2013/12/31

宝塚映画祭で姿三四郎を見ました。

宝塚映画祭2本目。
続けて加山雄三の「姿三四郎」を見ました。同じく11/13日です。


加山雄三と言えば若大将ですけど、あの若大将の映画って今見るとすごいですよね。ゆーぞーの全能感。大学生でスポーツ万能で勉強もできてそしてモテモテ。スポーツも勉強も全くしなくても出来ちゃうんだもん!そして話にオチがあるわけでもなく、急に歌いだすし。。。あれって関西人にはわからん世界だよねえ。

さて、この姿三四郎は黒沢プロダクションによる黒沢映画「姿三四郎』のリメイクです。
もちろん、姿三四郎は加山雄三です!!

て前に、姿三四郎は超強い若き柔道家の話です。三船敏郎が先生の矢野正五郎を演じています。この矢野正五郎先生はつまり、、、、講道館の嘉納治五郎先生のことで、姿三四郎も実際にとても若くて強い柔道家がモデルだったそうです。
時事的に今の講道館や柔道界で起こっているあれやこれやも色々と思い出してしまいました。それから、嘉納治五郎先生は灘五郷の嘉納家の方なので、そういうバックボーンなども考えてしまいました。それぐらいあれやこれや考えられる程長い映画です。3時間ぐらいあったと思うw

さて、この映画でも加山雄三の全能感がすごかったです。そんなに練習してなくてもいつも強いし、オチのないところとか、(もっさりしている)女の人にモテるとことか。それから彼特有の性質だと思うんだけど、苦労人とは全く映らないところ。例えば、違う門下から矢野先生のところの道場に移っても人間関係には悩まないし先輩との軋轢もなくてあっという間に一番手に上り詰めちゃうのね。彼の辞書にルサンチマンて言葉はないと思う。それから、無から何かを悟るとことかもあったけど嘘っぽいのよね。そういう熟考して何かを考え出すような人には全く見えないのが若大将にぴったりな所なんだろうなあと思って見たのでした。
だから、この前に見た「野良猫」よりも「姿三四郎」のセットへの関心したりリアルさに感動したりはなかったですね。雄三がいるからどうも嘘っぽい、、、

色んな敵が現れるんだけど、最後に檜垣兄弟と決戦するところは、まだ敵が出てくるんか!、もう終われよと思ったんだけど始まると結構面白かったです。

見終わって感じたのは、姿三四郎よりも嘉納治五郎先生の人生の方が興味があるなあってこと。今、彼の伝記的な映画を作ったら面白いんじゃないかな。今の柔道への問題もあぶりだす感じで。誰か作ってれたらいいのになあ

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51 2013/05/08
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総括w
今年の1位、プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 。
何故かと言うと、この物語の分厚さを愛しているからです。そここで初めてディン・デハーンに会いました。衝撃的でした。クロニクル も見ました。宿命を見た頃はライアン・ゴスリングの方が好きでしたが、今はディハーンがかなり好き。これからの彼の映画をかなりみたいです。来年のスパイダーマンやジェームス・ディーンの伝記映画も楽しみにしています。なので、今年のベスト俳優賞はもちろんディン・デハーンです。来年ブレイクし過ぎてびっくりするなよ。みんな!

32位の 47RONIN まではとても好きな映画です。

反対に46位の ムード・インディゴ  以下は寝てしまったり私の好みではなかった映画です。

映画をあまり見ない人には パシフィック・リム と ゼロ•グラビティ をまず、お勧めします。
よく見てる人には見ていなかったら、プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命嘆きのピエタザ・マスター愛、アムールを見てください。見終わった後、エンドロールで動けなくなるはず。

そして、今年一番泣いた映画は、シュガーラッシュでした!

来年は80本は見たいな。ある映画館の株主になったので優待でもたくさん映画を見るぞ!


宝塚映画祭で野良猫を見ました

本当に遅くなってごめんなさい。
友達が実行委員をしている宝塚映画祭に行くのを毎年楽しみにしているのに感想が遅くなってしまいました。
行ったのは11月13日です

宝塚には昔、日本一大きな映画の撮影所、「宝塚映画製作所」があったという事から宝塚で毎年開かれている映画祭が宝塚映画祭です。今年でなんと14回目。
毎年、その年のテーマが選ばれてそこにあう映画たちと、宝塚映画製作所で作られていたり関連のあった古い邦画が宝塚の唯一の映画館、「宝塚シネ・ピピア」を会場としてたくさんかかります。

私はこの映画祭では古い邦画を見るようにしています。
去年みたのは女家族でした。知ってる街でロケをされた古い映画を見るのは懐かしい気持ちになります。その頃、うまれてなかったとしても。どうやら知ってる街の古い写真や古い動画を見るのが好きみたいなんですね。私。

でも今回の宝塚映画製作所の映画のテーマは「FAKE & REAL 美術監督、近藤司の仕事」だったので、セットのすごさを愛でる作品となっていて、そういう古い街を見るというタイプの映画ではありませんでした。

この日は2本見たのですが、まず、最初に
野良猫」。1958年作品

モノクロで森繁久彌と音羽信子の映画です。
飛田新地で出会う二人の話です。赤線廃止後の飛田の町に森繁久彌がほんっとうにボロでうらぶれた家で住んでいます。森繁は廃止前は立派な遊郭の主人であったんだけど、そういう仕事ができなくなってみると全く潰しの利かない男で、横町で猫を捕まえてそれを三味線屋に売ったりしてその日暮らし以下の生活をしています。そこに現れたのが、元、自分の遊郭で働いていて男と逃げ出して行った妓、音羽信子だったのです。
彼女の境遇は男にほれてでも、男にひどい目にあって捨てられてばかりで、その上オツムもあんまり良くないようで学習しないタイプのダメな女です。
ダメな男とダメな女が出会って、ダメ同士がダメになりそうになりながらも人が良くて悪い事のできない二人は強く生きていくしかないんだなあという映画。

森繁の絶妙な間とあかん男役の上手さ、憎めなさと音羽信子の身を持ち崩していても落ちぶれてはなくて根っからの下品には見えないかわいらしさ。見ていて自然と笑ってしまいます。

宝塚、関西で撮ってるらしくダイマルラケットや、ミヤコ蝶々南都雄二やエンタツのぴりっとしたお笑いも入っていてすごく得した気分になれます。

飛田の下町のセットがすごくリアルでした。特に女子プロレスの小屋やその横のどぶ川の感じ。女子プロレスがあの頃、あってああいうおっさんらが見に来ていてああいうたくましい女の人たちが演じて?戦っていたっていう文化を知ってちょっとびっくりしました。
全然違うけど、大昔の出雲の国の阿国も最初はあんな感じだったんじゃないかな?と勝手に納得してしまったのです。

森繁の映画をもっと見たいなあ。そして音羽信子はタカラジェンヌだったのに、ああいう汚れ役をやるっていうのが今だとありえるのかな?と考えたりしました。それから昔の芸人はおもろいなあ。

昔の邦画はおもろいです。

映画祭の楽しみは映画もだけど、その他の趣向もということで、私、映画泥棒になってみました。

似合う??

2013/12/21

ゼロ•グラビティをもちろん3Dで見て来たよ

今年一番の世界の映画のニュース的な映画、ゼロ•グラビティを見てきました。
もちろん!3D!です



外国?でのタイトルはグラビティだってよ!
重力ですよね。日本だとゼロが着いてます。無重力!

NASAのアメリカ人女性宇宙飛行士、サンドラ•ブロックが宇宙船の外で船外活動してます。命綱つけてね。そしたら、ソ連のある宇宙ステーションを爆破したとかで、その廃棄物がこっちへやってくるとの報告が入ります。

ここで問題なのが、無重力の宇宙だと動いてる物は全く止らずに最初のスピードのまま
こっちへやって来るんですよ!びゅーんです。だから超危ないの!
サンドラ•ブロックは同僚で多分上司のジョージ•クルーニーと一緒に船外活動してるんだけど、まだちょっと仕事あるねんって感じで余裕ぶっこいて宇宙にいるんだよね。危ないって言うのに。

で、宇宙ゴミがあっちからすんごいスピードでやって来た!あぶなあああああああああい!

でサンドラ•ブロックは宇宙に放り投げられてしまうんだけど、そこはオトコマエのジョージが助けるんだけど、またまた危機がやってきて。。。。。地球へ帰れるのか。。。

いやはや。
これは映画館で見るタイプの映画ですね。それも3Dで!
宇宙て恐いな孤独だな。でも恐いぐらいに美しいな。と思える映画です。

この映画ってサンドラ•ブロックが5宇宙が4ジョージ•クルーニーが1の映像なんだけど、このジョージ•クルーニーの使い方が超うまいの。よく映画に出てくるアメリカ人の危機に相対しても変なアメリカンジョークばっかり言ってるタイプの上司がジョージ•クルーニーなんだけど、ほんと、そのバカで軽い感じとか実は頼りになるとことか、絶妙なのよね。

この前のキャプテン•フィリップスでも船酔いした人もいるらしいけど、この映画も3Dで見ると宇宙酔いする人もいるんだって。
私は最近3D字幕でも全然大丈夫なので、そういうのは全くなかったですね。
思い出してみると昔、アリス•イン•ワンダーランドを初めて3DでそれもIMAXで見て目が疲れて気持ち悪かった事があったなあ。それから思うと3D技術も私の3Dを見る技術も上がったなあと思うのですw

この映画は3Dで、それも前から3列目より前で画面が視野100%で見て楽しむ映画ですね。90分なのでさらっと、ずばっと宇宙へ連れて行ってくれます。見た瞬間はそのカメラにびっくりして、しばらくしたら映画の意味を色々と思わせてくれます。女の人が再び生まれかわり自立する映画とも言えます。たくさんの解釈を短い中に見いだせます。

今、生きてたら映画館で体験する映画でしょ?

だから評価は、3Dで映画館で見てってば。IMAXならさらにええでしょ

   >すばらしい→映画館で見てください!   
   >普通よりもいい→DVD化されたらみてね   
   >普通→機会があったらみてください   
   >それ以下→微妙~~~


アメリカ版予告

この映画みて、E.Tを思い出したよ。
E.T. Phone Home
あの気持ち



2013/12/20

冒険者たちの2回目


今年の4月にも見ちゃったのですが、47RONINの前に午前十時の映画祭でまたしても「冒険者たち』を見てきました。

この映画、変なんだけどなんか好きなんだよねえ。

アラン•ドロンのかっこいい頃の映画を見ると半日ぐらいオトコマエの面影を引きずってしまうのですが、この映画もほんと、それ。

最初の飛行機乗りのやんちゃな感じ、コンゴに宝探しに行ってからの半裸でワイルドな感じ、金もちになってからのすっげーいいスーツを着てぴしっとしてる感じ。3度の素敵なドロンを楽しめます。

もちろん、可愛くて可憐で頭が悪そうでは全くない素敵なシムカス!でっぷりした男らしさ余裕のリノ•ヴァンチュラもみんないいんだよなあ。

あああああ。




よい映画ですねえ。

あの口笛の音楽もいいしなあ。(感想になってないw

2013/12/16

仮)2013 映画ランキング

1 2013/07/09
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15 2013/03/12
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17 2013/06/11
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18 2013/05/19
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19  2013/02/19
アウトロー、見て来たぜい
20 2013/10/27
地獄でなぜ悪いをみたよ
21 2013/06/11
ビル・カニンガム&ニューヨークを見たよ~

22  2013/07/26
23 2013/03/28
クラウド アトラス 見て来たん 
24  013/06/13
オブリビオン見てきた
25  2013/08/19
ローン・レンジャーも見た
26  2013/06/12
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27 2013/03/15
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282013/09/06
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29 2013/08/09
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31 47RONIN
32 トゥ・ザ・ワンダー
33 スター・トレック イントゥ・ダークネス
34 許されざる者(渡辺謙の)
35 LOOPER/ルーパー
36  L.A.ギャングストーリー
37 エンド・オブ・ホワイトハウス
38  ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
39 ある海辺の詩人~小さなヴェニスで~
40 ペーパーボーイ
41 ローマでアモーレ
42 キャビン
43 ある会社員
44 ウルヴァリン: SAMURAI

45 ムード・インディゴ うたかたの日々
46 ホワイトハウスダウン
47  天使の分け前
48 シャドー•ダンサー
49 東ベルリンから来た女
50 ハッシュ•パピー バスタブ島の少女

仮です。まだ見ます







2013/12/15

47RONIN見てきましたよ。もちろん3D吹替えで

近くとはいえ、赤穂まで行ったぐらいの忠臣蔵好きです。マニア、と言うのにはおこがましいですが、歌舞伎や文楽やもちろん時代劇で色々な忠臣蔵をみています。が、今回はまた変わり種、ハリウッド製の忠臣蔵です。実は、私、ずっと楽しみにしていたのです。(その日記)2011年から!

でも、様々な悪評がたって、いつ公開されるかわからないとか、お蔵入りとか言われたりしてヤキモキしていました。そして、やっと、今年、2013年の討ち入り辺りに公開の運びとなったのです!これは行かなくては!と映画館へ。しかし、2D字幕を見るか、3D吹替えを見るか。これがまた問題です。架空の混血のアウトローを演じるキアヌ・リーブス以外は全員が日本人と言ってもいいメンツなんですもん。。。。
まあ、2本立てにしたので、スケジュールの合う回を見る事にしたのですが、それは、3D吹替えでした。これ、出てくる人だいたいが日本人で本人吹替えなので、日本語と口があってないし最初ものすごく気持ちが悪かったです。欧米人ばかりの顔の映画の日本語吹替えの方が納得して見てるから見やすいですね。今回は特に菊池凛子が日本語下手な外人みたいな変な発音ですごく気持ち悪かったです。

さてさて、その映画


ばーん!47RONIN !

昔から慣れ親しんだあれ、松の廊下の「殿中でござる!!!」がありません。殿!ご乱心めされたか!!!時代劇からドリフのコントから、あの討ち入りの次に有名なあの場面、松の廊下がないんです。
ああ、今、日本じゃ人が入ってないって言ってるけど、松の廊下をやって、日本版の予告に入れなかったのは集客を考えたら大きなミスだと思うんですよ。。。
でも、浅野内匠頭や大石内蔵助や吉良が居ないわけじゃないんです。ちゃんといるんです。堀部もいるし確か大高もいるし、磯貝もいるし主税もいる!まあまあちゃんとしてるんです。血判状も作るし!
もちろん討ち入りもするんよ!
ただ、一力茶屋がないんよねえ。(遊郭っぽいのは出てくるけど)内蔵助が昼行灯なところ、好きなんだけどなあ。
まあ、それは置いといて、余談だけど今日、うちの立ち飲みの方のスタッフに、「今日、14日は討ち入りだからオススメのお酒は剣菱でね」と言ったら、超ぽかーんとされて、私は、「ほら、忠臣蔵の!』『四十七士の」「討ち入りの!」「播州赤穂の」「殿中でござる!」「遅かりし内蔵助!」とか思いつく限りの事を言ってみたけど、は?何語ですか?とか言われる始末。スタッフは20代前半だけど、もう、彼らには「忠臣蔵」は知識として入ってないんです。てことは、この映画、やはりターゲットはオジオバでしょう?となると、上に貼った予告ではなくて、もっと忠臣蔵らしいイメージばかりの予告編を作らないといけなかったんじゃないの?寄せ集めたら作れるんだし。ほんと、これ、失敗だよね。(討ち入りだから剣菱ていうのは、討ち入り前に剣菱を飲んで討ち入ったて言われてるからですよ)

映画としてみると、それほど悪過ぎることもない。んですよ。今年の1本!とは言わないけど、前のウルヴァリン:SAMURAIでも言ったけど、せっかくハリウッドが日本の文化に興味を持って超大金をかけて作った映画なんだから、映画というものを愛する人だったら行ってあげてもいいと思う。
ウルヴァリンよりも遥かに良いし、真田広之の使われ方もちゃんとしています。
キアヌ、ありがとうよ!w

この映画、忠臣蔵を知ってる人があはは!と突っ込み入れながら見るにしたら悪くないですよ!という事で、明日は47RONINを見て感想を語り合う会を友達とやります。
すごい楽しみだわ!

私の言いたい事は47RONINを語る会の後にまた書いてみたいです。

評価 は 、お客が入ってないらしいので見てあげてください。忠臣蔵を見てると正しい12月を過ごしている気分になれます

   >すばらしい→映画館で見てください!   
   >普通よりもいい→DVD化されたらみてね   
   >普通→機会があったらみてください   
   >それ以下→微妙~~~



アメリカ版予告




2013/12/05

悪の法則を見た

キャプテン・フィリップスを見た後に、楽しみにしていた悪の法則を見ました。



キャストは豪華です。マイケル・ファスベンダー、ブラッド・ピット、キャメロン・ディアス、ペネロペ・クルス、ハビエル・バルデム!最初から脇道にそれますが、ペネロペとハピエル・バルデムが夫婦だったとは後で知ったのですが、(知ってた?)この二人は恋人役ではなくて、ファスベンダーとペネロペが婚約者で、キャメロンとハピエル・バルデムが恋人役なんです。んで、見終わっていろいろ読んでみるとキャメロンの役を最初はアンジェリーナ・ジョリーにキャスティングしていたとかで、実際の夫婦と芝居上のペアをごちゃまぜにさせたかったんでしょうね。もちろんその内容も混沌としていて、1度見ただけでは理解できたのか。ふむ、、、。

去年見た裏切りのサーカスとかこの悪の法則とかの、雰囲気がかっこよくて、作家が有名で難しくて映画の内容も一筋縄ではいかない。観る者を選ぶ。通の好む作品というのは、わからんかった!(あっさり)って言うのって恥ずかしいって思いませんか?
この映画は、わからなくても、うーむ。いい映画だったなああ。この世界観、私は好きだよ。と何処かわからない方向を眺めながら呟く系の映画ですね。 わかる? この感じ。

この映画は、リドリー・スコット監督でコーマック・マッカーシーが脚本です。コーマック・マッカーシー、読んだ事ないけどw、彼が有名な作家でノーカントリーの作者ってのは知ってますよ〜w

で、主役はマイケル•ファスベンダーなんだけど、彼は道を踏み外そうとしている弁護士です。多分敏腕の。彼には夢中の恋人、ペネロペがいて、彼女のためにどんな欲望でも叶えてやりたいという気持ちだけで突き進んでいます。ここでポイントなのが、ペネロペだけど、彼女が今回は純真無垢な女なんですね。世の中の悪い事は知らないし知りたくもないという。これが、今までのペネロペの役柄にはない役なので、思い込むまでに時間がかかりますね。マイケルはある麻薬取引にかかわり初めます。これを仲介するのがハピエル・バルデムで、彼には悪女の恋人、キャメロンがいます。そして紹介される麻薬ディーラーのブラッド•ピット。マイケルはキャメロン、ハピエル、ブラッド•ピットからこの危険な取引に本当にかかわるのか、と何回も聞かれるけどその度、もう決めた。覚悟ができているというのです。だけど、この悪の取引を引き受けたという事がどういう事になるのか?そして一度動き出した悪はもう止らないという事を身をもって経験していくしかないのです。。。。。。んで、一番のワルもんは誰なの????

というのは外側だけの紹介ですね。繰り広げられる哲学的な会話。延々と続く会話だけど、余分な言葉は何もないのです。多分。私も今回はぼんやり見ずに真剣に見ていたんですが全てを理解できているのかどうか。ニ度三度みると全てが繋がってる事がわかるんでしょうね。
うーむ。いい映画だったなああ。この世界観、私は好きだよ。
とは、言っておきます!

評価 は 、DVD化されたら再度みてください

   >すばらしい→映画館で見てください!   
   >普通よりもいい→DVD化されたらみてね   
   >普通→機会があったらみてください   
   >それ以下→微妙~~~


アメリカ版予告
かこいー

キャプテン・フィリップスを見て来た

先週はカフェ仕事が5連勤という私にとっては忙しい毎日だったので24時間お休みの今日、映画を二本見てきました。

まず、キャプテン・フィリップス。



あまり前情報を入れずに行ったので、前に見たライフ・オブ・パイみたいかと思っていたのですが、全く反対の映画でした。

これは実話を元にした映画です。アメリカのコンテナ船「マースク アラバマ」の船長であるキャプテン・フィリップス。ものすごくものすごくでかいけど速度の遅いコンテナ船。全く武装せずにものすごく危険な海域に行くのが無謀ではないのかとは思うんだけど、コンテナはノロノロすすんでいきます。ソマリア沖を航海中、小さなモーターボートに乗った武装した海賊がどんどんこっちに向かってきます。あっちは小さいのに早いの。一度はやり過ごしたけど、又しても向かって来てなんと、簡単にコンテナ船にでかい梯子を使ってのりこまれてしまいます。その4人の海賊と向かい合うのがトム•ハンクス演じるキャプテン・フィリップス。立場は強者になったり弱者になったりして、うまく追い払ったと思いきや救助ボートに海賊一味と共にキャプテン•フィリップスは乗り込まされてしまい、人質となるのです。さてキャプテンはどうなる。。。。。

うちのおじさんが倉庫関連業なので、請求書を月末に作成するのですが、その時にコンテナ船の名前を書きます。MAERSK ALABAMA 。書いた様な気もするけど、、、。だから、なんか親近感勝手に感じてしまって、この映画、おじさんと見に行ったらよかったなあと思わせるぐらいの海と港の男の映画でした。フィリップを助ける為に出てくるアメリカネイビーのすごさも含めて。

ソマリアの海賊を演じていた4人のいい案配。あっちのキャプテンの虚勢をはってるけど実は弱そうなところや、気持ちの優しいのを隠している少年海賊、実直な操縦師、そしてものすごいマッドな男。こいつがいつ爆発するのかわからないぐらいにギラギラしていて本当に恐かったです。この映画はソマリア海賊側のバックグランドも割と丁寧に描かれていて、彼らの気持ちにも触れているところが良い映画じゃないかなあと思います。

ソマリア海賊のがりがりで目がぎょろぎょろしているのに相反して重装備のネイビーの特殊兵たちのプロの身体。隆々として鍛えられていてその上、厚い装備。この身体の差を見るだけでも彼らに勝ち目はないというのにもう戻れないんよねえ。。。

トム•ハンクスの演技はもちろんお上手です。上手なのがわかってるので迫真の演技でも旨いなあと思ってしまうのが彼の欠点かもしれない。特に最後のあたりの描写はすごかったです。

それと、感動巨編にしてないのがいい。泣ける話にしてないのがいいね


評価 は   男の人は見るの、おすすめです!もう1本見るならこれで!
   >すばらしい→映画館で見てください!   
   >普通よりもいい→DVD化されたらみてね   
   >普通→機会があったらみてください   
   >それ以下→微妙~~~ 



アメリカ版予告


2013/11/14

BEAT CHILDに参加してきた

前にも尾崎のLIVEのでも書いたけど、昔は映画化されたライブの事をフィルムコンサートって言ったものです。しかーし今はシネマLIVE、なかなかこの言葉に慣れません。
そしてシネマLIVEは特別料金です。今回は2500円だよ。あんまり高いので初めてtohoの映画館の会員券に自動で貯まっているマイルを使って珈琲をただで飲んでみました。

さて、このBEAT CHILD ベイベー、大丈夫か。は27年前に実際に熊本の野外で行われた日本初の野外オールナイトLIVEイベントの記録映画です。


1987年、この年にオープンしたばかりの阿蘇のふもとの野外劇場「アスペクタ」の杮落しとしてのイベントでそこに集まったあの頃のロックスターと7万2千人!の観客!


THE BLUE HEARTS RED WARRIORS 岡村靖幸 白井貴子 HOUND DOG BOØWY THE STREET SLIDERS 尾崎豊 渡辺美里 佐野元春

アーティスト名を見つめるだけで懐かしい気持ちになりますよね。

シネマLIVEは長尺で3時間ほどありました。普段、youtubeをみていてもすぐ飽きちゃって別の動画にしてしまう私なのですが、じいっっと見入ってしまいました。

多分前にも書いていると思うのですが、私は尾崎豊のファンクラブだったので、尾崎に関する公式に出ている映像は多分90%ほどは見てるはずと思います。(絶対数が少ないし)だから、今回はあの頃の尾崎以外のアーティストの映像がすごく興味深かったです。

中でも、RED WARRIORSは、高校生の頃の私に全然響いてなかったんだけど、

今、見ると、大袈裟にえろいんよねえ。全く感じてなかったなあw私もあの頃はうぶだったのかもね。

それから、THE STREET SLIDERS、

彼らの事はこの20年程、全く忘れていたけど(すみません)彼らって、ほんとにロッカーだったんだなあ

あと、久々にBOØWYを見て、あの頃、BOØWYがかっこ良かった事と、貸しレコード屋さんでレコード借りてラジカセで毎日聞いてた事を思い出した。

BOØWYはいつの間にか、ヤンキー的なかっこいいものになった気がして聞いてた記憶を封印していたような。今回見て、氷室氏のステージでのかっこよさや立ち居振る舞いに久々に惚れたよお

そして、(私の?)尾崎ですが、彼のリハーサルでのうきうきして芋っぽいとこ。破顔!で笑うとこ。そして、一転、本番のステージでのマジさ

この映像はBEAT CHILDのものだけど、すごい雨なのがわかるよね。

この日は記録的な雨で、今であったら中止されてしまってもおかしくないものすごい野外オールナイトLIVE。あの日にあそこに集まった7万2千人はチケットをとってしまった事を恨んだだろうけど、今となってはよき想い出にかわってるだろうなあ。

このLIVEは権利関係が難しくて、シネマライブ化は難しいと思われてたんだけど、震災の支援などのためにみんなでどうにかして、映画化したらしいの。さもありなん、なメンバー。今解散して一緒にやってない人たちがたくさんいて、亡くなった尾崎。

久しぶりにこうやってあの頃の青春を見られて、口ずさんで、ちょっと涙ぐんだな。
感動したけど、ナレーションが少々うざい。大変なのは何度も言わずとも伝わってくるのに。ラスト、明るくなって場内整理の放送と人々の足跡と少しづつ帰っていく人の列。それだけを淡々と映していったのでよかったのでは?

評価は、シネマLIVEなので、なしです!

2013/11/08

先日、友達と西宮のえべっさんへ行きました。
そこには、西宮の菊花会の展示があって、楽しくて菊を激写しました。
*この西宮菊花会のロゴは西宮の今竹七郎さんのデザインだそうです。完璧ですね  

実は、横木安良夫さんの菊の写真にかなり刺激を受けていて、まったりとエロく?撮ってみたかったのですが、難しかったです〜〜〜〜