組写真といって何枚もの写真を組み合わせて楽しむ写真があるのですが、
1枚目ぼけてぶれて人物が写っている
2枚目全体をうつしている
3枚目ピントがちゃんとあって皺を深く刻んだイタリア人のおじいさんが写っている
という風に物語を感じさせる写真達、
これがいい。
うらやましいぐらいにかっこいい。

沢木と言えば
もちろん誰もが青春時代に通った道、
深夜特急ですが
あの、さ〜今すぐ私は旅に出なければ!と気持ちをかきたてられる本から
10年ほどたって書かれたこの本は
しっとりじんわり旅への欲求を感じる事ができます。

写真の横に書かれた散文がその写真と関係あるかと言えば
そうでもなく
いや、でもその世界観は繋がっているようで
ぞくぞく来ます。

旅について書かれた数々の小説たちの1シーン、
こんなにたくさんの本を読んでいて
その上ピックアップできる力、
本当に沢木本人がしてんの?編集者じゃないの?と思ってたら
この5巻の巻末の1/5ほどは全て旅についての講演をかきおこしたものになっていて
本を選んだ過程も話していて、
またまたその知の力がうらやましすぎるのです。
講演では彼の写真に対する考え方も話していて、
とっても興味深い。
僕はカメラには詳しくないので気持ちのままに撮ってるのです。
みたいな。
詳しくないのがかっこええな〜。

最近、新しいカメラになって2chでそのスレを見てると
アンチの人たちが、そのカメラの悪口を専門用語でいっぱい書いてるのを見過ぎたので
詳しすぎるほうが気持ち悪いんじゃないかと思ってたとこ。

ああ
この日記、何度もかっこいいと書き過ぎてヘタクソな文章なんだけど
他に思い浮かぶ言葉がないんよね。
みんなに読んで欲しいんだけど
かっこよさが伝わってないよね〜。

夜中のラブレターのような
旅からのエアメールのような 文章と
旅先でのきらめきの瞬間を切り取った スナップと
珠玉の小説たちのガイドとが
複雑にからみあった天涯。

昔旅に出ていて、
今は少し旅から遠ざかってる
私のような人がいたならば
ぜひ、手に取って欲しい
そんな本です。

天涯1〜6 沢木耕太郎 集英社文庫 


私の中で、深夜特急と共に
電子書籍化してほしい一番の作品です。

**********

天涯のマネ



















バーボンロックのグラスの向こう側に
旅した町の風景を見ると作家は言った。
思い出が自分の樽の中で熟成するのにどれぐらいの時間を要するのだろう。
普段の暮らしのあちこちに訪れた町を思い出す欠片は落ちている。
あの町で見た夕日を見る事はもう2度と出来ないとしても
何度でも夕日の中にいた自分を反芻する事はできるのだ。





















明日という日の長さは?
老人が尋ねた。
すると、今は亡い妻の若かりしころの幻影が答えた。
永遠と一日。
そこで映画は終わったが、私たちに一つの言葉が残された。
明日の長さは永遠と一日、であると。

沢木耕太郎 『天涯4 砂は誘い 塔は叫ぶ』

2010/11/05

1300年の奈良へ

いつもの?お深いメンバーに奈良の人がいて
平城京1300年祭の間に奈良オフをしようと、
朝の10時に奈良で!待ち合わせというハードスケジュールの中、
行ってきました。

奈良はいいね〜〜〜〜〜

平城宮跡には
テレビでもおなじみの
太極殿がどーんと鎮座ましましておられます。










 おお!
距離感がわからんな〜。
これは東大寺やバチカンを訪れた級にデカイのです。








それが、周りに高い建物も何も無い広い空の下で
どおおおんと
どおおおおおんと建ってる姿に
大きい物を見るとそれだけで感じるあの
ひれ伏したくなるタイプのの感動が。
そして、この建物はもちろん、最近たてられた物なので
ぴかぴかと紅色に輝いているのです。

中にも入る事が出来て(無料)
その大きさを実感したり、

















ベランダ(という名前ではないと思うけど)からの眺めが
それこそ下々の人たち、ごきげんよう。

















なんて言ってしまいそうな壮大さ。
パンが無いならケーキを食べればいいのよ!
アントワネットの気持ちすらわかる気がします。

少し遅れて合流した友人とは
朱雀紋前で待ち合わせ。
天平人気分ですね。
















その後、猿沢池から
興福寺へ。
ちょうど1ヶ月ほど前に行ったコース。
しかーし今回は五重塔にも入ってみました。
戦隊物やウルトラマンは仏像がモデルと言われるのが、本当によくわかる。
無抵抗に感じるかっこよさ。
48や東方神起じゃないけど、みんな軍団が好きなのね。
だって、かっこええもん。

こちらの建物達はもちろん古くから建ってるので紅色も錆びていて
安心して落ち着いてみる事ができます。
















お昼には
韓国料理を食べて
夜には奈良町の素敵な和食の店
(元、お茶屋さんだったという)へ行って、
奈良は早めに帰ったつもりだったのに、
家に着いたら12時を超えていたという、
朝から晩までとっぷり遊んだ1日でした。

途中に寄った春日大社がすばらしく、
友人が鹿と戯れたり
















浮見堂で
















ちょっと疲れて夕焼けの中で佇んだり










奈良っていいなあああああ!

奈良の人はなぜかあんまりふるさと自慢をしないけど、
もっとすればいいのに。
美味しい物が無いとか言わないでさ。
と、思いつつ、帰ってきたました。

あと2週間ほどしたら紅葉が美しくなるんだろうな。

奈良には秋が似合うよねと
柿食いながら思いたいそんな1日でした。

カメラは新しいのを持って行ったの。
レンズは広角を初めてつけて持って行きました。

カメラバック、ごめんなさい

新しいカメラD7000はまだあんまり触れてなくて
レビューはかけないのですが
一つ備品でかけることがあったので書いてみます。

このカメラ、事情があって
大丸から調達したのです。

デパート側は発売日の購入であるし、
お値段をひくことは難しいけど
そこはいろいろ備品で勉強させていただきます、
ということで SDカードとか高速ケーブルとかと共に
カメラバックを付けて送られてきました。

カメラバック!
カメラ好きのおっちゃんが肩から下げている
クーラーボックスを柔らかくしたような
あのバックです。

私は今までカメラバックのことを
蔑視、いえ
ディスってきたのです。
だって、いいやつないし、
おっさん臭いし
NIKONもPORTERと組んでいろいろやってるけど
高いだけでださいし!

大きめの一眼レフが入るバッグに
裸のまま入れちゃう自分が結構、かっこええとすら
思っていたのです。

でも、せっかく、貰ったし
NIKONの純正だし。ということで使ってみる事にしました

デパート特有の薄紙をびりびり破ると出てきたのは
結構かわいらしいサイズの
シンプルなバックだったのでした。
その上、私が普段使っているボッティガのバッグにも似てない事もないし!

後ろにあるのがボッティガねw

使ってみると
ファスナーで大きく開いてカメラを出し入れしやすく、
動かせるしきりもついていて、レンズを入れてもきっとええでしょう。
な作り。
(替えレンズを持って歩いた事はないんだけど)

やるな〜NIKON,
とキムタクばりに言ってみたくなる
そんな気持ち

次の撮影会のときは持って行きたいと思います

カメラバックの事、あほにしていて、
ほんと、ごめんなさいでした〜w



カメラは私のじゃないけど↑

D7000を買う

とてもおもしろいです。
D7000
夜でも高感度なので楽しめそう。

だけど、あんまり触れていません
もっと触ってからいろいろ書きたいとおもいます。

2chとか見てたらものすごくいろんな事に対して要望を言ってる人が多いけど、
私はそこまで詳しくないので、かなり満足しているんですよ。
詳しすぎると却って大変なのかもしれませんね。

フラッシュは全くつかってません
ISO 6400と 増感の24000で撮ってみました


ISO 6400


ISO 24000

2010/10/22

国立国際美術館へ マン•レイ展に行って来た

朝早くから
カメラ仲間の友人と
中之島の国立国際美術館へ行ってきました。

マン•レイ展知られざる創作の秘密


主目的ではなく副目的で!

マン•レイは
フランスの写真家 画家 彫刻家。。。
と何でもマルチにこなす芸術家
だと思ってたんだけど
実はアメリカ生まれのロシア移民の子だったのでした。
本名はエマニュエル・ラドニツキー Emmanuel Rudsitzky,
これをキムタクみたいに短くしたんだって。

彼はポートレート写真家として有名で
この展覧会は
彼の初期から晩年まで
年代順に作品を見る事ができるようになってます。

見た感想は
彼はセンスと頭のいい新しいものが大好きな小器用な人。
という印象。

まだ、写真がそれほどみんなのものでは無い頃に
写真技術を自分の物にした彼は
パリ中の芸術家のポートレートを撮ったと言われてます。
そして、彼らの作品を図録として整理するために請われて写真を撮ってます。
これもかなり興味深い。

デッサン力と設計力を持っていた彼の写真は
きっと他の普通のカメラマンたちと全然違ったはず。
ポートレートの並んだ部屋で
白黒の小さな写真を見ていると
ポージングや構図力から
その人の中身まで透けて見えるような気もします。
白黒だからこその光と影の計算と
欧米人だからこその彫りの深い顔。

これ、アジアンな私たちが並んでるよりも
かなり彫刻的で
かっこいいのは仕方が無いか?
横顔のかっこよさとか、
やっぱ
それだけで絵になるもんな〜
アジアな人たちはポートレートをart的に撮るには
真正面から毛穴まで見えるぐらいにリアルに撮らないと
その人の生き方まで写らないような気がする。

と、考えてたら一枚、磯崎新の奥さんのポートレートがあって
やっぱり
マン•レイが撮った写真のようには思えなかったな。

彼は絵で成功したいととても思っていたそうで
晩年、ベネチアビエンナーレで賞をもらってから
絵でも評価されると
初期の作品をリトグラフ化して大量に販売したというのが
なんとも写真的。

この国際美術館、私がいくときはいつも作品に関連した
ショートフィルムをやってるんだけど
今回も
彼の監督したシュールなショートフィルムと
奥さんが彼の死後、彼との思い出を彼と暮らしたアトリエで話す
ドキュメンタリー的なショートフィルムがあって
どっちもとてもおもしろかった。

特に奥さんのやつは
一番最後の方にあるんだけど
よくある
特別の美意識を持った芸術家のいろんなコレクションや自分の作品が
漫然と置いてあるアトリエ。
その中で
彼が象徴的に描いていた目を大きくプリントしたシャツを着た
昔は美しくポートレートで微笑んでいたけれど
もうおばあさんになった奥さんが
彼との愛の暮らしについて語っていく。
ニューイヤーパーティにかける2001とかたどったミレニアムサングラスみたいな材質のフレームが白鳥になってたり仮面舞踏会になってたりする紫やピンクの安そうなサングラスを代わる代わるかけていて
ある話が終わってアトリエを映してまた奥さんにフレームインしたら
そのサングラスが変わってるの!
きっと何か意味があると思うんだけどそれについては何の説明もないの。
なんかわからんけど、すごいキュート。
奥さんにもかなり興味を持ったんだけど
その映画を見てたら
きっと、マン•レイって
作品よりもその人そのものの方が面白いタイプの人なんではないかと思えてきた。
きっと、たくさんの芸術家達に愛されて
そのセンスよくて人たらしなところが
尾をひいていつまでも人に見られてるタイプのアーティストなんではないかと。
アトリエに飾られていた作品達には
この展覧会で展示されている物がたくさんあって、
キレイに整然と並べてられるよりも
あんな風にごちゃごちゃ置いてるのが正しい居場所だと
思ったのでした。

この美術館、
行った事ある人はびっくりすると思うけど、
針金細工の船みたいな大きなオブジェが地上にあって
美術館は地下深くにあります。
なんか、潜って行くのほど集中力が増すような気がする建築です。




























マン•レイ展を見たので
白黒でも撮ったりしてみた。
だけど、もともとがシルバーのオブジェなのであんまりわかんないかな?












小学生達が隣の
科学館に来ていて広場のところで大騒ぎしていて
かわいかったよ〜





2010/10/15

上位機種を買う。それと蛇紋岩

先日、家に帰ると
うちのおじさんがにこにこして
これ、買おうと思うねん。
と言ったのが、
なんと炊飯器。

なんでもテレビで特集をやっていたらしく
土鍋釜で高温でご飯を炊く
正規の価格が10万越え!する上位機種。


ちょうどエコポイントで帰って来たのもあるし。
それで!なんてニコニコ言うので、
私もいつも欲しいもの買ってもらってるし、
うちのおじさんは物欲が無い人で
欲しい物ってあんまりないから
これは買うべきでしょうと、ミドリ電化へ行ってみました。

でも
新製品過ぎてミドリにない。

それでもあきらめきれずにヤマダへ電話。
すると、まだ店には出してないけれど在庫はある。
それもかなり新製品とは思えないほどお安く値切って
(そういうの、うちのおじさん得意なんです)
購入することになりました。


特に、うちの炊飯器が潰れてたわけではないんだけど、
元々3万円ぐらいの低位機種だし
最近、ご飯を炊くときに蒸気機関車みたいな音がしてたし、
ま〜、時にはそんな贅沢もいいでしょうと。
毎日使う物だし。

なんでもその炊飯器は
土鍋釜になっていて火加減をものすごく調節できて
ものすごく高温に炊けて
おこげも出来るんですよ。

最初の日はちょうど日本産の松茸をもらったので
松茸ご飯を炊きました。
初日にふさわしい豪華さ。

そしたら、うちのおじさんは
それならおいしい米を買おうと 昨年買って熱狂していた
蛇紋岩米
を買おうと!!

説明しよう。
蛇紋岩米とは
養父市の八木川右岸で作られる米は、
うまいと古くから定評があり、よく調べると、
この一帯は蛇紋岩質の土壌でできていて
ここで作った米は通常の2倍以上含まれるマグネシウムやカリウムなどが影響し、
美味しいことが学術的にも定説!となっているという
スゴイ米のことである。

それも新米。

そして、炊いてみました!

低位機種と比べるとたしかにもっちりおいしいごはん!

炭水化物好きにはかなりヤバい機械です。

ただ、この釜、落とすと土鍋なので割れるらしく、
値段も何万もするそうで、
今から酔っぱらって落とさないか
落とした事を考えるとひやひやしてしまうのです。

写真は上位機種と蛇紋岩米
普通、こういうときに貼ってあるシールはすぐはがすんだけど
あんまり高かったのでありがたさを出すためにしばらく
貼っておくつもりw

2010/10/13

雲と空

前にブログでevernoteの事を書いたけど
こういう、自分のパソコンのハードディスクに情報を保存するのではなく
ネット上のサーバーなどにに情報を保存する事をクラウドコンピューティング、
クラウド と呼びます。


ですね。

私もメールは9割以上googleのGメールを使っているし
evernoteとか
Macのmobileme とか、
結構お世話になってるんですよね。
あ、このブログもそうですよね。
グローバルな企業が多いとはいえ、急に何か障害とか撤退とかになったりしたら
どうしようとかも思うけど、そういう考えに至ったときは続きを考えないようにしていますw

このクラウド、という言葉を読んだり見たりすると
青い雲にぽっかりもこもこした白い雲が浮かんでるのを想像して
ネットにむかっている中では珍しく心がすっきりします。
青空っていうだけで気持ちがいい。
そして
空や雲は誰の上にも平等ですもんね。

そういえば、先日参加したTwitBeat大阪にパネリスト
としてダウンタウンなんかの番組の演出をしている
西田二郎さんという方が参加しておられました。
http://twitter.com/jironishida

その時の話で、
彼が空の写真をtwitter上にたくさん上げていて、
フォロワーさんたちがいいですね、とほめてくれて
彼はハッシュタグを作ったそうです。
#twisora
ツイソラ

そしたら、いろんな人たちが
このハッシュタグを付けて次々と
空の写真をtwitter上にあげるようになったとか。↓
http://twitter.com/#!/search/%23twisora
twitterをあまり見た事の無い人にはわかりづらいだろうけど
アドレスが写真へのリンクです。

携帯からツイートする人が多いから空って
いい被写体ですよね。

私も空の写真を撮るのは好きです。
雲がおもしろいと撮っちゃう。
この夏は異常気象のせいか、雲がおもしろい表情をしてましたね。
絵に描いたような入道雲とか。

私も今度 #twisora やってみようと思ってます
(実はハッシュタグを付けるのがめんどくさいw