2017/06/29

mixiを引っ越しするの巻

自分のブログ(コレ)を書いていて、もしかしてmixiで同じことを書いたかな?と思うことがあり調べようとしても、mixiは無料会員だと検索できない。その事にとてもイライラして他のブログに引っ越ししようと色々調べてみて、ようやくできたのでこちらに書いておこうと思います。

mixi。嗚呼ミクシー。マイミクさん、コミュニティ、mixiオフ会。。。
声に出してみると何もかもが懐かしい。
久しぶり、多分2年ぶりぐらい?に訪れてみたmixiは、実家に戻って散歩してるうちに子供の頃に通っていた商店街に辿りついてそこがシャッター商店街になってしまったような。。。そしてその真っ暗な商店街の中心で立ちすくんでいるような気分になってしまいます。
でも、もうここで私は町おこしはできないし、うちのmixiはmixiで置いておいたまま支店を別のブログに立ち上げよう!と決意しました。

調べたところ、FC2でも引っ越しサービスをやっているのでそこでお願いしてみることにしました。と、いうのも、元々FC2でブログなどをやっていてIDがあるのでブログを新しく立ち上げるのが割合簡単だったからです(FC2もやり始めた頃は飛ぶ鳥を落とす勢いだったけど、あの後いろいろ事件などありましたねえ。。。)
嗚呼、どうも、昔使っていたネットのところに行くと感傷的な気持ちになるのは何故なのかしら???

気を取り直して、、、FC2お引っ越しのページはこちらです。
https://blog.fc2.com/import/import.html ブログお引っ越しツール
ここでは、mixi以外でもたくさんのブログを引っ越しできます。もちろん、その前にFC2にブログを持っていないと引っ越しはできません。私的には引っ越し用の新しいブログを立ち上げた方がわかりやすいかと思い、新しいブログを立ち上げました。

そして、mixi引っ越しだと、 mixiに登録しているメールアドレスとパスワード、そして生年月日、それから新しいFC2ブログのメールアドレスとパスワードが必要です。それを入れて引っ越し処理を終了。。。完了したらメールするから待っててね、と、書かれているページが表示されます。でも、いくら待っても完了メールがきません。いくら2005年から書いていると言ってもあまりにも遅いなあと思ってQ&Aを見てみると、ゴミ箱に入ってることが多いとのことで見てみると。。。!ありました。完了メール。申し込んでからだいたい2時間半後に1764件の記事が引っ越し完了とのお知らせが!w
でも、新ブログに行っても古い引っ越し記事は見れなくて、またQ&Aを見てみると、mixiのブログは下書きとして「記事の管理」にいるとのこと。早速行ってみました。ありました。1764件の下書きが!これを全部公開にしないといけないって面倒やなあ。と思ってよく見ると、「記事の管理」で「100記事ごとに表示」させて「全て選択」で「公開」ボタンを押すを15回ほどしたらすべて公開に。
しかし、またここで難問が。カテゴリわけができなくて未分類のままなんよね。でも、よく考えたらmixiではずっと未分類やったんだからココはこだわらなくてもいいと思い込むことにしました。(後でしっかり読むとカテゴリも一括選択できることがわかりました。すみません)

気を良くして公開した昔のmixiを読んでみるとマイミク前提に書いていることもあり、あまりにもプライベートな内容が多いのと、昔の自分がアホすぎるので、このブログは非公開のプライベートモードにすることにしました。それに、量も多いし、ダメなやつを消すのも面倒。。。なので、私のmixiが読みたい人は私にマイミクリクエストしてねwww

さて、実はこれで終わりではなく、mixi時代にmixiの日記の許容量を超えてしまい、もう一つの別館のmixiを作っていました。2009年以降は別アカで活動していたのです。なので、今、別アカmixiもお引っ越しをお願いしました。

この記事のまとめとしては、mixiを引っ越ししたい時は、まず、自分がブログを持っていたら、そこに引っ越しのサービスがないかを調べて、そこで新しいブログを作ってから引っ越しをするのがオススメです。なかったら、FC2の引っ越しツールは使えますよってこと。(追記:そして、引っ越し前にカテゴリは作っておいたほうがいいかも

と、ここまで書いたらFC2からメールが。。。ちょっと行ってみますね。
引っ越し完了されてる〜!こっちは途中からtwitterとfacebookへ行った時代なんで、記事数は少なくて577件だわ!約30分で完了してた。ちょっとブログに行ってみますね〜!

行ってみると、全部下書きになってました。別アカになってからの日記を月ごとに表示させて重なってるものも少しあるので削除しながら公開。全部で1961件が引っ越しできました。FC2さん、ありがとうございます。(こちらに600ほどあるので2500記事か。。。でもそんなに誰が読むねんwww

これからは、自分の思い出の引き出しとしてあの頃のmixiをこのブログで検索させてもらい、面白そうな日記が出てきたらこっちにあげるのも悪くないかなと思ってます。

はあ。でも、昔はたくさん書いてたなあ。えらいなあ。あの頃に戻りたいわ。文章をまたかけるようになったらやせるかもしれんし。。。

2017/06/24

ルンバさんとがんばるんば!

この前のブログでルンバさんと友達になれて今やすごく信頼している話を書きましたが、その続きです。うちのルンバさんは780という製品らしいのですが、その掻き出すための3本足のブラシがちぎれていたところまで前回お話ししました。

それをこちらのブログさん「ルンバのお手入れ、消耗品を交換して新品状態に!」を参考にさせていただいて交換することにしました。
まず、3本足のブラシ、これはエッジクリーニングブラシというものでアマゾンで早速注文しました。3本ブラシが3本入っていて619円!思っていたより安かったです。カブトガニのようにルンバさんを仰向けにして、付けていきます。簡単にプラスのドライバーさえあれば付け替えれます。

それと、先ほどのブログを見て、他の消耗品も替えの部品がどこかにあったなあと思い出しました。メインブラシとフレキシブルブラシ、それから2個のフィルターも交換!その間5分ほど!あっという間に新品状態に!ブログ主さんありがとうございます。

そして、絨毯部屋に新品状態ルンバさんを試しに使ってみたところ!わああ!またまたすっごくホコリを掻き出してくれて感激〜〜〜!

これからもルンバさんが活躍できるような環境(配線が引っかからないよう)にしてルンバさんとの共同作業の掃除を頑張り、忙しい時にはルンバさんに単独の掃除をお願いして感謝していきたいなと思います。

これからもずっとルンバさんとがんばるんば!やで〜〜!

2017/06/21

「首のたるみが気になるの」と、アガワさんとジェーン・スー

信頼しているフリーライターの友人がとても面白いと推薦してくれた本が文庫本になったという記事を読んで、久しぶりにエッセイを買いました。
ノーラ・エフロンの「首のたるみが気になるの」阿川佐和子訳
ノーラ・エフロンはジャーナリストから脚本家になった女性で、「恋人たちの予感」や「ユー・ガット・メール」などメグ・ライアンがラブコメの女王だった頃に輝かしい脚本を書いたり監督をしたりした人。そのノーラのニューヨークの生活をエッセイにしたもの。と聞くと、SEX & THE CITYみたいにキラキラしたNYの素敵な日常が書かれてるかと思いきや、全然違って、活動的に活発に過ごしてきた女は中年からどのように生きればいいのか?についての葛藤が面々と綴られています。

で、その内容に入る前に、私、どうもアガワさんの文章があんまり好きじゃないんだな。。。彼女のいつまでも少女じみた雰囲気なのに、エッセイではひどく自虐的に書くところがどうも読んでて引っかかるんよね。だから、これも最初の訳者の序文を読んでた時に(それも結構長くてこの翻訳に超時間がかかって編集者に面倒をかけた事を延々書いている)ああ、またか〜って、お父さんが有名だったらこういう風に可愛らしいお嬢さんですね。。って中年女になってもも許されるんやなあってもやもや。。。と、してたけど、本編に入るとそれが全くアガワ感がなくなってちょっと関心しちゃったw

さて、中年になると首のたるみも気になるし、バッグって中がカオスになるしそのバッグ選びのことも気になるし、女を諦めないためにネバーエンディングお手入れもしないといけないことも気になるんだけど、この本の中で一番ハッとさせられたのは「ヘアーカラーリング」について書かれた章のところ。
ノーラは言ってます。
 なぜ、40代、50代、60代の女性が昔ほど老けて見えなくなったか?それはフェミニズムやエクセサイズの成果ではなく、ただ単にヘアーカラーのお陰なのである、と。
 いや、確かに私も白髪が多いので早くからカラーリングのお世話になっているけど、そこまで断言できるかなあとその時は疑問符のままでした。でも、確かにその言葉を噛み閉めるととスルメみたいにしみじみ味わえてくる。
例えば、小池百合子があの感じのまま、ごま塩頭だったとしたらあのメイクをしても凄みは出せないだろうし、ヴォーグの編集長のアナ・ウィンターがごま塩だったらあんなにも若い部下たちを罵倒できるかしらん?
 続けてノーラは言います。ヘアカラーは老いた女性が若者文化に対抗するための最大の武器である。中年以上の女性が新たな仕事に就けたり、あるいは仕事を継続できるのは、半分はヘアカラーのお陰だと言っても過言ではないだろう、と。
 世の中にヘアカラーがなかったら、と考えると、大人の女性の半分以上は白髪かごま塩頭になってしまう。そんな頭になったら私も、年甲斐もなく!と若者に言われることを恐れてミニスカートを履くこともできなくなるかもしれない。ヘアカラーの恩恵を受けてあんな無茶もあんなファッションも楽しめれていることに全く気づいていなかったわ。そう、余りにも当たり前過ぎて。
 私の年上の美人の友人が「髪だけはいつも綺麗にしておかないといけない。それが若さの秘訣」と教えてくれたことを思い出します。彼女はいつも薄手のオーガンジーのシャツにデニムのミニスカートを美しく着こなしていてとても可愛いし老若男女によくモテる。
 それもこれもぜーんぶヘアカラーのお陰だったんだなあ。いや、もちろん中身がおもんなかったらあかんけどw
 
 この文庫本の解説は、ジェーン・スーが書いていてさもありなん。今の時代にこの本の後書きをかける人はこの人しかいないでしょう。ジェーン・スーは43歳だそうでこの本では43歳から首の劣化が始まって止まらない!と脅しているのにびびってるって書いてるけど、私は43歳からはもう何年も経ってるのでほんま首の老けについては時々感じているところでした。ちょうど、この前に、私が使っている化粧品のラインに「ハンド&ネッククリーム」が売り出されてデコルテと首回りを美しく保ちますよ!っていう美容部員の口車に乗せられて1万2千円も使ったところ。。。流石、ノーラ、首のたるみっていうある年齢からは突き刺さるキラーコンテンツを知ってるよなあ!この人がこんなに売れた!のには鋭い観察眼があったからに絶対違いないわ!

 この本を読んだ後に、週刊文春のアガワ結婚しました〜、の独占手記を読んだんだけど、やっぱり阿川さんはノーラ側の人でなくて、ええとこのお嬢さんやなあと思ったのでした。だから、長らくこれを翻訳できなかったんじゃないんかしらん?
 そして、この本のアンサー本的なのを日本のノーラ!であるジェーン・スー女史にぜひ書いて欲しい読んでみたいわ!と思う私なのでした。
 VIVA!年取っても面白い女たち!

2017/06/15

ルンバさん狂想曲

初めて自動掃除機のルンバさんが家にやってきたことを覚えています。多分まだmixiやってた頃のような気がするので7年前ぐらい?(今見たら、2010〜2011って書いてあった)
もちろん、私でなくておじさんが通販で買ったような気がするんだけど。。。どうして買うようになったのか覚えてない。。。
初めてやってきた日、おじさんがルンバさんを動かしてゴミが集まるカセット部分を取り出して、
「ほら!こんなにゴミが取れたで!」
と、私に無邪気に見せて喜んだのを見て、なんやねん!掃除ができてないってことをそんなに見える化したいんか!と思ってイライラしたことを覚えています。
そのせいか、私はルンバさんに親しくできず、ほったらかし。
ルンバさんは頭が良くて、自分で決められた時間に掃除をして自分の基地で充電までやってくれて行ったらあかんとこも覚えたりするんだけど、キカイ好きの説明書を読むのが得意な私がこのルンバさんには親しめずに説明書すらどこかに行ってしまったという。。

そうしてると、勝手にルンバさんが暴走する反抗期が始まって、家から帰ってきたら外付けのハードディスクが床に落ちていてハードディスクが丸出しになっていたり、急に動き出したらしく部屋のすみでコードを巻き込んでぐるぐる巻きになっていたり、とその当時、私の思うようになってくれたことが一度もないのよ!
で、どうしようこんなことがあったってmixiに日記に書いたら、友達がルンバの掃除力は信用してるけど、ルンバ自体を信用しない。自分は、充電の基地みたいなのを使わないで直接ルンバに線をつないで充電しているっていうのを聞いてそれから私もそうするようにしていました。でも、充電してるだけ。。。・

長らくルンバさんを使わない時期が続き、ある日、私はこんまり先生に出会い、お家を少し整理することを覚えました。うちのマンションはリビング以外の2部屋が元々床ではなくて絨毯だったので掃除が大変だったのですが、その2部屋の床掃除をルンバさんにお願いすることができるようになったのです!そうするとすごいゴミの量!w気持ちいいぐらいの!ルンバさんがやって来た時のおじさんの気持ちがわかって、私はやっとルンバさんの掃除力を認めることができるようになったのです!

それからは私がリビングと細々したとこを手動で掃除し、絨毯敷きの部屋二つはルンバさんにおまかせの体制でやってきましたが、一番広いリビングをルンバさんにお願いすることができたらもっと楽になるのは?と考えるようになりました。でも、リビングは配線がややこしくて、延長コードそして延長コードとなっていて一番ルンバさんの苦手な巻き込み物件。。。それで私は決意しました。配線のややこしいところを全部高床式にすると。例えば、エレクター的なワイヤーラックの上に配線部分をあげるなど、できる限り高いところに配線を持っていくように工夫したのです。そして、本を読みながらリビングでルンバさんを稼働させて見守ってみました。そうして成功しました!リビングもルンバさんが活躍できることが判明したのです!

その後、ルンバさんとの連携活動を考えて今はこの掃除方法に落ち着きました。
1配線を引き込まれないように点検する
2リビングにルンバさんを稼働させる
3ルンバさんに任せられないところを手動で掃除始める
4掃除しながら少しづつルンバさんに近づいていく
5ルンバさんとリビングを一緒に掃除
6絨毯の2部屋をルンバさんに仕上げてもらう

最近はおじさんから部屋の床がきれなったな。。。と言われるぐらいになりましたw

見ているとルンバさんはめちゃくちゃ真面目で勤勉なので、私なら掃除機を1回づつかけたら終わりのところを何度も何度もひつこく掃除しています。私が他のところとかを掃除終わって帰ってきてもまだまだ掃除しています。デパートの美容部員の方にメイクをしてもらうと、え?まだ塗るの?そこまで丁寧に!とか思うけどそれぐらいルンバさんも真剣に掃除に取り組んでくれるんです。

今となったらなんで最初から仲良くなれなかったの?とあの頃の自分に平手打ちしたいぐらいの気持ちです。


先ほど冒頭で、いつ生まれたルンバさんかと調べるために裏返してひっくり返してみたら(ルンバさんをひっくり返すといつもカブトガニをひっくり返したところを思い出すんやけど、、、w)なんと!ルンバさんがくるくるとゴミを捕まえる3本のブラシみたいなのが全部なくなってた!!!ルンバさん。。。こんなになってまで私のお掃除をサポートしてくれてたなんて。。。これって直せるんやろか。。。

ルンバさん、本当にごめんなさいね。。。調べてまた報告します。ルンバさんなんとかしてあげたい!

麻呂のこと


私のスイーツ食べないは有名で、お菓子をいただくのは、
1 ある程度目上の人との会食やお家などで出された時
2 お土産を頂いた時(でもだいたい持って帰っておじさんにあげる)
3 本当に好きなお菓子の時
目の前のおつまみは食べてしまうけど、目の前のスイーツは食べなくても大丈夫。

そんな私でも偏愛するお菓子てのがあるんです。
宇治の抹茶のラングドシャの「麻呂」。3番ですね。本当に好きなお菓子。
これをこの前宇治に行ってきた時にわざわざ本店まで行って買ってきました。近鉄の小倉駅ってとこにありました。

どうして麻呂についてそんなに愛してるかというと、私が小学生ぐらいの子供の時に京都の親戚が室町に住んでいて、その近くに麻呂を作っている「すぎむら」の支店があって帰省してくるたびにこの麻呂をお土産に持って帰ってきてくれていたんです。子供心に京都から届けられる高貴なお菓子のイメージ。抹茶味のサブレに抹茶のクリームがサンドされていて、甘すぎずお茶成分がたっぷり入って渋みのあるお菓子、それが「麻呂」なんです。
それがいつも大きな白い缶に入っておばちゃんから渡されるんだけど、その缶の蓋に楽茶碗にお茶筅でお茶をたてている抹茶色の一色刷りの写真があって大きく横に「麻呂」と書かれていたのまで覚えています。母が食べ終わったその缶に家計簿とかそろばんなどを入れていて夜になったら居間でその箱から取り出してお茶とか飲みながら計算していたことも麻呂を見ると思い出すんですよね。で、また食べたいな〜と思っていたのも。

京都にあった支店は綺麗なケーキ屋さんだったのですが、本店はとても広いんだけど、昔の町の普通のケーキ屋さんみたいな感じ。取り立てて愛想が良いわけでもなくおばさんがのろのろと包装をしてくれました。

家用と友達用とたくさんの麻呂を買ってその夜、京都で大騒ぎする友達みんなに無理矢理配りましたw
みんなが喜んでくれたらいいんだけどな。

最近は抹茶味の安くて美味しいお菓子が増えたので、もう、麻呂なしでもいいかな?と思っていたのだけど、久しぶりに食べてみると、この麻呂のこの感じは思い出成分も含めてやっぱりサイコーでした。また宇治に行く機会があったら行けるかな?

もちろん、このブログは麻呂を2枚食べながら書きました!(まだ、あと一箱ある!

2017/06/07

石を眺めることについて


彫金をやってるので(このブログには書いてないかも)宝石の事と思われるかもしれないけど、本物の石の話。
あ、最初から脱線するけど、自分の配偶者を主人とか旦那とか夫とかいうのが恥ずかしくておじさんと言うように、宝石のことをジュエリーとか宝石とか言うのが恥ずかしいから、ただ、石、と呼ぶことをかなり気に入ってます。
でも、これは、お庭とかの石の話。
最近、お寺とかワタクシの美術館とかに行った時にいつもハッとさせられるのが灯篭や巨岩の庭石や石仏たち。
その昔、巨万の富がある人がでかい石見て「これええやん。持って帰るわ」ってなって、周りの人がえええ!こんな重いやつを持って帰れってって言うの?ってのをぐっと飲み込んで、はい喜んで!って滅茶苦茶遠いところから、掘り出して山や川から運んで、大八車のでかいやつ?に乗せて何ヶ月もかかって大金持ちの庭まで持ってきて、うんこっち側からがええな、そこに置け、って置いて見て、やっぱり俺センスいい、、、ってなるまでを想像すると、果てしなくて超萌える。
そういう天然ものも好きやけど、大金持ちがこれぐらいのね〜でかい灯篭でねえ〜、こういう絵があって、そこにこの漢詩が彫ってあってさあ、あとはええ感じにして作ってこの庭に持ってきて!とか言われて、職人が石を見つけてそこからトントン刀で何年も彫り出して素晴らしい灯篭にして、はい、できました!って言われた庭に持って行って、あの辺りに置いて!って言われて、慎重に設置して、ええやん!やっぱりこの庭にこの灯篭って俺センスええわ〜、ってなるまでもかなりすごい。
そして、完成するまでに庭にあそこには秋の実なるやつと紅葉のあれ、そっちには新緑が美しいやつ、池に東屋、そして巨岩と灯篭と。あ、やっぱり水やめる、水があるテイで・・・枯山水にするわ!とか言いながら庭を作っていって、友達呼んで、流石ですな!とか言われながら気持ちよく酒を飲む金持ちとかってどういう気持ち?
で、それから何百年もして、その石がいい感じに苔むしたり、丸くなってきたのを私たち凡人が眺めて、はあああ、昔の趣味人はやばいなあ。。。ってありがたく見せていただいているのです。
本当にそう考えながら石を眺めてると、今までのその長い歴史がぎゅっと凝縮して頭の中に入り込んでくるようでなんとも言えません。悠久の中で漂う感じ。
でも、これももっと理系の頭やったらその石が地層の中から誕生する時から遡って考えられたりするのかもいや、もっと宇宙の始まりから。。。?
キラキラヒカル石も大好きだけど、お庭の石見るのって楽しいなっていうお話でした。(これが正しい鑑賞方法なのかはさっぱりわからんけどw

写真は、大阪の太閤園のお庭を入る手前にいらっしゃる仁王さん、2体あって超でかい