2015/11/12

エール!(課題映画)見てきました

私たちの映画の会の課題映画の「エール!」をヴィヴィアン・マイヤーの後にシネリーブルで見ました。フランスでX週連続一位!!!っていうのは「最強のふたり」の時からのフランス映画を売る約束の言葉ですね。やっぱりいつまでもおふらんすには弱いってことかしらん

で、エール!


主人公が骨太で美人でないのがいいですね。その美人の分は明るいお母さんが受け持ってくれます。家族はパパとママと弟との仲良し4人家族。でも、この主人公の女子高生、ポーラ以外はみんな耳が聞こえないんです。
でも全く暗くなくって前向きな家族。農場と牧場とチーズ!!!作り!をしながら市長にお父さんが立候補してしまうぐらいのポジティブさです。
そんな家族だから、ポーラがみんなの耳になり、口になり。。。でも、ずっとそうだったから家族は彼女の負担をわかってないのよね。そんな中、彼女は実は「歌う事」の才能が半端ない事がわかってきます。音楽の先生もパリの学校を勧めるぐらいに・・・!

音楽のせんせーの役が前に、「ゲンズブールと女たち」で、ゲンズブール役をやっていた俳優、エリック・エスモルニーノでそんな役をやってたぐらいだから退廃的な感じで色っぽいです。そんな先生がコーラス部の顧問で高校生の男女に歌わすのが激しい愛の歌です。どうなんだろ?これってフランスでは普通のことかしら?他にも、ポーラが両親と一緒に婦人科へ行って、オカンの膣のカビ(ガンジタ??)の治療法の手話通訳を最初にするところがあるんだけど、そこでも夫婦生活について治療中にしてはイケナイことを赤裸々に伝えることが出てきたり、ポーラ以外の家族は耳が聞こえないので生活騒音に鈍感で、ポーラの友達が遊びに来てるのに大声でセックスしたりして、それをもう、いややわ〜、って感じで笑ってステレオの音楽の音を大きくして打ち消したりするところが出てくるんだけど、何回も聞くけどこれってフランスでは普通??
ちょっとやりすぎな気がしてそれがちょっとノイジーでした。高校生の話だし。

ポーラ役の彼女は、ジェニファー・ハドソンみたいに、フランスのアメリカンアイドルみたいなので優勝した子らしい。でも、私はそんなにこの子の歌がすごいのかな?ってあんまりわからなかったのね。だから、そういう有名な天才歌手とは思ってなかったの。でもフランス人が見たら、あ、あの子にあて書き!ってぐらいしっくりくるんだろな。彼女のそこまでもの良さがわかれなかったのは私の耳が悪いのか。

とかかんそー言いながら、最後、泣かされるとこはきっちり泣きましたけど!
最近、自分が泣ける映画では素直に泣くようになりました。
これも、年とったな〜ってことなんかしらん

それから、チーズがすっごい美味しそうでしたです!!!

てことで、
評価 は   
 DVD化されたら見てみてはいかがでしょうか?

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 



日本語版の主題歌を聞いたら、映画の彼女の方が素直でかなり好感持てました。

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