2011/11/16

コンテイジョン 見て来た

名前が難しいので、すぐ忘れてしまいそうになるのですが
コンティジョン 見てきました。
国際会館のレディースデイです。
入りは1/4ぐらいかな。

この映画は
ドキュメンタリー風の
新しい殺人ウィルスが巻き起こすパンデミック映画です。
出てくるキャストが凄い。
マット•デイモン ケイト•ウインスレット ジュード•ロー
マリオン•コティヤール グヴィネス•パルトロー ローレンス•フィッシュバーン
もう、アカデミーな人達ばかり。
監督はスティーブン•ソダーバーグ



映画は、パンデミックパニック物によくある
飛行場から始まります。
ああ、
恐い。ぞっとするよね。
情報とウィルスはある地点からあっと言う間に世界中に広がる。。。んです。

グヴィネス•パルトローはマット•デイモンのおくさんで
世界で出張をこなすキャリアウーマン。
香港での出張を終えて、いつもの通り息子と旦那の待つ家へと帰ってきます。
ハグしてキスして、おしゃべり。。。するよね。
だけど、パルトローは次の日から熱が下がらずに調子が悪くなって
痙攣して口から泡を吹いて死んでしまう。
ウイルスに感染していたの。
パルトローが出張の時にマカオのカジノで隣に座ってしゃべってた日本人のおっちゃんもその頃、東京のバスの中で同じように死んでしまう。
マカオのカジノでカクテルを運んでいたお兄ちゃんも香港の街中で死んでしまう。

そう、新たなウィルスに感染してたの!
そして、幼稚園の小さな息子も死んでしまうの。

東京のバスのおっちゃんは死ぬ所を
同じバスに乗り合わせたおっさんにケイタイでムービーを撮られて
それはyoutubeに上げられて、その映像を
アメリカにいるブロガーのジュード•ロウに発見されて
彼のインチキブログで紹介されて
彼は一躍、時の人になってデマと推論をいっぱいまき散らす。

保険局の局長のフィッシュバーンはウイルスに効くワクチンを開発させつつ
香港の現場へ優秀な研究者のケイト•ウインスレットを送る。

WHOのコティヤールは香港へ現地調査へ行く。

亡くなったバルトローの旦那のマット•デイモンは
伝染しない、抗体を持った人だった。

という風にソダーバーグのお得意の
群像劇が飽きさせずに緊迫感を持って描いていく。

例えば、ゾンビ映画なら、
主人公以外は全部ゾンビになるじゃない?
だけど、パンデミック物の
伝染するかしないかはかかってみないとわからないし、
発症するまでは見た目は普通なわけだから余計恐い。
んで、ゾンビはだいたい逃げるのが遅い人がゾンビ化されるから
私の場合、絶対ゾンビになってしまう事が容易に想像できるけど
ウィルスの場合は本当に運しかないんよ。
誰かウィルスを持った人が触ったドアノブに私が触ったり
お金に触ったりする確率なんて計算できないでしょ?

鳥インフルエンザとか、SAASとか最近もそういう事実があったことを
知ってるだけに、本当に、こういう事が起こったらパニックになる事が簡単に想像できるよね。

神戸なんか、あのときの鳥インフルで総マスク化したじゃない?
神戸祭りも前日に中止して
あの、映画に使えそうなマスクの群れ。

やっぱり、こういう時に恐いのがやっぱり
デマや嘘から来る恐怖と焦りと理性を失った人間達だなと
考えさせられる、
そして、
映画を出てしばらくは手をキレイに洗ってみたりする
そんな映画でした。

この映画は、DVD化されたら
借りて見てください。
パンデミックの恐怖を実感できます。

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