2010/12/06

ご趣味は?

お見合いのときに
ご趣味は?
って聞いたり聞かれたりするのは定番だし
履歴書にも
趣味とか特技とか書く欄があったり
とかく
あなたの趣味は何ですか?という問いは
相手の暇つぶしに聞かれる質問ですが
さて、自分は?と考えると最近答えに窮します。

昔、まだ青い頃は
読書とか音楽・映画鑑賞とか言ってましたが
大きくなればなるほど
自分よりももっともっと知識の豊富な人はたくさんいるという事を認識して
そう答えるのには甚だ自信がなくなります。

例えば私だと
最近はよく写真の事を書いたりしてますけど、
これは趣味かと聞かれるとなんとも頼りない。
だって、自分よりも教室に行ってる人は
そりゃーもっともっと写真を撮りに行ってるし
その費やしてる時間を思うと自分なんか
趣味でもないと思えてきます。

あと、美術館やギャラリーへ行ったり、映画を見たりを
フルタイムで働いている人たちや
まだ小さい子供さんの子育て中のママよりは出来てると思うけど
奥深い考察や蘊蓄があるわけでなく、
そして私ぐらいの人は掃いて捨てるほどいるし。

ここの日記にはまず書かない
お花のお稽古、これも古くは小学生から流派を点々としながら
今も1ヶ月に2回、続けているけど
花が大好きで大好きで。。。というのにはほど遠い。

あんなに好きだった歌舞伎も最近はテレビで見るぐらいだし。
(いや、テレビでも演劇を楽しめるのは
それまでの蓄積ある経験があってからこそだとは思うけど)

読書、これも
最近は1ヶ月に2冊読めばいいほう。

好きな事はあるけれど
趣味と言い切るほどのものって本当にないなあ。

特に音楽なんて知り合いにDJという人たちがいるおかげで
自分が何も知らないなあと悲しくなる始末。

永く続けている事と言えば
テレビでニュースを見る。
新聞を読む。
ネットにはまる。
SNSと親しむ。
ブログ的日記を書く。
ポッドキャストをきく。
時々洋服を買いに行く。
おいしいものを食べる。
お酒

そのぐらい?

この中で一番時間を割いているのは
ネット関係なので
もうネットと言っちゃおうか。
いや、これももっともっと知ってる人がいっぱいいるからなあ。

そのネットにふれているお陰で
分野分野に自分よりも情報過多な人たちがたくさんいることを
まざまざと見せつけられるわけで
この超えられない山を知った事が
趣味をなくしたことと関係があるのかも。

定年を過ぎて趣味を探す中高年のおじさまを
少しあれな感じで思っていたこともありますが
これからは私も自分の自信を持って言える趣味探し?
自分探しってそういうことなのかしらん?

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