2013/02/26

にしこりくんとアカデミー賞

今日はお休みだけど、朝6時に早起きしました。なぜならにしこりくんのメンフィスの決勝戦を見るためです。にしこりくんの優勝をLIVEで見てその後、アカデミー賞でオスカーを渡されるのをずっと見て後はうとうとして過ごしました。8割をソファーの上で寝転がっていたという怠惰な1日ですけど小さな面積の上で過ごしていたとは思えない程心は世界をかけめぐるような日でした。 

まずは、 
にしこりくんメンフィス500、優勝おめでとう。 
彼は出来る子なのでこのままどんどん行くはずです。きっと今年の終わりには10位以内に入っているでしょう。もしかしたら最終、世界で8人の強い人が戦うワールドツアーファイナルのファイナリストにも入れるかもしれないとすら思えるぐらい完璧な試合でした。彼はもう明後日から試合があって、これが彼が初めて19才で優勝したデルレイビーチの大会なのですがこれも今回のメンフィスが温存した体力で望めた大会の後なので、もしかしたら次も優勝するんちゃうか?なんて思えるほど。初戦の相手は決まっていて私が三木で見たデビスカップでぼろ負けした大男のカルロビッチ。あの時は大負けしたけど次は簡単に勝つと思うので見ていてください。 
試合後ににしこりくんはブログを更新していて超かわええ 
「優勝しましたー!! 
http://blog.keinishikori.com/2013/02/post-172.html外部リンク 」 
コートを降りたにしこりくんはかわええなあ。 

さて、 
アカデミー賞。 
作品賞は私が昨年推したけど誰も行ってくれなかったwアルゴでした。 
その時の感想 ) 
ベン•アフレックがうれしそうで見ていて私までうれしくなりました。 
wowowだとLIVEで数週間前のグラミー賞と並んでアカデミー賞を見れるので毎年楽しみにしています。毎年あのただノミネートされた人や作品を紹介し、賞を取った人を発表するだけの番組なのに、あれほどショーが練り込まれてすばらしいレジェンドや新人達が出て来て飽きさせないのは本当にショービジネスの国だなあと感心します。 

今回は映画と音楽がテーマでミュージカルでの作品達の過去をさかのぼって現在まで見せるところが素敵でした。ただ、今はフレッド•アステアやジーン•ケリーの様な男の踊れるミュージカルスターがいないのであの頃のオマージュでタキシードで踊る所をやってたのは、ああ、下手だなあって思ってしまったのでした。シカゴみたいなショーガールものは今でも毎年のように映画化されるのに、男子はどうなってしまったんでしょうねとtwitterで話してたら友達があれは、マイケルがPVに持って行ってしまったんだと、確かにあの器用に踊って歌うのの後継者はマイケルだよね。 
ん?それなら去年の主演男優賞、アーティストのジャン・デュ•ジャルダンを使ったらよかったんじゃないんかしらん?今回、主演男優賞を取ったイギリス人のダニエル•デイ•ルイスがリンカーン大統領をするぐらいだからフランス人がオープニングアクトをつとめたっていいよなあ。 
ミュージカルのショーの最後は映画の全出演者によるレ•ミゼラブルでした。元々演劇を映画にしたものだからステージ映えはすげえ。不覚にも涙がほろり。ああ、やっぱり音楽の力であれは泣かされたんだと確信しました。 

それから、監督賞はライフ•オブ•パイのアン•リーでした!ライフ•オブ•パイは絵が綺麗部門を全部取ってます。撮影賞とか視覚効果賞とか!そりゃあんなに美しかったんだもん。そりゃそうだよね。受賞スピーチでこの話は本当か嘘かを問う話だった。それをわかってくれてありがとう、というような事を言ったはず。映画の核心を話していてとっても興味深かったよ。スピーチの全部がどこかに落ちてないかと探すけどわかんない。後でビデオを見返してわかったら報告します。 

そして、今年はボンド映画が50周年ということで記念のトリビュートステージもありました。今までのハイライト映像と共にゴールドフィンガー!をあのシャーリー・バッシーが熱唱!私はいっつものテーマ曲以外ではやはりこのゴールドフィンガーが一番ボンドらしい曲と思ってるのでうれしくなっちゃいました。 
http://girlswalker.com/content/news/cinema/vender/144/2013/02/25/76079外部リンク 
ごぉーーるどふぃんがー (ぱおーーーん) 
のぱおーん部分がほんと好きなんよ。わかる? 

他にも去年、楽しく見た『みんなで一緒に暮らしたら」のジェーン•フォンダが矍鑠としてプレゼンターでマイケル•ダグラスと一緒に現れたり、トラップ大佐のクリストファー•プラマーが出てくるときのザルツブルグ音楽祭の 『優勝はトラップファミリーです!!」じゃーん! ? 『優勝はトラップファミリーです!!」じゃーん!からの〜 いない!!のギャグとかw ステージ変換の時の今までの受賞映画のテーマソングが流れるところとか。映画好きには楽しい5時間でした。 

受賞作の詳細はこの通り 


などなど、1日楽しくソファーの上で楽しませてもらいました。 
ソファの上でも 夢は世界を 駆け廻る (松尾cafeRa 
って感じw 
こんな休みの使い方も悪くないなあ。 

これからまだ、見ていない映画で見たいのは 
ジャンゴ 繋がれざる者 
愛、アムール 
世界にひとつのプレイブック 
です! 
リンカーンもやったら見ると思う。 

そうそう、もう去年に公開の終わっちゃた作品賞のアルゴは 
凱旋公開するそうなんで、見てない人はどぞ!

2013/02/19

アウトロー、見て来たぜい

昔からトム•クルーズのファンでもないし、昔はどっちかっていうと日本のキムタクみたいにアイコンになっちゃった人、みたいな感じでバカにしてたんだけど、MI:3は予想外に面白かったし、最近、ケーブルテレビでトム特集とかやってて、昔のハスラー2とかカクテルとか見てると、トム悪くないかも。と思えてきました。ちっちゃいのにずっとスターとして一線でがんばってるし、顔は少し溶けてきたけど、おさーんになっても身体も鍛えてがんばってる。そもそもキムタクと違って演技はちゃんとできるし。最近、トム再評価気分でした。 
しかーし、でもこのアウトローは何度も予告編を映画館でみたけどケーブルテレビでやったら見ようかしらん、程度でまさか映画館で見るとはおもってなかったのですが、 
私が好きなライムスター宇多丸氏のアウトローの映画評を聞いてたら、 
このアウトローはMI:3の反対、アンチMI:3としてトムが作った映画で、70年代の刑事物の映画のように作ったものなんです、と熱く語っていたんです。70年代のあの頃の刑事物と言ったら、ダーティハリーとか、フレンチコネクションとか私の大好きなあの辺りやん!特にフレンチコネクションのカーチェイスは大好物なので、アウトローもええんちゃうか!と思い直しミント神戸の映画館へと行ってきました。 

で、アウトロー! 



客の入りはまばらでしたが、 
いや、嫌いじゃないよ。アウトロー! 
トムは元アーミーの敏腕捜査官、で、今はフリーで何にも属さず、自分の本能と嗅覚で敵を捜査し追いつめて行く男。70年代のアクション刑事ものと違う所は、敵がトムにちょっと殴りかかったら3秒でもう敵は伸びているって感じのマーシャルアーツ使いっだっててとこかな。ジェイソン•ボーンみたく、今っぽいアクションね。 
で、そのトムがダーティハリーのスコーピオンみたいにビルの上の方からの連続6発の銃弾で5人を殺した容疑者の男から呼ばれるんよね。それでその容疑者を弁護する、美人弁護士と共にこの事件を解いていく話。 

ブログとかの映画評を見てたら、退屈だとか平凡とか書いてるやついるけど 
ミッションインポッシブルみたいな今の流行のアクション映画をとるんやったらする意味ないやん。MI:4撮ればいいやんか。 
地道に捜査をしていく感じがええんやん。 

カーチェイスは敵の最新式アウディVSトムのヤンキーからかっぱらったあの当時みたいなカマロ(まっ赤なカマロで後ろから前まで中央にアディダスみたいに黒い線が2本入ってんのwそしてギアーがまあるいw)で音楽なしでエンジン音だけ。で、途中に映像編集が入ってない感じのやつ。最近のTAXIとかのもう、どっちがどっちやねんみたいな演出とはちがうんよね。まあ、フレンチコネクションとまでは言えないけど目でちゃんと現認して楽しめるカーチェイスになっていました。 

そして、出てくる黒人の刑事が「夜の大捜査線」のシドニー•ポワチエみたいなんよね。ぴたっとしたスーツの着こなしとかピンとはった背骨とか、顔も似てる。あの感じもいいなあ。 

この原作は読んでないけど、トムの演じた男の名前「ジャック•リーチャー」シリーズとして何作もベストセラーになっている小説でトムはこの映画をシリーズものにしたいみたい。新しいアクション映画のミッションインポッシブルのデジタルな感じとこのちょっとふるーい感じのジャック•リーチャーシリーズのアナログ感と。 
そう思うと、最新のミッションインポッシブルを見たときはまだまだトムの顔はいけるなあと思ってたけど今回は溶けてるように見えるのは、敢て修正してないから?おっさんやけど中身は行けるで!ってしたいんと違うかなあ。 

だから、私は楽しめました! 
また、会いたいよ。ジャック•リーチャー。 
何も属さず、携帯電話ももたず、服の替えも持たず、車もかっぱらって、法にはとらわれず、もちろんクレジットカードはもってなくて、安宿を転々とする。んで、友達もいない。女とも簡単に寝ない! 
そんな男、ええやん。 
夢やん。 

というわけで 
評価 は   
 映画館で見なければならない映画ではないけど、DVDになったら見てくれてもええやん! 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 

アメリカ版予告 



最近の予告編のブームなのか、主役のトムとかが「はーい、日本のみなさん、トムです。アウトローええ映画なんでみてくださいね~。では、予告編をご覧ください」みたいなんが萎える。やめてくれえ→公式HPをあけたら流れるやつ→ http://www.outlaw-movie.jp/