2011/07/11

音楽の仕事

日記に書く事が多すぎてどこからかきましょうか

一番書きやすい所から書いてみましょう

この週末のこと、
うちのお客さんで前に大学に勤めておられた方、
今は足が悪く
どちらかというとトボトボ歩かれるタイプのおじいさんが
コーヒーを飲みながら勢い良く話された話。

うちの店の近くの交差点で信号を待っていたら
向こう側に小さな幼稚園ぐらいの女の子が1人、
まっすぐ自分を見つめてたっていた。
おじいさんはあの子が自分にに用事があってここへ来る事がわかった。
だけど、
そのおじいさんには近所にそんな小さな女の子に知り合いがいない。

青信号になって
その女の子は思った通り自分の方へやって来て

「おじさん、仕事を探していませんか?」
と言った。
おじいさんは
「いや、仕事は探してないけど、どんな仕事だい?」
と言うと
「音楽を教える仕事ですよ」
としっかり目を見つめて言ったのだ。
おじいさんは困ってしまって、
「いや~、私は音楽が得意じゃないから
音楽を教える事はできないなあ。」
というと、その女の子は
「もったいないなあ。とっても良い仕事なのに。本当にダメですか?」
「悪いけど、できないなあ。」
「そうですか。。。ありがとうございました」
そういうと女の子はもったいないなあと言いながら
商店街の坂道を1人、上がって行ったんだよ。

!!!!!

そんな事ってある?
音楽を教える仕事って何なんだろう?
その女の子はたった独りでそうやっていろんなおじいさんに声をかけてたのかしら?

私はそのおじいさんお客さんに
その子について行ったらパラレルワールドへ連れて行かれて
帰って来れなくなったかもしれませんね。
なんていったんだけど、
おじいさんは私のそんな気の効いた感想には興味がないみたいで。
その女の子は何してたのかの方が知りたかったみたい。

村上春樹がそばにいて聴いてたら
いい話を書いてくれそうな
ちょっと、悪くない話。

いつもはあんまり面白くない話ばかりするお客さんだけど(失礼
色々と夢想しちゃったな。
この週末はそういう、おもしろい話になりそうな事を
もう一つ聴いたんだけど、
それはすっごいシュールな話なので別の機会に。
又は、一緒にいた友達が書いてくれるかもしれない

0 件のコメント:

コメントを投稿