2011/04/15

近場の楽しみ〜弓弦羽神社と香雪美術館

深田池から少し南東へ下ると
そこは、
もうすぐGWには地車祭りもある弓弦羽神社です。

ここは昔は立派な枝垂れ桜があったのですが、
今は調子が悪いのか年とったのか前ほどの勢いではなくなったのが寂しい。
参道も桜並木が少し続いていてこじんまりとしているけど
品のある美しい神社です。


(だけど、ここ最近、中に入ると
「〜してはいけません」の立て札が多すぎてちょっとげんなり。
ちっせーんだよ!神主!と思っちゃうのさ)


さて、
その隣が今日のメインイベントの香雪美術館です。

結構町でよくみる
田渕俊夫展のポスター
美しいですよね。


田渕俊夫さんと言えば
一昨年に智積院の襖絵を見に行った事があります
その時はモノトーンの美しい水墨画だったですが
今回は優しい岩絵の具の作品たちです。
解説も詳しく書かれていて、
墨絵と色絵をネガとポジの感覚で描いていると書かれていました。
納得。
素朴な草花のスケッチの美しい事。
こちらも私設美術館なので小さくてさらっと見れてしまう美術館なのですが
白鶴の男らしさと比べるとこちらは女らしいたおやかな優しい佇まいです。
フォト

この美術館は朝日新聞の創始者の村山さんが作られた美術館で
昔はお茶道具と書の所蔵品が有名でこれらを飾られていたのですが
最近は方針が変わったのか
近代の日本画展をすることが多くってきました。
この前は小倉遊亀展をやってたし。

ここは美術館と村山さんの本宅と森があって
うちの部屋からはその隣の森が借景になっており
とても感謝してるのですが
イデオロギーの違いもあり、朝日新聞はとっておりませんっw

しかしこの弓弦羽神社と香雪美術館が隣同士になっていて
都会とは思えないほどの美しい緑が側にあることは
私の近所の気に入っている所です。

白鶴と香雪の美術館は春と秋しか開館していないのですが
また秋には新しい展示と美しい紅葉を見る事ができますので
ぜひ、秋にこの御影を楽しんでみたいという方がいらしたら
お供いたします。
ぜひ、
お知らせあれ〜。

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