2013/06/27

エンド・オブ・ホワイトハウス、見たよ

全く見るつもりはなかったんだけど、友達やブログを読んでる方々が、思ったより良かった!と言ってるのでみてきました。エンド•オブ•ホワイトハウス 
華麗なるギャッツビーの前に。
大阪ステーションシティシネマです。



まず、敏腕のシークレットサービスの男の人がいます。マイク・バニング。その彼が大統領をキャンプデービッドからある会場へと送っていくときに、雪の中、事故にあってしまうのです。それでなんとファーストレディが亡くなってしまい、それは彼の責任ではないんですが、大統領が思い出すのがツライのでマイクを別の部署へと配置転換してしまいます。
それから18ヶ月後、韓国の大統領がホワイトハウスで会談をする日。マイクの目の前のホワイトハウスに何者かの飛行機が爆撃していきます。韓国大統領とアメリカ大統領など長官たちは地下へ。慌てて駆けつけるマイク。しかし、もうその場は何ものかのアジア人の組織立った武装集団に制圧されてしまいます。途中から敵は北朝鮮系のテロリストだとわかります。ホワイトハウスの地下の大統領たち以外は全員皆殺し。そのホワイトハウスへ1人アメリカを救うために入っていったのは元シークレットサービスのマイク・バニング!

どうなるホワイトハウス!アメリカ大統領!

マイクがものすごく強いです。ダイハード級に1人でなんでもやっつけていきます。

大統領がハリソン フォードに似た人で、超頭良くて超強い元シークレットサービスのマイクがハートロッカーの人に似た人。っていうどっかで見たなあこの感じ。ていうのもあるのですが、どんぱちどんぱち、見る者を飽きさせず色んな事がおこります。
大統領と副大統領が地下にいるので、変わりに下院議長のモーガン•フリーマンが大統領代理をやる事になるのが、新しいかも。(モーガン•フリーマンはいつ見てもモーガン•フリーマンにしか見れないんよな〜w

この映画の前に予告編でまたホワイトハウスが陥落するのをやってたよw
そして、この前に見た24 season7 でもホワイトハウスが制圧されてた。最近流行ってるのかなあ〜ホワイトハウスがどうにかなるやつ。

この映画、確か最初は中国が敵だったんだけど資金不足を中国の会社が補ってくれたので、北朝鮮に変えたって町山さんが言ってたような気がするんだけど。違ったかしら?

評価は、
 ドキドキ大画面で見たい人は映画館で!そうでない方はDVDで見てね。
 確かに、思ったよりいいです!

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~

アメリカ版予告編



予告編見たのはホワイトハウス・ダウンでした〜

エンド・オブ・ホワイトハウス見た人は見に行くべきなのか?w


2013/06/20

細雪 見せて頂きました。

細雪 1983 年版 市川崑監督 を見てきました。
新開地のパルシネマです。



谷崎潤一郎の細雪は元々好きな小説で初めては大学生の頃に読んで、自分の住んでいるところ、そのものが舞台になっている事を知ってびっくりしました。あの、細雪の世界は阪神間モダニズムの象徴というか淡い想い出というか、あの時代の阪神間の粋でモダンで舶来を愛して京都でわざわざ何かをする事を楽しんで、そういう文化があった事を箱庭的にガラスの水槽に入れて愛でるような気持ちにさせられる作品です。

その映画化は3度されていて、この市川版が3回目。
すばらしいキャスティングで見る者をうならせます。

上本町に住む、船場の本家の長女を 岸恵子
芦屋に住む 分家の次女を 佐久間良子 この二人には養子の旦那がいます。
本家が 伊丹十三で 分家が 石坂浩二。
それから、日本的美人の三女が吉永小百合で
奔放な四女を古手川祐子。

この美人四姉妹の物語。
軸になるのは、三女雪子のお見合い話。
何度もお見合いして毎回うまくいかずを繰り返して最後にやっと成功する話w
なんて言ったら何もおもしろそうではないんだけど。

嗚呼、それにしてもこの四姉妹の美しさとはんなりした発光した輝き。
入江泰吉の写真のような美しい日本の風景。
もちろん、美し過ぎる着物。
なんでもない会話の連続なのに全く飽きさせない。

芦屋の家の明るく開放的な事に対して
上本町の本家の家の暗いどっしりした構え。
陰翳礼讃をそのまま映画にしたような。細部まで美意識の行き届いた作品でした。
関西弁(船場言葉)にも全くひっかかりを感じず見れるなんてあまりないですよね。

佐久間良子の美しさが霞がかかったようにぼーっと忘れられません。


この日はその後、小津映画の2本だてだったのですが、

友人と4人で見ていてこの映画について語りたいなあと思ったので見ないで新開地のビアホールでビールを飲みながら映画にほだされてぼーっとしていたのでした。
本当に、良き映画体験でした

2013/06/14

ローマでアモーレみてきたよ~

2本目はローマでアモーレ。前の映画、ある会社員とこれの間がマイナス5分!というひどいスケジュールでしたが、会社員のエンドロール中に立って急いで次の映画へ。シネリーブルは3つしか映画がかかってないからそこのところ、やりやすいです。一旦出てくださいとも言われないし。 

さて、ミッドナイト•イン•パリの二匹目のどぜうになるか、ウッディ•アレンのローマでアモーレ! 



きっとミッドナイト•イン•パリが当たったから、次はローマでやろうぜ、ってことになったんだと思うんだけどwミッドナイト•イン•パリは、ウッディ•アレンにしては作り込んでるなあという意気込みを感じさせたけど、この映画は、かる~~く作ったんだろうっていう映画になってます。でも、そこが悪くない!w 
神戸で映画を見ていると、あっはっはっっはは!なんて笑う客が本当に少なくてお上品な人ばかりだけど、この映画はみんな結構笑ってた。私も何度も声をあげて笑ったよ! 

5組程のカップルがでてきて、散文的にエピソードが散りばめられています。お話は3つに別れていて、平凡な夫婦の夫が急に有名になってパパラッチに追いかけられる話、ローマッ子とニューヨーカーのカップルがローマでの結婚式に両親を会わせる話。このニューヨーカーの娘の父親がウッディ•アレン本人で引退したオペラ監督という設定。ローマで暮らす修行中の建築家と学生のカップルに彼女の友達で小悪魔的な女の子がやって来る話。この3つは重ならないんだけど、ばかばかしい話が一杯で、楽しい。 

ミッドナイト•イン•パリは見終わった後に、パリに行きたいな~って思ったけど、このローマでアモーレはローマで撮ってはいるけど、ローマが主役でないので行きたいな~とは思わなかったなあ。イタリア好きなのでそういう気持ちにさせてほしかったんだけど。 

ウッディ•アレンらしく、傑作でも駄作でもない。平均以上に楽しみ、後にそんなに何も残らないけど、見てる時間はほんと楽しめる、いい映画と思います 

そうそう、ペネロペの高級コールガールっぷりがもう、さいこーです!私が男なら呼べるかなあ?自信がないと呼べないわ=w 

評価 は 
  
DVD化されたらぜひ、みてください~。哀しいときでも笑っちゃうよ 


  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 



アメリカ予告。 
こっちの方がウッディアレンぽい! 

ある会社員、みてきた

昨日、早起きだったのでまた二本立てしてきました。 
まず、1本目。 
ある会社員 




主役はソ・ジソブで、彼は金属貿易会社の会社員なんだけど、その会社の営業2課は暗殺を仕事にしてる会社で、チームとして動いていてプロフェッショナルに強いのね。で、彼はエースで心のない男だったんだけどある女性にあって、淡い恋に落ちて、仕事をやめようと思いだして、、、、 

よく昼は会社員、夜は暗殺者という設定はあるけど、そういう場合、昼はダメだめな男が多いでしょ?仕事人みたいに。だけど、今回は昼もかっこいい凛々しいサラリーマンです。ソ・ジソブは肩幅が広いのでスーツ姿が似合いますね。 
韓国の映画スターでは、イ•ビョンホンが武闘派として有名な気がするけど(あんまり詳しくないw)私の中では、このソ・ジソブが一番、ザ 韓国のマッチョな男、のイメージなんだよね。全体的に四角い感じとか骨太で無骨であんまりしゃべらない雰囲気とか。wowowの韓国ドラマぐらいしか彼を見た事がないんだけど、華はなくて(失礼)暗めで強い男。誉めてないみたいだけど、誉めてるんだよ。こういう男の人に想われたら女だったら幸せやん。 

この映画でも恋する気持ちを気付かせてくれるのが、自分の部下のお母さんで元アイドル歌手だったけど今は落ちぶれて縫製工場で働いている年上の女。そして二人の子持ち。好きだとも言わずに、彼女の夢だった湖のほとりの素敵なカフェを彼女のために買ってあげたりしようとする。 

アクションシーンも迫力あって、悪くないですよ~。 

昨日、帰ってから久しぶりに録画していたドライヴ(その感想を見たんだけど、あれも無口でものすごく強い男が弱い女と彼女の子供を守る話。ああ、このテーマって女も夢だけど男も夢なんかなあ。だから永遠に作られるのかしら?つまり、シェーン、ということですよ! 

評価は、 
 DVD化されて、もう1本何か借りないといけない時に借りてみてください 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 

韓国版予告編  
こっちの方がアクション大盛り 


字幕ないけど、全部うpされてた。 
韓国語に堪能な方はひまつぶしにどうぞ~

2013/06/13

オブリビオン見てきた

トム•クルーズが徹子の部屋にまで出て告知してた映画、 
SF大作のオブリビオンを見てきました。 

イノセントガーデンの後に 



SFものはその設定にどこまで入り込めれるかが大切です。すんなり設定に入っていけたら楽しめるし、一々疑問に思ったりましてや設定を理解できなかったりすると全く楽しめませんよね。 

地球人は宇宙からの敵と戦ってからくも勝ったんだけど、死闘をつくして戦って核も使ってもう、地球は住めなくなってるんですよ。それで人類は他の惑星に移住したんだけどそこには水がないから水をくむ大きな機械を地球に作るのね。それを監視する役目がトム•クルーズ扮するジャック。彼女的なパートナーのできる女子と二人で荒れ果てた地球に仲良く住んでます。敵の残党は地下にもぐってまだ少数生きていて、ときどき襲ってきたりもします。毎日トムはまん丸い透明なヘリコプターの近未来みたいなやつに乗ってパトロールします。そこに、宇宙船が不時着。中には人間が乗っていて、その1人の女性がずっとトムが夢でみていた女性だったのです。私はトムの嫁だったというその女性。何かがおかしいと思い始めるトム。そして、異星人と思っていた敵の残党は実はモーガン•フリーマンがボスの人間達でトムの信じていた世界は間違いだと気づき、、、、 

この映画は世界観を説明するのに結構口を使って説明させるので、途中から追いついていくのにちょっと手間取りました。そういうのってやっぱり下手なんじゃないの?もうちょっとわかりやすく説明してくれないと感情移入できないんだよなあ。 

自分の思ってた世界の設定は間違っていた!!!でっかい何かに操られていた!その前の記憶も消されてたし!ていうのもよくありますよね。トータルリコールとか。そういう時に、あああ!そうだったのか~~~。と、自分を転換するにはものすごい納得がないとこっちが納得いかないと思うの。もし、私の今のこの生活が全くの虚構で何かの実験のために立ち飲みやらされていてそれは大きな組織がやったことで、父親も母親もうちのおじさんもみんな他人なんですよ!みたいに言われてもちょっとやそっとでは信用できへんやん?だから、マインドコントロールとけるとこの瞬間を大切に描いてほしいんだなあ 

まあ、映画なのでそこんとこそこまでつめなくてもいいのかもしれないんだけどね。 

それと解決法も言いたい事あるんだけど、ネタばれになるからなあ。 

しかーし、色々文句言ってるけど、大きなスクリーンで球体がぐるぐる回りながらこっちからあっちへと砂漠のような世界をきゅるきゅる進むとことかはものすごくいいですよ。SF語彙力が全くないので、うまく説明できないんだけど。とっても気持ちいいです。荒れ果てた地球と言っても北斗の拳とかマッドマックスみたいな世界じゃなくてとっても美しいの。そういうのも大画面で見ると気持ちいいわあ 

そして、今回、オブリビオンをどうして見に行ったかというのの一番は予告編OBLIVION の文字がぱかーーと割れていくとこの気持ちよさだったんよね。んで、後でカタカナの オブリビオンもパカーと割れてくやん。あれ、きもちええ。他の国の文字もぱかーと割れてるのかな?各国のオブリビオンを見たいわあ 

トムのパートナーの女の人がシャドー•ダンサーの人だとは全くわからなかったよ。 全然雰囲気違うし!


評価は、 
 SF好きならぜひ映画館で。そうでなかったらテレビの洋画劇場にでたら見てください 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 



アメリカ版予告は同じだった

2013/06/12

イノセントガーデン見てきた

やっと日記が追いついた! 
昨日休みだったのでイノセントガーデンを見てきました。 


この映画、映画好きの人達が誉めてるのでいかないといけない映画なの。 

ある大きなお屋敷に住む18歳の女の子インディアの誕生日に父親が事故で亡くなります。そこに現れたのが、インディアには存在を知らされてなかった父親の弟、おじさんです。そのおじさんは何日も家に住み続け、周りの人が居なくなっていきます。このおじさんは均整のとれた素晴らしい肉体と正統派おっとこまえでセクシーなおじさんなのです。だけど、目は透き通っている。無垢なあの目。あの、ちょっといかれた人の目ですの。 
そういう妖しい無垢なおじさんと仏頂面で骨太で優等生で閉じた娘、インディア。未亡人になって美しさに磨きがかかってくる緩くて儚い女、ニコール•キッドマンの母。3人の閉じた世界の話。 

監督はパク•チャヌクで、ハリウッド挑戦の第一作目。隅々まで研ぎすまされた美意識と聴いた事がある曲ばかりなんだけど、中々練られた音楽の使い方。誰が父親を殺したのか?がわかってしまってからも世界観の中でゆらゆら揺れていたくなるような映画です。 

しかし、友人も言ってたけど、主人公の女の子がもっさりしてるんだよね。アリス•イン•ワンダーランドでもアリスをやってたミア・ワシコウスカ。こういうの、差別用語なんかもしれないけど、不感症な感じの娘なんよね。だから、最後に殻を破ったようになるんだけどそこも、そんなでもないなあと。 
こいう根が暗そうで堅物そうな娘がはじけた役をやっても見てて無理してんなあとしか思えないんだなあ。 
こういう役って、エロ目の娘がやってもよくないし、ぶさいくな娘がやってもよくないし、誰がいいだろうなあ。レミゼのコゼット役の彼女なんかどうかしらん? 

主役以外は満足した映画でした! 

評価は、 
 いいと思います。ぜひ映画館で! 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 



アメリカ版予告 

べるぎーびーる!!!

最近好きなお酒のベスト3に入っているベルギービール。 
ベルギービールウィークエンド大阪2013が先週ありまして、 
昨年に続いて今年も参加してきました。 


いや、これは本当にベルギービール好きには夢のようなイベントで。 
まず、受付で3000円払うとグラスを渡されます。それとコインが10枚。 
そんでそのグラスをもって何十種類もある最高級のベルギービールを選んで呑んで、ベルギー料理、そして音楽と共に野外で!盛り上がるイベントです。 
ぬはは。 
さいこー! 
梅田スカイビルの広場であります。空中庭園の下ね。 


このグラスを持ってビールを飲んで、終わったらリンサーていう専用の洗い機があってそれで洗って次のに向かいます

ベルギービールとか言いつつかんぱい 

全部のビールをupしようとしたのに2杯しかできてない。 

一緒にいったのはSさんと去年も行ったsちゃんでした。 
当日6/4は初日で4時の一番のりで参加。 
Sさんは途中から隣の映画館で映画を見るとか言ってたけど、そんなの無理なんは私は最初からわかってました。 

そうです。ベルギービールはビールと思って呑んではいけません。 
別の飲み物です! 
ザ•マスターのホアキンにも呑ませてやりたいなあ 

来年も絶対行きますw 
来年こそ、のんだビールを全部うpするぞ

グランフロントとフィンランドデザイン展とグランフロントと韓国料理

これも前の日記。 
大阪梅田にとうとうできてしまった巨大ビル群。 
グランフロント。 
5/29、そろそろ行けるんじゃないかと友人のSさんと一緒に行ってみました。 
私は本当に初めて。 
レストランは混んでると言われていたので、ちょうど1ヶ月前に予約をとって行ってきました。コスモポリタン。ワンフロアにこのレストランしかないというオサレなレストランです。ウエイティングバーもあったり背の高い天井に大きな絵がかかっていたり、ちょっと硬質なデザインのレストランです。 

かなりいがんでるw 

店内を撮った写真がないなあ。 
コスモポリタンだからコスモポリタン!しあわせ~ 
お料理はこんな感じね 



ゆっくりお食事を楽しみました。 
さて、この日、本当の?目的は東洋陶磁美術館のフィンランドデザイン展! 


北欧デザインの展覧会って多いからうんざりしてたんだけど、 
ここでするからこそのここでしかできない展示になってるんじゃないかと。 
ガラスの作品が多くて、昔の何も知らない頃に純喫茶で使われてたようなデザインのオリジンがたくさん!あの頃、あの純喫茶な食器やグラスってどうして北欧デザインなのかしら?その当時、世界的に北欧デザインブームだったの?それとも誰か北欧デザインを紹介したファッションリーダーみたいな人がいたの?とか話ながらもちろん、答えは出ないのですが、そういうことをうだうだ友人と語れるのはいいですね。


帰りに夜景のきれいなバーへ行くつもりが、そこは食事タイムでその店の表のソファー席でモヒート呑んで帰ったのでした。 

さて、次の日もお休み。というのもGWは仕事しかしてなかったので、私のGWは月末にあったのです。 
また、違う友達のKさんとグランフロントへ。w 
彼女は初めてで私は2回目wなので、案内役です。 
前の日は南館しか行けなかったけど、北館へも足を運びました。 
お気に入りのジュエリーショップを見つけてトルコなネックレスを買いました。ちょっとうれしいんだけど、帰りにあなたに合う石を無料で診断できますとか言われてげんなり。 
そして、友達のお洋服を一緒に選んだり、とショッピングを楽しんだのでした。 
それから、この友達とは恒例の鶴橋への買い物ツアー! 


このおばあちゃんのキムチがおいしいのん。 
そしてもっとディープな今里新地の韓国料理屋さんへ。 




本当はいっぱいもっと食べたいんだけど、二人で、このKさんは細いのであんまり食べないからどうしても料理の数が限られているんよね~。 
それで、今度、恐い韓国映画を見て、鶴橋で買い物をしてこの麦へ行くツアーを敢行予定です

見る映画は、奇才!キム・ギドク監督最新作、嘆きのピエタです! 
恐い!痛い! 

そしてこの後、前の日、夜景をふられたbarへ電話をして席を確認してからリベンジしてきました。 
そしたら、おしゃれチャームがついてました。 
おされだから許すw

2013/06/11

ビル・カニンガム&ニューヨークを見たよ~

ビル・カニンガム&ニューヨークをみました! 

HPが素敵だなあ。 
5.31です。 



ビルは82歳のファッションカメラマンです。そのドキュメンタリー 

彼はハイファッションのファッションショーもデザイナーに切望されて撮影するし 
自分が行ってもいいと思うパーティに行ってセレブたちのパーティファッションも撮るし 
NYの町中のストリートのお洒落な人のスナップも撮ります。 
ファッションに貴賤無し。自分のお金で買って着こなしている服を着てる人が一番すてきだとビルはいいます。 
何が今、流行ってるかなんか無頓着だけど、ものすごい審美眼の持ち主で今のトレンドを肌で感じてそれを写し撮ります。 
ニューヨーク・タイムズにそのいずれものコラムを持っていて今のファッションを切り取って世の中に伝える人でもあります。 

ビルは自分の生活よりもファッションの「今」そして、仕事に厳しい。 
清貧高潔審美眼の人。 
そして、みんなから必要とされ愛されている!!! 

写真も撮りたくなるけどお洒落もしたくなる! 
見に行ってる人がもっとファッショナブルだったらいいのに! 
と思ってしまう素敵な映画でした。 

評価は、 
 カメラを持ってでかけようぜ。映画館で見てみたら?? 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 

アメリカ版予告

孤独な天使たちをみてきたよ

ベルトリッチの最新作、孤独な天使たちをみてきました。 

5月27日のこと。 


もう、ベルトリッチ監督は70歳なんだそうです。 
私にとって、ベルトリッチと言えば、「ラストエンペラー」です。なぜなら、そういうデート的な映画鑑賞をしたのの最初がラストエンペラーだったから。高校生の頃のこと。私は坂本龍一のファンだったし、あの世界観も大好きでうっとりしていたけど、理系の男子だった彼は、よくわからんかった。って言われてがっかりして思ったようなデートではなかったけど、私には甘酸っぱい想い出です。その男の子のことは思い出すことはないけど今でもラストエンペラーは大好きで、ケーブルテレビでやってると途中からでも何度も見返します。ジョン•ローンも大好きだったのに最近は見ませんね。元気でやってるのかしら? 

さて、そのベルトリッチ。今は車椅子の生活になっているそうです。一時は監督をあきらめて引退したらしいけれど、新しい座った者の視点というものを手に入れた彼はまた映画を作ろうと思い、この映画を作りました。10年振りの映画です。 

そういうと老成したつまらない映画になりそうなものですが、とても若々しい、ベルトリッチと知らなければ若手の監督が作ったかのような映画になっています。 

14歳の孤独な少年、ロレンツォ、彼は学校でも友達とたわいない会話をする事ができず、家でも再婚してしまった母親としっくりといかない生活をしています。そんな彼が学校で1週間のスキー研修へいくことに。しかし、彼はスキーには行きたくなくて家にもいたくないのです。母親にはスキーに行くと嘘をついてスキーの用意をして学校の近くまで送ってもらい、そのまま自分の住んでいるアパルトマンの地下にある倉庫に1週間住む事にします。よく、アパルトマンの契約者がストックルームのように自分用の倉庫を地下に借りてるのってあるでしょ?あそこです。 
スキー研修の費用で1週間分の食事を買って、好きな音楽をヘッドフォンで聞いて、自由に楽しく過ごすロレンツォ。そこに、再婚した父の娘、義理の姉が転がり込んできます。彼女は前衛芸術家でクスリ中毒。彼女もこの1週間を倉庫で暮らしてクスリを抜いて新しい生活へと生まれ変わりたいと思っているのです。 
元々仲のよくない義理の姉弟。いがみあったり、姉がクスリを抜こうとしてあばれたり、アートを買ってくれると言ううさん臭いおっさんを連れ込んだり、、、 
でも、少しづつお互いを理解し合うようになり。。。 

微妙な関係の大人になりきってない二人の痛々しいコミュニケーション。その場に居づらいけど他に行く場所もない。そんな、若いからこその痛さ。 
ああいう感じって若い頃に忘れてたような感情なのに、ベルトリッチはみずみずしく描いていてほんと、感心します。 
ロレンツォが男子の一番汚い頃の、少年でも大人でもない、ニキビ面のはみ出したいけどはみ出せない頃のあの男子でその人選も上手いし、義姉の危なっかしい、すれっからしだけど知的さもある大人になりかけの雰囲気もいい。 
良い映画です。 

予告編にも流れる、デビッド•ボウイの主題歌がとってもあっててその場面、胸が熱くなります。 

評価は、 
 ぜひ、DVD化されたらベルトリッチの映画の好きな人は見てください 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 


イタリア版予告編。 
色っぽいけど、ここまで色っぽくないよ 

伊達の十役を観てきたのは先月。。。

に、日記書けてない。 
5月20日のことです。 
久しぶりに京都へ。 
そうです! 
ひさーしぶりに歌舞伎を観るため~~~! 

その前に、この日のデートのお相手、友達と予約をしていた、 
京都の名店、イル ギオットーネ(本店)へ 
京都らしいさりげなさすぎる入り口。 
前菜のチーズ、確か水牛の、がすっごいおいしかったです。 
お料理もとっても上品で美味。 
その上、こんなに少々お高い名店なのに、グラスワインが 
泡、赤、白ぜーんぶ800円! 
それもそこそこいける味で。 
これには二人共感心しました! 

さて、その後、その日の一番のお楽しみ!南座へ。 
ああ、歌舞伎の人気役者達が続々と亡くなってしまったこのところの歌舞伎界。 
それについても色々と日記を書きたいと思ってたのにこれもまた全く書けていません。 
私が歌舞伎をものすごく愛していた頃に活躍していた人のいなくなってしまった歌舞伎界を背負って立つには、人気と実力と花のある若い男、その日、3時間半ほどを出ずっぱりで1人十役、40回ほどの早替わりをした男、海老蔵しかないでしょう。 
色々と事件のあった彼だけど、 
(その日記→ http://cafera.blogspot.jp/2010/12/blog-post_6582.html ) 
それだからこその自分の立場をわきまえ過ぎてないのか?ちょっと心配でした。 
私は、彼にはいつまでも破天荒に我が儘にエラそうにモテて欲しいと思っているのでそれに陰りを感じたくないなあと思っていたのです。 
海老蔵を生で観た最後は6年ぐらい前のようで久しぶりでした。 
今回の席はなんと!特別席!という総見で舞妓さんや芸妓さんがずららーと並ぶ左右にあるちょっとお高い席で。その花道側の一番前の席で下。
テーブルもある!コーヒーもお酒も飲みながら観れるよ~! 
ここは、普通の席と比べると50cmほど上になるので役者を見下ろすようになってしまいます。すると、いつもはでっかく見える役者が特に海老蔵がちと小さく見えたのが少々残念でした。これは目線の問題なのか、それとも海老蔵の問題なのか、これは保留ですw 

芝居は海老蔵が早変わりで10役ということで、海老蔵のワンマンショーのような舞台でした。彼はまだまだ若いので、がんばってるけど、頑張ってるところが見えてしまうんですね。あと、女役をしても女に見えないという欠点が。きれいな顔してるのにね。 
だが、しかし、そういうまだまだ荒削りなところも見守っていこうと。こういう時代もあったねと十年後語れるのが歌舞伎ファンというものなのです。 
とりあえず、父親が亡くなって、勘三郎などが亡くなって、新しい歌舞伎座が出来て、みんなが頑張ってこれからの歌舞伎を作っていかないといけないという時点の海老蔵はおさえたと。
また、5年後ぐらいに海老蔵を観たいと思います! 

いや、それにしても!とっても目の正月もできて楽しくて贅沢な一日でした!