カンニングはした事ない。多分。

 

カンニングは多分した事ないと思う。
そういうの好きじゃない。

だけど、小学生の頃、
どこかの県について班で手分けして調べるというのがあった。
その県の特産物について１人づつ調べて後日持ち寄って発表する
そんな課題だった。

私は小さい頃、それなりに贅沢に暮らしていたから
家には「自由自在」の参考書をずらりと並べていた。

その特産物のどれを調べるかについてアミダクジで
決定する事になり、
クジを私が制作したんだけど、
その時に小さく自分が持ってる参考書に記述がある項目が当たる部分に
マークをしたのだ。

本当にこすいやり方。

そして、それは友達の
これ、何か書いてあるんとちゃうん？
という言葉でばれそうになる。
そんなん違うと言い張ったけど。

その後、どんな発表をしたのかは忘れたけど
その時にイヤーな感じ。
自分に対しての。
を、こういう事件があると
いつも思い出してしまう。

きっと班のみんなは誰も覚えてないと思うけど。
というか、どんなメンバーがいたのかも忘れちゃったな。

２１世紀少年みたいに
小学生の頃に書いた事を１人がずっと覚えてて、
その続きを悶々と考えてるって
誰しもあると思う。（３部目は見てないけどw
そう思うと、誰かが私の過去の嫌な部分をきっと覚えている訳で。
なんか恐いなあ。

話がそれちゃったけど
カンニングの子について
あんなに大きく報じちゃうのってどうなんだろう？
私はあんなこすい事、やっちゃう若さって理解できない事もない。
イジメで自殺しちゃうみたいな。
悶々が自分の妄想の中で黒々と育つ感じ。

俯瞰した目で見たら
広大な世界が自分の外側に広がってるのに
それに気づかない若さ。

いや、若いからじゃないかもね。
会社でも家庭でも
狭い範囲で自分を中心に考えると
どうしても堂々巡り、行き詰まってしまう。

mixiは知ってる人しかいないから、これでも理性的に書いてるつもりだけど、
そういうの、私はこのブログとかtwitterについ吐き出してしまって
それで均衡を保ってるところがある。
それが変に露見したらカンニング問題と同じぐらい窮地に落とされるかも。

王様の耳はロバの耳！

カンニングした子は、これから先、どんな折にこの事件を思い出すんだろう。
誰からも指を指されなくなったと時がきても
自分の過去からきれいさっばり逃げる事はできやしない。
それは、自分の気持ちの隙をねらって顔を出してくるのだ。