2013/08/30

横尾忠則zoo

先日、メイとオイを連れて、映画:モンスターズユニバーシティに行ってきました。行ったのがちょうど神戸のHAT灘の映画館でそこでランチをしてから、そのまま上に上がって元 兵庫県立美術館、現 原田の森ギャラリーの中にある横尾忠則現代美術館に行ってきました。

今、開催中は
横尾忠則どうぶつ図鑑
YOKOO'S YOKOO ZOO

この展覧会では、ご近所の王子動物園から動物の剥製に出張してもらって、一緒に横尾さんの動物の描かれた絵とと並べるという展示になっていました。

でかいシロクマがいて、びっくりしたり、変わった鳥をみたりしながら絵を鑑賞できます。

横尾氏の絵を見る度に私は江戸川乱歩の挿画なんかを思い出してしまいます。おどろおどろしいというか。根が暗いというか。
だから、子供がみて、わあ、楽しいというタイプの絵ではないなと思ったのですが、ちょっと怖がっていてやはりその通りの反応でした。

美術館のロビーのところにミュージアムショップと大きなテーブルが用意されていていろんな廃材が置いてあって、それを使って子供たちに自由に無料で動物を作るコーナーがありました。この横尾動物園と連動したコーナーです。カップラーメンのカップとか、玉子のケースとか厚紙とかボタンとかたくさんのペンやマジックやはさみやなどなどなど。それを駆使して子供たちが自分の好きな動物をつくります。
その動物たちは家に持ち帰らずにロビーに子供動物園として展示されます。
彼らは象とうさぎを一生懸命作って(絵を見るよりもw)おもしろがっていました。子供たちの動物はかなりカラフルで楽しい動物園になっていましたよ。

夏休みにこういう子供だましでない展覧会をして大人も子供も一緒に楽しめるのはいい企画だなあと思います。
思います、が、子供の、いや、観覧者がとても少なくて淋しい気持ちになりました。
子供は無料だし色々遊べるし、とっても面白いとおもうのになあ。

夏休みの宿題に絵日記を書いてない子がいたら行ってみたらいいんじゃないかなあと思いますよ。


2013/08/28

ホワイトハウスダウン見ていた

忘れてたけどwホワイトハウスダウン。見てたのでした


先週の木曜日のこと。シネリーブル神戸でイタリア映画を2本見て応募するキャンペーンがあって、それで、なんと!ホテルモントレのイタリアン「サン・ミケーレ」のペアランチ券が当たったのでランチに友達と行ってきました。そして、やっぱり映画に感謝ということで、エグゼクティブシートでホワイトハウスダウンを見たのでした。
この映画を選んだのは少し前に、エンドオブホワイトハウスを見たからです。やっぱり、ホワイトハウスもの、どっちが面白いか見極めないとだめでしょw

この映画はローランド・エメリッヒが監督で、大統領がジェイミー・フォックスで、SP的に大統領を助けるヤツがチャイニング・テイタムです。チャイニング・テイタムは彼を見るたびに、まだ本編は見てないけど何度も予告編を映画で見ているマジックマイクをどうしても思い出してしまう。

↑これw
で、大統領のジェイミーはどうしても頭良い役が似合うとは思えないと前にジャンゴでも言いましたよね

とか言いつつ、最初のあたり、実はちょっとウトウトしてしまいました。イタリア料理も美味しかったし。ワインもね。だけど、ぼかーん!とホワイトハウスが爆発しだしてからでも全然話についていけましたよ。

SPになりたいけどなれなかったチャイニング・テイタムは娘を連れてホワイトハウスの見学ツアーに参加します。この娘がいい子で頭の回転が良くてホワイトハウスについて博学なの。これは、この前のエンドオブホワイトハウスでも大統領の息子がそんな設定でしたね。あの子はあんまり使い物にならなかったけど、テイタムの娘はすごく活躍しますよ。
そして、今回はテイタムだけでなく、ジェイミーの大統領もよく動きます働きますw一緒にこのテロに立ち向かうのです。ホワイトハウスの都市伝説的な色んな秘密を駆使して。

てわけで、そういう映画です。エンドオブより、ダウンの方がエンタメ率高めでギャグ多めです。で、エンドオブの時にちょっと、ダイハードみたいだなあと思ったけど、こっちの方が更にダイハード率も高めでしたw特に敵がw

という事で、私は今回のホワイトハウスダウンよりも、エンドオブホワイトハウスの方がホワイトハウス的に面白かったです!エンドオブの勝ちてことで!

評価は、
 うーむ。機会があったらみてくださいねん。DVDをダウンとエンドオブと2本借りてみるのもええかもね。

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~


アメリカ版の4分の予告編。これだけで充分内容がわかるかもw

2013/08/19

ペーパーボーイ見てきた。

シネリーブルに ペーパーボーイ真夏の引力 を見に行ってきました。お盆あけの映画館はすいていて、やっと平日映画館らしくなっていました。



この予告編を何度も映画前に見ていて、おもしろそう、絶対みにいこーと期待して行ってきました。

ニコール・キッドマンのビッチな美魔女としての完璧さ。いつもネオンカラーの洋服にぴちぴちか下着見えてるかにべっとりした化粧。20代の青年が惑わされる美魔女、童貞を捧げるのにはふさわしいエロくて下品な女です。少し前にシークレット・ガーデンで質の良い洋服を着こなした品がよさそうだけど満たされてない女を演じていたニコールを見た後だったので、いろんな女をどの役も美しく演じ分けられるなんて女優としてすてきだなあと思ったのでした

他にも、マシュー・マコノヒーやジョン・キューザック。それからアウトローでシドニー・ポワチエみたいだなあと思ったデヴィッド・オイェロウォ。中々の名優ぞろいで素晴らしい映画になりそうな予感。。。

なんだけど、思ったほど私には引力がなかったんですよね。

保安官を殺害したと死刑を求刑された男、ジョン・キューザック。殺人犯好きで刑務所に手紙を送る女ニコール・キッドマン。彼女と一緒に冤罪を晴らそうとする新聞屋のマシュー・マコノヒーとデヴィッド・オイェロウォ。それにくっついてくるマシューの弟のザック・エフロン。

中盤から終盤に沼の中へと行くと、その沼のどろどろして虫と湿気が多くてワニがうようよしているのがほんまにイヤな感じなんだけど、それ以外は普段から韓国映画のノワール物に見慣れてるのでぞくぞくとかこわああ!とか言うのは全く感じず、私でも終始スクリーンを淡々と見れるような映画に思えました。でも、映画が終わってトイレの洗面所で女の子二人が恐れおののいていた感想を言い合っていたので、私が慣れっこになってるだけかもしれません。

うーん。パシフィック・リムもう一回見た方がよかったかな?w

というわけで
評価 は  
 機会があったらニコールを見てもいいかも、くらいかしら〜?

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~


アメリカ版 予告

ローン・レンジャーも見た

パシフィックリムを見た後に、北米で大コケしたらしいローン・レンジャーを見てきました。
私は西部劇は好きですが、オリジナルのローン・レンジャーは見た事がありません。うちのおじさんから、ハイヨーシルバーとキモサベについてのちょっとしたレクチャーを受けただけでいってみました。


今、この予告編を見ると内容はこれで全部わかるよねw

無駄に長過ぎる!
途中寝てたorz
おもしろくない!
等の感想が多過ぎて全く期待していなかったのですが、
いや、そこまで言う程ですか???
私は充分千円で見るなら面白かったですよ!

見終わって色々とサイトを見たりしてると、ローン・レンジャー自体がアメリカでは誰でも知ってる古臭いヒーローで、そして設定が違い過ぎるのでアメリカ人はのれなかったのではないか説というのがありました。日本でだったら水戸黄門と助さん角さんを映画化して、水戸黄門がずるい人で助さんと角さんがひ弱と真面目とかにリメイクしたらみんな、あほか!古過ぎるし設定違い過ぎるやろ!になるでしょ?みたいな感じ?

でも、私はローン・レンジャー知識がないお陰でそんな雑音もなく、王道エンターテイメントとして楽しめました。ジョニデxブラッカイマーなら、パイレーツオブカリビアンよりもローンレンジャーの方がかなり好きですね。

私は列車アクションそのものが好きなんで、ラストのこれでもか!の列車アクションとその時に流れるウィルアムテル序曲がのりのりにさせてもらいました。ラストの20分だけはもう一度でっかいスクリーンでみたいなあ。あと、あの、西部劇の広大な赤い山と砂の大地をでっかいスクリーンで見る気持ちよさ。はるか〜なるレッドリバ〜バレ〜〜と子供の頃に歌った歌を口ずさみたくなってしまいますよ!

でも、結構ローンレンジャー世代のおじさんが見に来ていたので、北米的な気持ちになっていないかがちょっと心配です


昔のローンレンジャーはこんなんだったみたい

今回の映画は、ジョニデたちがやりたかった事をやらしてあげたということで、それはそれでいいのではないかと思います!(パイレーツがんばったからのディズニーのご褒美?
んで、アーミー・ハマーは善良な人の役しかできないだろうなあと今回も思いました

評価は
時間があったら映画館で見て悪くないと思います。でも、DVDで見る程でもないかなw大画面だからこその楽しさがある映画ですね

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~


アメリカ版予告。いいやん!

パシフィック・リム、行ってください

この前の土曜日に文系こじらしたメンバーの集いがあったので、それまでに見に行こうとパシフィック・リム、シネマズミントで見てきました。3D吹替え。15日の映画館はもーーーーのスゴイ人でチケットを買うのに1時間はかかるであろう状態で、私はその場で携帯でネット予約をしたのでした。ぜいぜい。そしたら、リムの3Dの劇場は1/5ぐらいの入りで、みんな何見に行ってるの?状態。来てる人はだいたいが男子でそれも30〜35才ぐらいの男子グループのこじらした系の人が多かったです。うふふ。会話がかわええ。何かにとりつかれてるように話すリム話。

さて、私はどうしてリムに行きたくなったかというとこの東宝特撮風予告を見たから



いやー。見たくなるでしょ?子供の頃、円谷やゴジラを見てる人なら誰でも!どうしてこんな昔風の予告編が作られたかというと、監督のギレルモ・デルトロが子供の頃にこういう怪獣映画や日本のロボット大戦アニメを見て育って今も怪獣大好きのヲタクだからなんです!だから、あのリメイクのゴジラみたいに私たちを悲しませる要素がまず、見当たらないんです。
私も弟がいて彼が見るウルトラマンやマジンガーZ的なアニメを見ていて、もちろん、男子のようにのめり込むように見ていたわけではないけど、この映画を見始めた最初っから私の脳みその右脳か左脳の奥深くに残っていた残像と記憶がフラッシュバックしてきて始終ニヤニヤしっぱなしでした。
最近、トランスフォーマーとかのでかロボットには結構目が慣れてたのでこの映画に出てくるイエーガーにもそこまでの驚きはなかったんだけど、怪獣のでかさすごさすさまじさおっかなさ速さにびいいいっくり!この映画はロボットももちろんかっこええけど、怪獣です。怪獣映画です。KAIJU!!
帰ってからいろんなサイトをみてたらギレルモ監督にアキバで怪獣のおもちゃを買ってもらう映像があって、その時に、怪獣をただ悪役だけでなく親しみをもって愛でている国は日本だけだ。日本は希有な国なんですよとにっこりしてたのに、超ほっこり。嗚呼だからなんだな。あの怪獣の格好良さは!!!KAIJU!!


↑この映像だよ。リンクが亡くなるまでにみてね。ギレルモかわええええ!

などと、くどくど私が言う必要はないけれど、この映画、でっっっかいスクリーンで見ないでどうするの?日本であんまり入ってないっていうけど、ギレルモ監督の日本物のリスペクト愛や怪獣愛を見届けてあげてよ〜!
君の怪獣の記憶を掘り起こしてくれるこの映画、3Dで見るのがお勧めです!


もちろん、普通の予告もかっこええ!



はい、評価は
ちょ!はやく映画館へ急げ!KAIJU!!


  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~



アメリカ版予告2


2013/08/13

桐島、部活やめるってよ、で一人桐島祭

去年、ずっと見ようとしたけど見れなかった映画。桐島、部活やめるってよ をwowowで見ました。
トヨザキ社長が原作の桐島を推していて、読もうとしながらずっと読めていなかったし、映画も元々邦画をあまり見ないので、見ようとした時は近くの映画館でやっておらず。悶々としていた中、wowowでの視聴を始めたのでした



タイトルにもなっている桐島は学校一のイケメンでスポーツ万能で勉強もできてモテモテの男らしい。というのも、実際には桐島は映画には出てこないのだ。ほとんど。ベン•ハーのキリストのように。彼は部活からも学校からも姿を消して、その不在が学校内を揺らしてゆく。
この学校世界から誰かが姿を消したら、こんなに大騒ぎしてくれるだろうか。例えば島田紳介不在ですら毎日テレビは何もなかったかのように放映されているというのに。桐島の存在感の大きさには驚くばかりで、そして彼の中での学校という存在の薄さよ。
あの学校に行っている時代というものは、多くの学生にとっては閉ざされた自分達の大切でそこしかない大きな世界で全てであると言っても言い過ぎではない。あの時分、私も、田舎の子であったし学校以外にも世界があることを深く知らずにやり過ごしていた。親よりも友達や学校が大事だった。でも、あの頃の学校で過ごした友達は今や隣にはいないし、思い出す事も忘れている。今となるとあの頃の友達より親の方が自分の事を考えていてくれてるのは明らかなのにね。学校とは、とかく狭い世界な事よ。というのを学校を離れて知る事よ。

wowowで見た後は、どうも高校生の話が自分と遠くにあるなあと思えて、私は年をとったんだなあと感じたのでした。見終わった後、桐島ツイートをしてたらたくさんの方が見ていて桐島話に盛りあがり、次の日に朝からまたwowowでやってたサニー永遠の仲間たちをみて、ボロ泣き!学生時代を思い出したい気持ちになってきて、キンドルで原作を買って、読み始め、同時に、wowowブラストの

やら 町山さんの解説やらを聞いたり

その他レビューなんかを読んで1人桐島祭。

サニーとの対比もおもしろくて、懐かしいと甘さと痛さとひりひりさを噛み締めたのでした。でも、サニーの方が共感できる。時代かしら?

それから、桐島キリスト説はあんまり唱えたくないけどね

ということで、おすすめです。なんて、私が言わなくても良い映画ですね。見たら感想聞かせてください

2013/08/09

モンスターズ・ユニバーシティ3D見てきました

メイとオイと一緒にモンスターズ・ユニバーシティに行ってきました。ピクサーはシュガーラッシュをこの春に一緒に見に行って以来です。もう、公開から日が経っているのでエグゼクティブシートのないシアターになっていて、画面も小さめでした。



モンスターズ・インクの前日騨であるこの映画。二人がどうやって友達になったのか?それは大学時代の話から始まります。ものすごく怖がらせ屋としてのエリートで天才!身体も顔も恵まれているサリー。頑張り屋の秀才だけどかわいいのでどうしても怖がらせられないマイク。この二人は最初は全然かみあわないの。エリートのサリーは勉強なんてできなくても俺だったらできるしさ〜!て態度でなめてるし、マイクはなんでも覚えてペーパーテストは1番でも実習では発揮できないという。
こういう時に出てくるのが、このエリート大学の学長。この学長は勉強一番主義で規律を求め過ぎる人、、、、ということで、はい、この前見たインド映画の、
きっと、うまく行く!
と設定や内容はだだかぶりです。

二人は学校からはみ出しものになってしまって、サークルで参加する怖がらせ大会に出場してみんなや学長に目に物言わせてみようと思っています。

だけど、彼らは所属するサークルがないんですよね。サークルっていうか、あのアメリカの大学特有の社交会?みたいなあれですよ。エリートからダメな子まで色んなランクがあるっていう。あれの、一番ダメサークルしか残ってなくて、彼らはそこに所属して怖がらせ大会に参加するんよね〜。そしてその結果は。。。。


大学の落ちこぼれ達ががんばる話として比べると、きっと、うまく行く!の方に軍配があがります。でも、ピクサー映画のキャラクターのすばらしさもあるし、一々アメリカの大学らしい小ネタやグッズもかわいいし!これ、ペアで見たらもっと楽しめるんじゃないかと思うんです。アメリカとインドの大学生の違いもおもしろいし。

だから、評価は
DVD化されたら、きっと、うまく行く!と一緒に見てくださいw

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~


アメリカ版予告
大学、楽しそう
マイクが矯正してるの、かわええ