2011/03/31

人類の進歩と調和

長らく書いてきた万博散歩も最終回。
いつ、行ったかというと20日なので、もう10日前ですねw
 私が生まれたあたりの日本って
元気だったんだろうなあと
自分が物心ついてない頃のことだったので
楽しく想像します。

この一連の日記の一番最初に貼ったこの動画の人たち↑
中でも、万博へ行くために2万円の積み立てで
郵便局が募集した万博へのバス旅行へ行く人達の
純真で屈託のない笑顔。
マヤの石像に帽子を取って深々と頭を下げるおじさん。
見てるだけで気持ちが和らぎます。

私たちはその後、技術革新という名の元、
大量に電気を使いインフラを整備し
親世代が真面目に仕事をして
この日本を作り上げてきました。
その上、私たちは溢れるほどの情報をあびて
取捨選択することも覚え、
また、発信する道具も手にしました。

人類の進歩と調和

あの70年のエキスポのテーマで
今振り返ると進歩はしたけど
人類は進歩したのだろうか
調和についてはを途中から考えない事にしていたのではないかと思います。

あの
中身がどうなってるのかが全くわからない原発を取り巻く
上層部の人たちは調和を考えてたのだろうか?
私たちは人としてよりよく考え進歩していたのだろうか

もちろん誰かみたいに
天罰とは言わないけれど
人類の進歩と調和について
今一度考えなくてはいけない時期に来ていることは確か。
簡単に答えがでる物ではないけれど、
私も流されないでじっくり慎重に考えて行きたいと思っているのです。

2011/03/28

知の巨人とお供した人 par2

その、ウメサオタダオ展ですう。

疲れておりました。
朝早くから広大な万博公園内を歩き回り、
3つの博物館を写真を撮りながら見て
4つ目です。

民族学博物館の中、別の入り口から
特別展示館へ入ります。
いつもある時ばかりではないのですが、
ここの特別展示館の企画展はとてもおもしろい展示が多いのですが、
このウメサオ展もとっても興味深い展示。

だけど、私は疲れて写真を1枚しか撮らなかったので
この公式の動画を

雰囲気がわかるでしょう?

ART系ではなくて
文化系の展示ってどうしても文字ばかりになるから
専門家でないと
全然おもしろくないものが多いんだけど。
「ウメサオタダオ展は文化系の展示としてはものすごく興味深い展示になっていた。フィールドノートやカードのコピーがラミネート加工してあって触 れるようになっていたり、先生の言葉が大きくぶら下がっていたり、もちろんオリジナルの資料も見れるようになっている。几帳面、そして知の巨人。」
↑と、帰ってきてツイートしてる。
正直記憶と気持ちが薄れてきたのでその時のアツイ気持ちを
ツイログから載せてみたw

先生の考案したカードもあって、
そこに感想を書くようになっていたんだけど
それも出来ずじまいで今となっては残念。

あそこだけをゆっくり見る事ができたならもっと深い感想が書けたのになあ。

先生の言葉には
はっとさせられる文言が多く、
そこがあそこまで人々を引きつける人であったのだろう。
言霊がそこには感じられたのでした。

最後に唯一撮った写真を載せておきます。


まとめはひつこいけど
また書くよw

2011/03/27

知の巨人とお供した人 par1

長々かいていますが
ばんぱく散歩つづき

今回の万博散歩の一番の目的は
ウメサオタダオ展へ行く事だったのです。

みんぱくの入り口に入ろうとした時

研究者と話そう。
「1981年12月、梅棹先生ご夫妻のお供をした
モスクワ•中央アジアの旅
話者:加藤九祚(名誉教授)」
との看板が。

みんぱくの中のその講演会場を20分ほど前に通りかかると
老教授風のおじいさんが若い研究者2人とぽつんとたっておられ
少し寂しそうな雰囲気。
もしかしてお客さんが来ないのじゃないかしら?
言葉には出してなかったんだけど
なんとなく不安にかられた私たちは
その会場へと始まる少し前に行ってみたのでした。
すると満杯の受講者!!
奇跡的に2席があいており、私たちはそこへ座ったのでした。

おじいさん教授が出てきて
旅のスライドとお話が始まりました。
んんんん?
私たちはウメサオ先生とのエピソードがたくさん語られるのかと思いましたが
老教授の研究発表?
というよりも
旅で見てきた物をあんまり上手くない写真で
ただただ説明する。。。みたいな。

親戚のおじいちゃんが海外へ行ってお土産をもらいに行ったら
写真をめちゃくちゃ見せられたような感覚?
それもあんまり興味のない トルクメンとかキルギスとかw
途中からは眠くなってうとうと。
まあ朝から活動してたし疲れも半端ない感じだったんだけどねw

梅棹先生のエピソードはどうしたん??
と思ってたら最後の10分ほどかけあしで
先生ご夫婦の写真を何枚か紹介しただけで終了。
ちょっと思ってたのとは違ったなあ。
体力回復はできたけど。
(しかしこの先生は民族学会では有名人だそうです )

その老教授、加藤先生の話を聞いていると
民族学って外国へ行ってお土産を買ってきてそれを並べて
旅行記を書くのと何が違うんだろう?
それをつきつめたものが民族学って言うんじゃないかと思えてきたのです。
昔は、外国へ行ける人は恵まれた人か頭のいい人かのどちらかで、
そんな遠い国の話を伝えることがありがたがれたのでは?
まるでおとぎ話のように。
最近は民族学は文化人類学に名前を変えているようだけど
今はネットもあるしweb上ではどんな物でも見れる。
そう考えると世界はどんどん小さくなるし
グーグルストリートビューでどこへでも行ける(ような気になるw)。
もしかしたら民族学は仕事を終えたのではないかしら?
と、ネットだけ見てたら思えそうだよね。

だけど、やっぱり世界に出てみるとブラウザ上で見てるのとは全然違うし
みんぱくに並べられた物達を実際に見ると
それたちが何かを語りかけてくれそうな気がする。
それがチープなものだったり
素朴すぎるものであっても。

これからの民族学は紹介者ではなくて
このグローバル化した社会の共生の仕方を
民族の違いを容認しながら考える。。。みたいな事をやっていくのよね?
違う?間違ってたら教えてw

みんぱく内はこの講演をはじめ
うめさお祭!で
民族学者 梅棹忠夫の眼 
って写真展とかもありました。

流石、民族学者。
人物の写真ばかり。いい顔です。

そして。その日最後の博物館。

ウメサオタダオ展!
みんぱくの別の入り口から入る特別展です。

2011/03/24

世界一周ぐらい疲れるけれど

ばんぱくさんぽ続き。

初代館長が梅棹忠夫先生であった民族学博物館は
万博に行けなかった私には
この博物館ができたことが万博の意義でもあったのではないかと
思ってしまうとても楽しい場所です。
ウィキによると
「1970年に開催された日本万国博覧会では、岡本太郎がチーフプロデューサー・小松左京がサブ・プロデューサーを務めるテーマ館に世界中の神像 や仮面、生活用品などを陳列するため、東京大学教授の泉靖一と京都大学教授の梅棹忠夫らが中心となって、世界中から資料を蒐集していた。










万博終了後に、「国立民族学博物館」の設置が決定された。1974年に改正国立学校法施行により、大学共同利用機関として創設され、梅棹が初代館長に就任した。」とのこと。あるべき所にある博物館です。

民族学博物館、通称みんぱくは老若男女が
文化人類学とか民族学とか
そういう難しい学問ことを全く考えずに楽しめられる。
そして、地球に住んでいる人々に思いを馳せれるところです。

何回も言ってるけど、とりあえず言いたい事はめちゃくちゃ広い。
元気でない時はやめたほうがいい。
圧倒的な物量とそれを補助するビデオテークとを交互に見ながら
その上、写真撮影可なので写真を撮りつつ
うろうろ博物館内を歩いていると
出口がないのではないかと思ってしまうほど。
今回も
全部見たな〜。
と、思ったけど館内地図を見たら
中国〜韓国〜日本の東アジアを全く見れてなかった。
見れてないけど、疲れてたから出てきたw
ってぐらいです。
(でも、本当は東アジアのコーナーもすごくおもしろい。
日本のコーナーでは祭りのゾーンとかアイヌの文化とかものすごく興味深いのよ。)

とりあえず地球は広いってこと。
たくさんの人がいろんなところで住んでるってこと。
そういうことを疲労と共に実際に体感したような気分になる場所が
みんぱくなのです。







 

 多様性を示すために?写真をどんどんupしてみました

日本のかっこよさ

万博散歩つづき。

万博には大阪日本民芸館 という美しい建物があります。

日本民藝協会のHPによると
『昭和45年の大阪万国博覧会に「暮らしの美」をテーマに日本民藝館が出典参加。万国博終了後も引き続き昭和47年に開館、現在に至っている。
収蔵品は、約4500点。個人作家作品を中心に収蔵している。
日本民藝館と大阪日本民芸館の収蔵品を中心に展示替を行い特別展を開催。 』
民藝の本家本流、初代館長が濱田庄司で現名誉館長が柳宗理という
本物中の本物です。

ここに民芸館があるのは知っていたのですが、
いつも先にみんぱくへ行ってしまい、
へとへとに疲れて
たどり着くことができずにいました。
なので、初めての来館です。

どしりとして静かな門構え。
墨の黒と漆喰の白。
たっぷりとした大きさの鉢と壷。
茫々として素朴なしつらえ。
館内に入るまでのアプローチに足を踏み入れただけで
民芸館のセンスの良さにひれ伏したくなります。




ちょうど民藝運動の作家達の一人、
芹沢銈介展をやってました。 

彼の名前は知らなかったんだけど、
作品を見ていると既知の作品がいっぱい。
型染めで沖縄の紅型を洗練させた雰囲気で民藝ぽいなあ(うっとり)
と 思ってるやつ、
今、あなたの頭で変換されたもの。
それは全部、芹沢銈介の作品である、と言っても過言ではありませんよw
(ちょっと乱暴?) 


作品達はとても身近な美しさがあり親密さをもって眺める事ができます。
展示されているケースが棚状のものも
ガラスケース状のものも、
立派な欅で美しく、反対から見ても棚の裏側まで丁寧な仕事で
日本の建具師の立派な技を見る事ができます。
(館内の写真は不可)

民藝運動とはファインアートだけに目を向けるのではなく、
無名の工人の作になる日用雑器にこそ美しさは宿るということを提唱した運動で
収集された作品には
真面目な日本の(ある年代までの)職人の腕の確かさの中の無欲の美を
感じる事ができます。


身の丈にあったというか
無駄のないというか
格好をつけない「にっぽんのかっこよさ」がそこにはあるのです。


これは私たちが近年、忘れてしまった
いや
忘れようとしていたことなのかもしれないと思ったのでした。

しかし、民芸館のミュージアムショップの充実していて
家の近くにあったら反対に物欲だらけになってしまいそうな
品揃えでした
(反省

民藝の作品たちは同じ感性を持った私たちを
あたたかい優しい気持ちにさせてくれます。
万博公園に寄られたときは
ぜひ、こちらも眺めてみてください。

2011/03/23

万博うまれ

私は万博の年にうまれたので
万博は映像でしか見た事がない。
万博の映像はエネルギッシュでぴかぴかで
遊びに来た人たちの顔は満面の笑み。




この映像すごいいい。
この時代に行きたかったな。

今はその場所は万博記念公園となって
大好きな民族学博物館はじめ、博物館が3つもあるんだよ。
でも、そんなイメージないよね。
美術館は結構あっても
あんなにたくさん博物館が建ってるとこって関西じゃ珍しいから
もっと知の宝庫みたいな宣伝もすればいいのにと思う。

そんな万博公園へ久しぶりに日曜が休みになったので
友達と一緒に遊びにいきました。
長いので私も何回かにわけようかな。

さて、万博公園には唯一のパビリオン
鉄鋼館(日本鉄鋼連盟)が残ってます。
これは万博後、倉庫となっていてその中には色んな昔の機械を保存してたんだけど
それを反対の中、撤去したとのニュースを見た事があります。


その後、リニューアルされて
EXPO'70 パビリオン』として万博の歴史を展示する記念館になりました!
朱赤な廊下にたくさんの資料と映像が。
始めは設計図から開幕→熱狂→閉幕
と歩いて行くとその時の興奮が伝わってきます。
閉幕の映像が流れている最後のコーナーでは
すっごい寂しくなってしまうぐらいに。


この鉄鋼館の万博当時の名物は
スペースシアター!

 これが復活して見る事ができるようになってます。
これはなんていうか
あの当時の
未来感
宇宙感
なんでしょうね。
今ではホラー映画の殺される前に流れる
キュンキュン響く音とレーザー光線。
youtubeを見てたら当時の模様があったよ。 


うわー。楽しそう。
今のパビリオンでは上の方のガラスケースの中からしか見れないんだな。

今回の万博公園行き。
実は、この旧鉄鋼館に太陽の塔のオリジナルの顔
あれが展示してあるというので
それを私が見に行こうって言って決行されたわけなのですが、 

それよりもこのエキスポ館の展示の面白さに
かなりやられた〜。
あの頃の日本っていいなあ。
最近、地震の映像ばかりを見ていたのでこういう日本の明るさに
かなり癒されました。
そして、この頃の力強さと向上心をみんなが思い出せば
もう一度真面目に一丸となってがんばっていけるのではないかと思えたのです。

続く

2011/03/19

不謹慎すぎる思い出

結婚してあんまりお金がなかった頃、
旅に出たかった私はとても小額で旅行へ行けるツアーを新聞の広告で見ました。

それはバスツアーで確か2千円ぐらいで行く
若狭湾の海の幸と原発を見学するものでした。
10年以上前のことです。

朝早く三宮の駅で集合し
レストランで海の幸を食べて
確か大飯の原発へ行くものでした。

福井県の若狭湾には原発銀座と呼ばれるぐらい
関西の電力の大部分をまかなう原発が並んでいます
あの悪名高きもんじゅを含めて15基。
そのおかげであの辺りは関電からの補助が出ていて
分不相応な建物がたくさん建っているのです。
もちろん、このツアーにも関電の補助があったんだけど。

原発に行くと
まず大きな見学用のホールで
原発の仕組みの動画をみたりします。
結構かわええ女子のコンパニオンみたいな子が案内します。

その後、バスに乗って
たくさんのたくさんの金属の門を通ります。
門と行っても観音開きでなく
SF映画みたいに
金属でぴったり合わさっていてそれが左右に開きます。

何度か門をくぐって
そして原発の中へ入るのです。
あのときはよくわかっていなかったのですが、
今、テレビで何度もみてる図から考えると
あの1号機とかの箱の中へ入ったようです。

その時に
きっと、この中で核融合が起こっていますって事を
説明されたのだとおもうのですが
全く覚えてません。

だけど、ガラス越しに
すっごい青くて美しすぎるプールを見たのです。
透明度がものすごくて
棒が何本も沈んでいました。
まるで、泳げそうなブルーのキラキラしたプールでした。
いや、ほんと、
その水の美しさが恐いぐらいだったのです。




それが今回のあのプールです。
使用済みの核燃料の棒を沈めていた。

あの恐いぐらいのきれいさに、何かあるんじゃないかと
ずっと忘れられなかったのです。
でも、きれいだなんてそう思った自分が今となっては恥かしい。
あのツアーに行ってしまった事も。

実家の舞鶴は若狭湾の隣にあるので、
原発の事を考えると恐くなります。

安全神話とか絶対の安全なんてない事が今回の事故で証明されました。
原発は安全に動いてその勤めを終えたとしても
それから何十年もその原発を隔離して置いておかないといけないとか。
これからこの何十基もの原発を未来のたくさんの誰かに託して
ずっと安全にそのままにして置いてくださいとお願いしつづけなければならないなんて。
例えば少し前の話どうやって戦争に突入したかという、すごく大切な事柄ですら諸説あったり記録がなくなったりしているのに、
その「ずっと安全にしておいてね」って注意をわからせ続けることができるのか?

今も放射能のなかで命を顧みず
働く人々。
デマを含め、いろんな情報に恐れる近くの住人たち。

早く原発の事故を解決する、すばらしいアイデアが出ますように。
早く心の平穏が原発の周りの人々に訪れますように。

そうしないと、復興への取り組みに集中できないと思うから。

その時のSNS力 補足 携帯編

 twitterを共有する作戦の一環として、
うちのおじさんにtwitterを教える事にしました。

iPadを使いだしてからPCを触らなくなったうちのおじさんは
やっぱりケイタイでやるのが一番じゃないかと思い、
彼のケイタイ番号でIDをとることにしました。

PCで私がアカウントを登録し
その際彼の携帯番号を入力したところ、
twitterからの確認メールが携帯にやってきました。
しかし、なかなか承認できません。
いろいろ調べた所、
PCで登録した人はPCで
携帯ので登録した人は携帯電話で
承認をしないといけないのです。
そうなった場合、承認する方法はあるのですが
ややこしいのでここには書きません。

だから、
携帯電話でtwitterを主にする人
(PCをあまりつかいそうに無い人)は
携帯電話のモバツイッター(twitter公式のモバイルサイト)から
アカウントを取得してください。

または
フリーメールを取得してそれで
PCからアカウントを取ってあげください。

わかりましたか〜?

2011/03/17

その時のSNS力

ちょうどあの地震が起こった時でした。
私は大阪にいました。

私はその時カメラをかまえてて
だけど焦点があわない
なんかクラクラしてるなと思ったんだけど、
それが地震だと想像できなかったんです。
いた店が地下にあるのもあったのかもしれないけど。
後でtwitterを電車で見て、
愕然。
そんな事が起こったのかと。
自分の呑気さと危機管理能力のなさに嫌気がさして、かなり落ち込みました。

阪神大震災のときに、
もし、こんな地震が首都圏であったら!、みたいなシュミレーションが
どれほど関西の人を傷つけたか。
それは自分も体験したしわかってるのですが、
今回、色々と考えた事を少し書かせてほしいのです。

よく言われる事に
ケイタイ•電話が通じなくなかったが
twitterやfacebookそしてmixiは見る事が出来た。

阪神大震災は、まだ携帯電話が普及しておらず
そしてインターネットもまだみんなのものではありませんでした。
起こったのが95年。
Windows98が発売される3年前です。
そのため安否確認を始め、情報を得るのはテレビかラジオでした。
あと、臨時に設置された公衆電話など。

しかし、今は誰もがケイタイかスマートフォンを持っている時代です。
もちろん、それは、持ち出せればの話ですが。
また、今回、電車が止まったので帰宅するのに長時間歩いて帰った人も多い。
だけど、電話やメールが繋がりにくい状態だったとか。

その時、家族や大切な人に連絡が取れたらどれだけほっとするか、
そして反対にケイタイがあるのにとれなかったらどれだけ心細いか。

今、電話、メールの次の第3の道として存在しているのが
SNSです。
このmixiやtwitter,facebookなど。
もし、ケイタイの電池があって電話は使えないけどネットは使えたら?
つながっている人との個人的なメッセージも送れるし
日記やツイートを掲示板のように使って自分の無事や居場所を知らせる事もできる。
それだけでなく、新しいニュースや情報を得る事もできる。

そう考えるとその時にSNSがあるかないかで
かなりの情報格差が生じます。
つまり、今、これを読んでる人はSNS力があるので大丈夫だけど
あなたのお母さんは?
パートナーは?
子供さんは?

自分の事を考えても、うちのおじさんはやってないし
舞鶴の母もやってないな。
近い人とのSNSってすごい恥ずかしいというかめんどくさいというか
そんな気もするけど、今回見てたらそうも言ってられないなという
気持ちになってきました。

そんな事を考えてたらあるツイートに出会ったのです。
それは一つのtwitterアカウントを
家族で共有するというもの.

例えば 「家」の twitterのアカウントを一つ用意する。
そしてパスワードも一緒に、それを家族全員で共有する。
プライベート使いにして鍵をかけておく。
そしたら、みんながどこからでもツイートできるので
家族の非常掲示板として使えるよね。
首相官邸(災害情報)
http://twitter.com/kantei_saigai や
その市のtwitterなんかもフォローしておいたらいいかも。

これって一番シンプルで無料でいいんじゃないかな?
ただ、難しいのはある程度以上の年の人だと
twitterの仕組みや使い方を教えるのが大変だということ。
家族にPC関係教えるのって一番イライラするし。

と、思っていたらこれもまたツイートでこんなのが流れてきた。
親が高齢やガンコでtwitterを使えないとしても
携帯でもtwitterが使えるようにしておいて
IDとパスワードを親の財布とかメモ帳とかに入れておく。
何かの時にはそれを使ってくれと伝えておく。
そしたらその時に近くの若い人がきっと助けてくれるから。
この善意を信じる方法、よくない?
とってもあったかい方法だと思うんだな

2011/03/09

ヒアアフター見てきた

毎月1本は映画館で映画を見るという目標。
先月はぎりぎりだったので
今月は早めに行っとく〜。
だけど今は映画館は豊作で見たい物がいっぱい
ヒアアフターでしょ
英国王のスピーチ
それにこの前予告編でみた アレキサンドリア
シネリーブルの ヤコブへの手紙 もよさそう。
あと、今月に公開する ファイターも見たい〜〜。

その中ではヒアアフターは上位ではなかったんだけど、
映画好きのお客さんが感想を言い合いたいらしく
まだいってないんか〜?
とかうるさいのでw とりあえずヒアアフターに行ってきました。




公式サイト http://wwws.warnerbros.co.jp/hereafter/index.html

英語をカタカナにしただけの和題でしっくりこない物って多いけど、
これもそうじゃない?
hear after 来世とかの意味らしいんだけど
題名からくるインパクトが全くないので
しばらく、何の映画なのかわかんない人、
いたんじゃないかな?
題名はテーマと繋がるのでわかりやすく噛み砕いてほしいと私は思います。

パリ
スマトラ沖地震の津波をモデルにしたと思われるすごい津波で
フランスの有名ニュースキャスター女子が南の島で波にさらわれて
危うく死にそうに。臨死体験を経験してパリに戻ってくる。
その後、何もかもにバランスをなくしてしまっている

サンフランシスコ
霊能師のパワーをもつマット•デイモン。
しかしこのパワーを呪われているとすら思い、使いたくない。
だけど、噂を聞いた人たちがみてほしいとやってくる。
彼はそれは断って、工場で働いている。
普通の人になりたいと思っている。

ロンドン
ジャンキーの母親と双子の小学生の兄弟。
双子の兄が交通事故で亡くなり弟は悲しくてその上、里子にやられてしまう。
お兄ちゃんに会いたくていろんな霊能師を訪ねるようになる。

バラバラに知らずに暮らしている
3人がある所で重なる話。

この映画、これがテーマです!!
と はっきり伝えるのではなく
ぼんやりと語りかける映画です。
この映画、評価が分かれているのはこうそうところかな?

来世があるのか?
死者と話ができるのか?
臨死体験とは?
死者のことばかりを考えている人がどう立ち直るのか?
特殊な能力を持った人がどう生きて行くべきなのか?

イーストウッドが監督で
マットデイモンが主役。
私は2人が好きだけど評価がどうもあんまりよくないので
辛目に見に行ったけど
そんなに悪い映画だとは思わなかったよ。

キャスターが臨死体験をする津波の場面の映像のすごさは
(確か)唯一、アカデミー賞の映像部門にノミネートされてたけど、
流石。圧巻。
声を出しそうになるぐらいの緊迫感。
津波に襲われて急流の中、色んな漂流物に何度もぶち当たりそうになって、
大きな幹の木が横たわってるのにしがみついて
はぁはぁと一息つくかつかない間に
後ろから流されてきた車に頭から全身を強打されて海の中へ落ちて行き
障害物の中を漂いながら意識が遠のいていくシーン。
観客はびびるしかない。
こわい。自然の力の凄みを感じる場面。

一方、デイモンは自分を変えようと
イタリア料理教室へと通うんだけど、
その教室がなんともおもしろいの。
太っちょのシェフは
食材を各調理台の上に置いてその横に赤ワインをたっぷり。
楽しんでやりましょうと音楽もカンツォーネ。
2人でペアになってくださいと美女と一緒に料理をつくるんだけど
なんか、やけにエロいの。
味を理解する勉強とか行って
アイマスクをしてペアの片一方がスプーンで課題の食材を食べさせて
その食べ物は何なのかを当てるゲームをさせるんだけど。
そこがやけにえろーい。
無駄にエロいw

他にもいいなあと思う所はちりばめてあるので、
ぜひ、見てみてください。

こういう死後の世界とか死ぬとは?とか
考えてしまうところが
イーストウッドの年齢なんではないかと。
あんなに偉業を成し遂げた人でもいつかは死ぬんだし、
だけど、死んだらどうなるとかそういう彼の死生観を提示しておきたいと
思ったんじゃないかな?

生き急ぐように次々といろんなジャンルの映画を監督する
イーストウッド。
彼には長寿と健康を与えて欲しいと
一映画ファンとして切に願います。

最近定番になってきた向こうの予告編もup



こうやって、海外の予告編を当たり前のように見れるようになったのって
よく考えたら最近よねえ

程度の低い(私の)英語の話。

この前のポストクロッシングの日記のとおり、
英語でポスクロをやっています。

英語を使うのは
送る相手のプロフィールを読む。
ハガキを書く。
届いたはがきのお礼のメッセージをネットに書く。

この3点。



だけどですね。
これが生活に組み込まれていると
英語を読むのが面倒くさいという気持ちが
大分軽減されます。

これは私の中では画期的なのです。

相手に対して何かを伝えようとかそのハガキの内容を読み込もうとか
熱意をもってやってると
私みたいな中二英語でもレベルは変わんないけど
気持ちが変わってくるんですよ。
ほんとに!

だから例えば
twitterや好きな選手のテニスの観戦レビューなど
英語で中文(短文と長文の間ぐらい)ならあまり抵抗なく
読めるようになりました。
今までは読む気もなかったんだと思うんですよ。
アルファベットは見えてても意味を変換しようとしてなかったって事みたい。

テスト問題を解くのと英会話教室以外に
誰も私宛に英語で伝えてくれなかったから、
真剣に読もうとしなかったって事だと思うの。

だから、今、中2以上の子供がいたら勧めて欲しいわ!
ポスクロを始めたらきっと英語の楽しさがもっと、もっと感じられるんじゃないかなあ。
中二というか中二の英語レベルがある子だったら
小さくてももちろん大丈夫だと思うよ。

手書きの英語を判読するのが難しかったりするけど
そこもパズルみたいに楽しめるんじゃないかなあ。

最近届いたのでおもしろかったハガキ。

送ってくれた人の友達の書道展の自作写真のハガキ from TAIWAN


送ってくれた人が好きでよく行くフレンチビストロのフライヤー from GERMANY

私がプロフィールにあなたの国のartの絵はがきを送ってくださいと書いてて
送ってくれた人が私はそんなハガキがないから作りましたと
絵はがきにブッシュ夫妻をコラージュして送ってくれたもの from USA

2011/03/07

Postcrossingが結構好きな話

何度か書いた事がありますが
英語上級者の友達から誘われて始めたPostcrossing.
結構続いています。

Postcrossing
略してポスクロは
簡単に言うと世界中のメンバーと絵はがきを交換するサイトで
登録はネットでするのですが
絵はがきを送ろうと決めると
システムがアトランダムに
どこかの国の誰かのプロフィールと住所と識別番号をあてがってくれます。
その誰かのプロフィールを読んで
その人の好きそうな絵はがきを選んで切手を貼って、エアメールを送ります。
届いたら相手は絵はがきを見て識別番号をネットで承認して
お礼のメッセージを送ります。
自分が一枚送ると世界中の誰か知らない人から絵はがきが1枚届きます。
これの繰り返し。
だいたいの場合、この一連を英語でするのですが、
私は英語弱者なので英語と親しむために始めたのです。

このポスクロの私にとっていいところは
ハガキを送るのは原則として1回だけなので
相手に深く言及する事なく当たり障りのない簡単な英語ですみます。
私の中二レベルの英語でもok.

その上、元々絵はがきを買う事が好きなので
今まで貯めに貯めていたこの絵はがき達が日の目をみます。
そしてこの絵はがきを写真にとってアップロードできるので
自分の持っていたコレクションをネット上で眺める事ができるのです。

そして、もっと楽しい事は
私が送った絵はがきはメンバー達と共有できるので
色んな国の人たちが 
my favorite! と言ってくれてそれがポイント化されるんです。
自分の送ったハガキが世界で人気だとうれしいの。
単純にw

ただ、いろんな価値観があるので
自分があんまり強い気持ちで送った物でないハガキが人気だったりする。
んで、時々は行方不明のハガキになったりもするんだけど、
そういうのってだいたい気に入った絵はがきなんだよなあ。

うちに届いた絵はがきは
トイレに設置したマグネットボードに常時私のベストテンぐらいが
貼付けられています。
それを見るのが楽しいの。

ふふ

さあて、
そんなポスクロですがこんな人にオススメというのを列挙したいと思います。

1 筆まめな人
2 英語が得意な人
3 英語に親しみを持ちたいと思っている人
4 絵はがきを買うのが好きな人
5 絵はがきがたまりすぎな人
6 世界中から絵はがきのエアメールを送ってもらいたいひと
7 切手が好きな人
8 世界中の見知らぬ人とかるーい付き合いのしたい人
9 文通をしたことがある人
10 なかなか旅には出られないけど
旅をしている気分を感じたい人


自分がブルーな時やいい事がないなあと思う時にも
自分の書いた絵はがきが世界を巡っていると想像することは
小さな喜びです。
毎日、入ってる事を少し願いつつ、ポストを開ける幸せ。
入っていたときの喜び。

ポストクロッシングは
平凡な毎日に楽しいサプライズをくれる
素敵なシステムです。

気になった人はこのページを
http://www.postcrossing.com/

ここに簡単な日本語解説があります
http://www.kanshin.com/keyword/2098056

2011/03/05

下見だ

オブジェへ向かう前の高架




高架下





高架下をでたところに変な壁画がある


クラッセからの夕焼け
カメラは全てiPhone3.5

レンズがイマイチすぎるのでフィルターを
かけています

店から御影までは18分。
何もしなければなので、30分ほど見た方がいいかと。