2013/11/14

BEAT CHILDに参加してきた

前にも尾崎のLIVEのでも書いたけど、昔は映画化されたライブの事をフィルムコンサートって言ったものです。しかーし今はシネマLIVE、なかなかこの言葉に慣れません。
そしてシネマLIVEは特別料金です。今回は2500円だよ。あんまり高いので初めてtohoの映画館の会員券に自動で貯まっているマイルを使って珈琲をただで飲んでみました。

さて、このBEAT CHILD ベイベー、大丈夫か。は27年前に実際に熊本の野外で行われた日本初の野外オールナイトLIVEイベントの記録映画です。


1987年、この年にオープンしたばかりの阿蘇のふもとの野外劇場「アスペクタ」の杮落しとしてのイベントでそこに集まったあの頃のロックスターと7万2千人!の観客!


THE BLUE HEARTS RED WARRIORS 岡村靖幸 白井貴子 HOUND DOG BOØWY THE STREET SLIDERS 尾崎豊 渡辺美里 佐野元春

アーティスト名を見つめるだけで懐かしい気持ちになりますよね。

シネマLIVEは長尺で3時間ほどありました。普段、youtubeをみていてもすぐ飽きちゃって別の動画にしてしまう私なのですが、じいっっと見入ってしまいました。

多分前にも書いていると思うのですが、私は尾崎豊のファンクラブだったので、尾崎に関する公式に出ている映像は多分90%ほどは見てるはずと思います。(絶対数が少ないし)だから、今回はあの頃の尾崎以外のアーティストの映像がすごく興味深かったです。

中でも、RED WARRIORSは、高校生の頃の私に全然響いてなかったんだけど、

今、見ると、大袈裟にえろいんよねえ。全く感じてなかったなあw私もあの頃はうぶだったのかもね。

それから、THE STREET SLIDERS、

彼らの事はこの20年程、全く忘れていたけど(すみません)彼らって、ほんとにロッカーだったんだなあ

あと、久々にBOØWYを見て、あの頃、BOØWYがかっこ良かった事と、貸しレコード屋さんでレコード借りてラジカセで毎日聞いてた事を思い出した。

BOØWYはいつの間にか、ヤンキー的なかっこいいものになった気がして聞いてた記憶を封印していたような。今回見て、氷室氏のステージでのかっこよさや立ち居振る舞いに久々に惚れたよお

そして、(私の?)尾崎ですが、彼のリハーサルでのうきうきして芋っぽいとこ。破顔!で笑うとこ。そして、一転、本番のステージでのマジさ

この映像はBEAT CHILDのものだけど、すごい雨なのがわかるよね。

この日は記録的な雨で、今であったら中止されてしまってもおかしくないものすごい野外オールナイトLIVE。あの日にあそこに集まった7万2千人はチケットをとってしまった事を恨んだだろうけど、今となってはよき想い出にかわってるだろうなあ。

このLIVEは権利関係が難しくて、シネマライブ化は難しいと思われてたんだけど、震災の支援などのためにみんなでどうにかして、映画化したらしいの。さもありなん、なメンバー。今解散して一緒にやってない人たちがたくさんいて、亡くなった尾崎。

久しぶりにこうやってあの頃の青春を見られて、口ずさんで、ちょっと涙ぐんだな。
感動したけど、ナレーションが少々うざい。大変なのは何度も言わずとも伝わってくるのに。ラスト、明るくなって場内整理の放送と人々の足跡と少しづつ帰っていく人の列。それだけを淡々と映していったのでよかったのでは?

評価は、シネマLIVEなので、なしです!

2013/11/08

先日、友達と西宮のえべっさんへ行きました。
そこには、西宮の菊花会の展示があって、楽しくて菊を激写しました。
*この西宮菊花会のロゴは西宮の今竹七郎さんのデザインだそうです。完璧ですね  

実は、横木安良夫さんの菊の写真にかなり刺激を受けていて、まったりとエロく?撮ってみたかったのですが、難しかったです〜〜〜〜







2013/11/06

恋するリベラーチェを見ましたのよ

映画の日なんで、映画いこー!と思ったけど見たい映画をやっていない、、、、と、思ったらありました。ソダーバーグ監督の恋するリベラーチェ


リベラーチェって人は昔、大スターだったピアノ弾きのおじさんです。日本では有名ではないので、全く知らなかったのですが、当時、初めてテレビでカメラ目線をした人、だそうで、クラッシックからポップス、jazzまで何でもものすごいゴージャスで悪趣味な格好で弾きこなし、面白いお話もできる、ピアノ漫談?の人だったようです。昔の映像なんかを見てみてもどうしてそこまで人気だったのかわからないんだけど。





ゴージャス過ぎるぎらぎらの衣装とびかびかのピアノ、その上には燭台というのが彼のトレードマークだったんだって。彼はテレビ最初のスターと言われているらしい。

その彼の晩年の話です。このリベラーチェを演じてるのがマイケルダグラスなんだけど、全くダグラスっぽくないの!!実は、帰ってからHP見てわかったんですけど私wで、そのリベラーチェと同居する彼氏の役がマット•デイモン!。
ん?、そうなんです、リベラーチェは若い男の子と次々に恋に落ちるタイプの男だったんです。そうして悪趣味な大豪邸に住まわせてなんでも好きな事をさせてやるんだけど、彼氏には自由は与えないんですよね。だから、だんだんフラストレーションがたまってきて、喧嘩が絶えなくなって、そして新しい男が現れる。という人だったんですよね。
だから、この映画は、リベラーチェの晩年の10年ほどの映画になってるんだけど、その中でマットデイモン扮するスコット•ソーソンを見初めて、一緒に暮らして、そして新しい男ができて豪邸から追い出さちゃう。途中、激しいキスシーンとか、ベッドシーンとかもあります。すごい役者魂をみせつけられるんですねえ。でも、エロい映画かというとそうではありません。スターの孤独と傲慢さ、愛された弱みと強み。スターの哀しい最後。

リベラーチェを知っている人が見ると、もっとマイケルダグラスのなりきり度に感服するんだろうけど、そこが日本で見るともったいないところかな。だから、私はマット•デイモンにびっくりしました。最初、リベラーチェに会ってうれしくてもじもじ顔を赤らめるところとか、どんどん傲慢になっていくとこ、最初はダンガリーのシャツとか着ていたのにどんどんリベラーチェに感化されて派手なゲイ的衣装にかわっていくとこ。顔までリベラーチェの若い頃に整形手術されて、どんどんリベラーチェ風になっていくとこ。プールからでてきたら、ブーメランみたいな白い海パンでギラギラのスパンコールついてるのを平気ではいてる感じとか。いやー。おもしろかったです。

そしてこの映画はエミー賞に最多部門、11部門受賞しているそう。ん?エミー賞??と思った人、するどいです。これってアメリカの2時間ドラマなんよね〜〜〜!ひええ。アメリカのドラマってすげえなあ。わかってたつもりだけど、もっとすげーなとびっくりしたんでした。

ソダーバーグはこれで映画監督を引退したのだとか。(彼の最後の作品)いやん。でも、こんなぶっとんだ映画を作れるなんてまだまだ若いし、しばらくしたら、また作るのではないかしら?

映画を見終わると全く知らなかったリベラーチェについて知りたくなって、ネットの海をさまよってしまいました。やなんか気になるんだよね。それがスターってことなんかしらん

あああ!書くのを忘れていた。
この映画で一番笑えてすごいのが、昔のトレンディ?俳優だったロブ•ロウがやってる美容整形のお医者さんです。ロブ・ロウ目当てで行ってもいいぐらいのナイスキャラ!

評価は、
 やってる映画館が少ないんだけど、行ったところでやってたら見てみてください

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~


アメリカ版予告
こっちの方がげすくておもしろそう!!!