2013/12/15

47RONIN見てきましたよ。もちろん3D吹替えで

近くとはいえ、赤穂まで行ったぐらいの忠臣蔵好きです。マニア、と言うのにはおこがましいですが、歌舞伎や文楽やもちろん時代劇で色々な忠臣蔵をみています。が、今回はまた変わり種、ハリウッド製の忠臣蔵です。実は、私、ずっと楽しみにしていたのです。(その日記)2011年から!

でも、様々な悪評がたって、いつ公開されるかわからないとか、お蔵入りとか言われたりしてヤキモキしていました。そして、やっと、今年、2013年の討ち入り辺りに公開の運びとなったのです!これは行かなくては!と映画館へ。しかし、2D字幕を見るか、3D吹替えを見るか。これがまた問題です。架空の混血のアウトローを演じるキアヌ・リーブス以外は全員が日本人と言ってもいいメンツなんですもん。。。。
まあ、2本立てにしたので、スケジュールの合う回を見る事にしたのですが、それは、3D吹替えでした。これ、出てくる人だいたいが日本人で本人吹替えなので、日本語と口があってないし最初ものすごく気持ちが悪かったです。欧米人ばかりの顔の映画の日本語吹替えの方が納得して見てるから見やすいですね。今回は特に菊池凛子が日本語下手な外人みたいな変な発音ですごく気持ち悪かったです。

さてさて、その映画


ばーん!47RONIN !

昔から慣れ親しんだあれ、松の廊下の「殿中でござる!!!」がありません。殿!ご乱心めされたか!!!時代劇からドリフのコントから、あの討ち入りの次に有名なあの場面、松の廊下がないんです。
ああ、今、日本じゃ人が入ってないって言ってるけど、松の廊下をやって、日本版の予告に入れなかったのは集客を考えたら大きなミスだと思うんですよ。。。
でも、浅野内匠頭や大石内蔵助や吉良が居ないわけじゃないんです。ちゃんといるんです。堀部もいるし確か大高もいるし、磯貝もいるし主税もいる!まあまあちゃんとしてるんです。血判状も作るし!
もちろん討ち入りもするんよ!
ただ、一力茶屋がないんよねえ。(遊郭っぽいのは出てくるけど)内蔵助が昼行灯なところ、好きなんだけどなあ。
まあ、それは置いといて、余談だけど今日、うちの立ち飲みの方のスタッフに、「今日、14日は討ち入りだからオススメのお酒は剣菱でね」と言ったら、超ぽかーんとされて、私は、「ほら、忠臣蔵の!』『四十七士の」「討ち入りの!」「播州赤穂の」「殿中でござる!」「遅かりし内蔵助!」とか思いつく限りの事を言ってみたけど、は?何語ですか?とか言われる始末。スタッフは20代前半だけど、もう、彼らには「忠臣蔵」は知識として入ってないんです。てことは、この映画、やはりターゲットはオジオバでしょう?となると、上に貼った予告ではなくて、もっと忠臣蔵らしいイメージばかりの予告編を作らないといけなかったんじゃないの?寄せ集めたら作れるんだし。ほんと、これ、失敗だよね。(討ち入りだから剣菱ていうのは、討ち入り前に剣菱を飲んで討ち入ったて言われてるからですよ)

映画としてみると、それほど悪過ぎることもない。んですよ。今年の1本!とは言わないけど、前のウルヴァリン:SAMURAIでも言ったけど、せっかくハリウッドが日本の文化に興味を持って超大金をかけて作った映画なんだから、映画というものを愛する人だったら行ってあげてもいいと思う。
ウルヴァリンよりも遥かに良いし、真田広之の使われ方もちゃんとしています。
キアヌ、ありがとうよ!w

この映画、忠臣蔵を知ってる人があはは!と突っ込み入れながら見るにしたら悪くないですよ!という事で、明日は47RONINを見て感想を語り合う会を友達とやります。
すごい楽しみだわ!

私の言いたい事は47RONINを語る会の後にまた書いてみたいです。

評価 は 、お客が入ってないらしいので見てあげてください。忠臣蔵を見てると正しい12月を過ごしている気分になれます

   >すばらしい→映画館で見てください!   
   >普通よりもいい→DVD化されたらみてね   
   >普通→機会があったらみてください   
   >それ以下→微妙~~~



アメリカ版予告




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