2011/01/31

おっさんの本を読んだ


去年、突如巻き起こったマイブーム
ラスプーチン!
前にブログに書いた事があるけど
禍々しい形相を持ち、殺してもなかなか死ななかった怪僧の事が
ずっと気になってるので
前に日本一でかいというジュンクの本屋が開店した日に
つい、出来心で
「ラスプーチンが来た 山田風太郎明治小説全集Ⅱ」
筑摩文庫 山田風太郎
を買ってしまいました。

もっとラスプーチンに言及した話かと思えばそれほどでもなく
(タイトルにやられたw 少しは出てくるけど)
だいたいが、明治時代に実際にいたうさんくさいおっさん、
飯野吉三郎
という「穏田の神様」「穏田の行者」と呼ばれた
いんちき?占い師で神主??で
後に日本のラスプーチンと呼ばれたおっさんと下田歌子の話。

ラスプーチンと同じように色んな事を予言して
皇族や軍属、政治家にとりいってたという
まあ 香具師の典型的なおっさんです。

やっぱり変な新興宗教の人ってこういうタイプが多いのは万国共通なのかしら?
そしてみんな性的にもすごい絶倫タイプというのも共通で、
こういう風に有名になる人たちって強欲で人たらしで女たらしなんでしょうねえ。

実は、山田風太郎を読んだ事がなく、
というかあんまり歴史通俗小説が好きではないのです。
こういうタイプの本っておっさんの読者が多い印象がある。
だからなのか
過剰に絶倫度が高い構成で濡れ場が多いw
1冊しか読んでないけどやっぱりもういいかな風太郎。
ってかんじ。
もし、女史が読んでもおもしろい本があればお知らせください。

さて、その日本のラスプーチン、飯野吉三郎のことはちょっとおもしろいので
興味のある人はウィキを→ Here
そのおっさんの写真はここにあります
→ Photo
見た目はラスプーチンと比べると普通のおじいさんだな

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