2011/01/30

ソーシャルネットワークを見てきた



六甲アイランドの元MOVICSで
アカデミー賞最有力候補の一つ、

ソーシャルネットワークを見てきた。
この映画館は、MOVIXが閉館してからしばらくやってなかったんだけど
シネウエーブ六甲という名前で同じ場所で再び営業を開始したものの、
周知徹底されてないらしく、金曜のお昼過ぎの回、
おそらく私ともう1人のお客しかいなかった。
残念。
夢の1人映画館まで後、1人。

この映画の内容はきっと興味のある人はだいたいわかってると思う。
だって、主人公が生きる伝説
世界に5億人ものネットワークを作った
facebookの創業者の1人で
世界で一番若いビリオネアのマーク・ザッカーバーグ。
facebookの黎明期、
その彼がものすごいシステムと人々を熱狂させるネットワークを作り、
周りの人を少しづつ裏切り、猛烈に嫉妬させて成功者になり、
その人達から訴訟される話。

例えば、テレビやマスコミに名前が売れたり、
ビジネスで成功者となる人は
普通の常識人ではなれないと私は思っているので、
市井の人には理解できるはずがない。
人々はその前にひれふするか、大きな心で許すかしか
そういう人たちとは付き合う事はできないと思う。
できないひとは諦めて決別するだけ。
いわんや超人的な大成功者のザッカーバーグなら!

途中、キーパーソンでもある
ジャスティン・ティンバーレーク演じる
ナップスターを作ったもう1人の天才が出てくる。
1999年1月に発表された、インターネットを通じて個人間で音楽データの交換を行うアプリケーションソフトを作った彼は、
著作権を無視したファイル交換が横行したため著作権侵害訴訟が起こり、2001年7月にサービスを停止。2002年11月、買収され、破産した。
だけど、彼はこう言う。

僕は勝った。なぜならその後の音楽業界を見てごらん?
世の中は確実に音楽をダウンロードする世界になった。
僕は世界を変えたんだ。

と。

IT業界の若き天才を突き動かすのはきっと、そんな、
誰もがボーダレスな社交(ソーシャル)を作って世界を変える事。なんだろう。

変革。

エジブトに起こってる事を見たってそれは一目瞭然。
私たちが見たいと思う一番新しいとれたてのニュースはもう、テレビにはない。
今まで、どこかの誰かが取捨選択して伝えてもらってたニュースを
もう私たちは喜ばないしありがたがらない。

facebookやtwitterやyoutubeやUstreamや、そんなネットの海から
自分でもしくは自分のつながりの中でニュースを選び出すのだ。

日本ではまだ、多くの人がネットよりも
マスコミのニュースの方が正しいと思っているかもしれないけど
それはきっと私を含め、英語力を失った人が多いからだと思う。
ネットの一番の凄まじさ、即時性で劣ってしまう。
だからやっぱりfacebookは英語でやったほうがいいような気がするなあ。
あー、英語勉強したい。
そして、firefoxの翻訳機能の細かい所もべんきょうしよ。
もう、日本語はmixiがあるからいいやんな〜。

閑話休題

この映画の原作は
彼を訴えた側のfacebook創業者の1人のインタビューを元にした本であるので
ザッカーバーグを斜めにみるスタンス。
今、本屋にはもう1冊、ザッカーバーグ本人のインタビューを受けて書かれた本がある。

映画を見る前の日、
twitterで
『ソーシャルネットワークの原作じゃない方のザッカーバーグの本って何て名前かなあ?』
ってスタバでお茶しながらつぶやいたら
「フェイスブック 若き天才の野望 という本ですよ」
とフォロワーでもない方が教えてくれた。
なんと、その教えてくれた人はこの本の出版社
日経BP社のこの本の編集者、その人でした。

いや〜すごいね、これがソーシャルネットワークだね。
リアルタイム性とアーカイブ性。
どちらも兼ね備えてるので使い方によってはとても力強いものとなるのよね。

もちろんこういうことがあったら購入しちゃう。
この本の感想は読んでから!

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