2017/09/12

彦八まつりに行った話。

上方落語のお祭り、彦八まつりに今年も行って来ました。これは毎年一回、大阪の生魂神社で行われる上方落語の噺家さんが全員参加するという事になっているお祭りで、そのため、天満天神繁昌亭もお休みするという暑い2日間です。

神社に入ると、各一門ごとにテントがあって、その一門ごとに色々と趣向を凝らして何かを売ってます。どこかの居酒屋さんとかに頼んで店を手伝ってもらって手伝いだけするところや、自力で一門で焼うどん屋やポップコーン屋をやったりしてるところや、道具屋に出て来そうな古道具屋や、ゲームをさせる店などなど。。。その一門の師匠の色が出ていて面白い。やっぱりやるからには頭とらなあかん!みたいに商売を真剣にしている(させられてる?)一門はやっぱりテレビとかにも出てる有名な師匠んとこが多いような。地味目で味ある師匠のところは、何かやらなあかんからまあ、古いもんでも出しとけ。。。みたいなのが多いんよね〜。

そんな中で一番心をうたれたのは、米團治師匠(米朝さんの息子さんの前まで小米朝さんだった)のテント。そのテントは射的になってるんやけど、まず的が人形とタバコの箱になってて、タバコの箱には米團治さんとか米朝さんとか南光さんとかざこばさんとかの顔写真が入ってて、その米朝さんとかの顔を撃って落とすっていうwそして、そのタバコはカスの的でそれを何個撃っても点数にはならないというw それではなくて、大きな人形を落とした数だけ点数になるの。そして、その景品が4等がお米1キロ、3等がお米2キロか米團治手ぬぐい、2等が米朝手ぬぐい、1等が米朝浴衣地!。自分のブースやのに、おとんの方が賞が上って!んで、自分の手ぬぐいかお米2キロか選べるって、どんだけ謙虚やねんwww 米團治やから米!とかは言ったらヤボやで〜
やはり、早々に米朝争いには関わらず、米團治を名乗っただけのことはあるなあ、なんて変に感心したのでした。そして、友達が3等を当ててくれて米團治手ぬぐいもらえた〜〜!やた〜!
超粋でお洒落〜〜〜!流石ええとこのぼんや〜!
米團治さんの芝居噺が好きなんで、これ持って見に行きたいなあと思ってます。
は〜。ほんまに素敵でええわ〜!米團治さんありがとうございます。

来年もまた行こうと思ってるのでメモ。先に寄付をしてお昼の部を予約、落語を見てからぶらぶらするが良し。