2012/05/03

ダーティ•ハリーと銃特集



先週、午前十時の映画祭(だけど、実際は2時頃から) 
1971年の名作、 
若い頃のクリント•イーストウッド主演の刑事アクション映画、 
ダーティハリーをみてきました 

連続銃殺人鬼に迫る 
サンフランシスコ警察の一匹狼刑事、 
ハリー・キャラハン、有名ですよね。 

警察は犯人に対しても人権とかを主張し過ぎて 
かったるいので、 
ハリーは単独にどんどん動きます。 
彼の正義の元に捜査する感じ。 
だけど、上層部はそんな彼の行動を賞賛しつつも、 
誰もその責任をとってくれないという。 
最後に彼がイヤになっちゃうのもわかるよね。 

殺人鬼のスコーピオの迫真の演技。 
あの、いっちゃった人の目! 





子供の頃にみて恐かったスクールバスで 
ローローローユアボートを 
無理やり歌わされる場面!!! 
あれは秀逸ですね。 
ウィキペディアさん情報によるとこのときの彼の迫真の演技がすばらしすぎて 
その後、殺人鬼的な役柄しか回ってこずに低迷したとか。 
アンディ・ロビンソンさん、いや、すげーっす。 

この映画は何度もテレビでみてるはずなんだけど、 
ちゃんと映画館でみると、みてないというか 
テレビで編集されていて見せてもらってない場面が多くあったようですね。 
例えば、少女の遺体が全裸で丸見えだったのにそこはぼかされてたとか 
あの当時のサンフランシスコということで 
セクシュアルマイノリティ文化の風俗とか。 
ストリップバーのどぎつい場面とか。 

だから、あの当時、 
テレビの洋画劇場でみてたのは 
本当の映画ではなかったんだなあと感じたのでした。 

何度も書いてるTBSのラジオ番組 
ライムスター宇田丸のウイークエンドシャッフルでおもしろい特集がありました。 
TBSの安東アナウンサーが銃に詳しいとの事で 銃でみる映画特集というのをしていて、その中で、 
全くダメな「銃映画」として5位にあげていたのがこのダーティハリーでした。 

ダーティハリーと言えば、 
マグナム44をぶっ放す場面が有名ですが、 
あんな重い銃を片手で打ったりすることって無理なんだって。 
ラストのあの有名なシーンも、そんな犯人だけにピンポイントで当てたりする事は無理とのことで、そういう繊細な銃弾じゃないんだって。 
その上、マグナム44って銃の名前じゃなくて 
弾の名前であの銃はスミス&ウエッソンの M29 て言うそうです。 
ふーーーーん。 
こういうの、男子には重要なんかもしれないけど、 
その辺り私には全くわかってないしわかろうともしてないし!! 
映画が楽しかったらそんな事どうでもいいんだけどね! 

ダーティ•ハリーを見ると 
グラン•トリノが見返したくなりますね。 
ハリーがあってこそのあの映画なんだなあと、 
ハリーが年取ったらあんな感じになっちゃってるのかもしれないなあ 




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