2011/05/10

WinからMacにしようかなあと思っている人へ/ one to one

なんとなく書きそびれていたことを。

去年の7月にメインPCをWinからMacにして
PC生活を快適に過ごしています。
でも、それまでWinを使っていたので友達のMacを触るたびに
左右のクリックでなく、ワンクリックなのがよくわからず
おっかなびっくりだったので
Macに慣れるか、とっても不安に思っていたんですよ。
その他にもWinとは違う所もあるだろうし。

新しいPCを買い替えようと思っている時に、お客さんの機械好き男子が
Macに換えて快適だという話をしてくれました。
そして、one to one について教えてくれたのです。

one to one とはアップルストアでMacのPCを買った人にのみ
利用できる有料のPC教室です。
関西だと心斎橋のアップルストアの2階。
1年間1万円ほどで1回の授業が1時間弱。
いつでも予約が取れれば毎日でも行く事が出来ます。
初心者の質問からある程度高度な事まで。
カリキュラムは教えて欲しい事を生徒が選べるようになっていて
自分の気になる事をマンツーマンで教えてくれます。
これは、私にとってはとても有益な授業でした。
Winを長らく使ってきたといっても、初歩的な事で
わかっていなかったことを発見したり、
店のポスターから写真の加工まで
ここで習った事で私なりに上達した事はとても多いです。
他にも授業ではiPhoneの使い方やiPadの使い方、その連携の仕方まで教えてくれるんだよ!
ポッドキャストや動画の編集などはさらにバージョンupしたような気がする。
ちょっと自画自賛だけどw
Winだけを使ってたときとはかなり違う私になったような。

1時間しか勉強できないなんて行くのがもったいないと思うでしょ?
でもこの他に
パーソナルプロジェクトという2時間の自習の時間があるんです。
これも予約制なのですが、
4人までぐらいのグループレッスンで先生が一人つき、4人の生徒各々がやりたい事をやってわからない事をその度に教えてもらうというもの。
マンツーマンよりも自分のやりたい事に没頭できてこれもまた、いいのです。

私の場合はこのone to one とパーソナルプロジェクトを組み合わせて予約。
できるだけ3時間ほどをアップルストアで勉強する事にしています。

関西だと心斎橋にしかアップルストアはないので、
ちょっとハードルが高いかとも思うんだけど、
余裕で日帰りができるぐらいの範囲の人なら
行くべきだと思うのよね。すっごいためになります。

でも、一つだけいただけないのは
この教室はアップルストアでPCを買わないといけないということ。
これは正規の値段、値引きなしで買わないといけないので
関西人の私にはかなり痛い選択でしたが
それ以上の実りあるPC生活を送れることを私が保証します!

このone to oneが使えるのも、あと2ヶ月ほど。
しばらく休んでいたので、またフル活用させるつもり。
そして、今度、また、いつか、新しいPCを買うときがきたら
またone to one に入ろうかな~と思っているんだよ!

アップルone to one

*写真はアップルストアの2階

バス旅行-1 藤を見る

ある日、店に届いた夕刊にtrapicsのバスツアーの広告が。
6980円で
九尺藤と牡丹と芝桜を見て
三食付き、その上帰りに有馬温泉にも寄るというのに釘付け、
その時にtwitterで春休みをとる予定の
友達に呼びかけてw、一緒に昨日行ってきました~!

バス旅行はとっても久しぶりでたのしみ~。
しかし、西宮北口に朝の7時20分に集合。
それも待ち合わせ場所の西北の少し歩いた先には行った事がないので
前の日から不安で
早めに寝たつもりだけど2回もバスに間に合わない!夢を見てしまったよ。

さて当日、焦って6時半ぐらいに家を出て、
待ち合わせ場所に無事、20分までに着く事ができました。
ふう。

朝ご飯も着いているのでとりあえず化粧をしただけで飛び出したのです。
朝ご飯はアップルジュースとクロワッサン。
バスの中で手渡される!わーい。

そうこうしてるうちに、バスは舞鶴道へとはいって
春日インターチェンジで降りて
最初の目的地、
白毫寺(びゃくごうじ)へ。


ここには九尺の藤があるというのでものすごく楽しみにしていたのです。
藤は少し早くて6分~7分咲でした。

私の中では藤娘が背負っているような
2mぐらいあるなが~い房の藤を想像していたのですが、
なんのことはない、
藤棚が長かったのです。
ちょっとショック。
それもお寺の少し上の方に山を開けた運動場みたいなところがあって
そこにL字に藤棚があったのでした。

↑わかるかなあ。緑のベルトが藤棚なのよ。
いや、いいんですよ。
それはそれで。
すばらしいのですが、
私はなが~いのが見たかったの。
昔、花の名所のガイドブックか何かを持っていて
確か亀戸天神の藤だったような気がするんだけど、
地面に摺るぐらいの長さの藤の写真が忘れられないんです。
そう思って、今いろいろとネットで探してみると
そんな藤はないの??
亀戸もこれぐらいだし 
私の頭の中の空想上の植物なのかしら?
誰か教えて!
ちなみに舞踏の藤娘ではこれぐらいの長さの藤を持って踊ります



つづく。

2011/05/04

現代アートのことを少し.

先ほど書いた日記で原発事故そのものを私がおもしろがってるように
読めてしまった人がいたらごめんなさい。
全くそのつもりはなくて、ARTとしてとらえたらと考えたつもりです。

現代アートと言えば
この前ちょっといい話がありました。

先日、うちの母が神戸に急に来て
うちの新しい方の店、2FのBARを見てみたいというので
連れて行ったときの事。

うちの2Fの店長は、素直ないい子なんだけど
全然ARTとかに特別興味を持ってる子でもなく
うちの母も、私と会った時にやることがなければ美術館へ連れて行くぐらいしか
美術と打ち解けてない人なのですが、

昨年、母は直島の 地中美術館に
BARの店長は自分の故郷でもある金沢の21世紀術館へ行ったときの話を
お互いがお互いの話しに呼応するように生き生きと話してくれたのです。
この二つの美術館はどちらも現代アートに特化した美術館で
現代アートに興味のある人なら誰でも行ってみたい場所。
そして、私はあこがれつつ、まだ行った事がないのです。
2人は、
真っ暗な中を入って行ったらしばらくしたらうっすらと何かが見えた!とか
大きな何かがある!
とか
プールの中に入ると!
とか
目を輝かせて私にどんなにびっくりして面白かったかを聞かせてくれました。

私みたいに
何にもわかってないのに、わかったふりというか
変にちょっと知ってるというか
そういうちょっと斜め目線のうがったいやらしい見方でなく、
素直にファーストインパクトを受けて
おもしろがる事、これが現代アートの正しい目線だなあと思ったのでした。
なんだか微笑ましい!
とても気持ちよいお酒を飲む事ができました。

今回の美術手帖の特集が
「現代アートの巨匠」で
この雑誌は2千円とちと高いので平常心ではびびって買えないのですが、
この前、少し酔って本屋へ行ったのでいい気分で買ってきました。

「将来、誰もが15分間は有名になれる」
ウォーホールの有名な言葉が掲げられたこの表紙。
先駆者達の作品だけでなく言葉もたくさん採集されていて
本当に興味深いです。
うーん、でも、このweb時代には15分は長過ぎるかもしれないね
今だと3分ぐらいかな?

これを読んでると作品だけでなく
現代アートをやる人たちは
何を作ったかの他に
どうやって生きたかもアートとして差し出さねばならないと
思えてきます。

あの今、中国で逮捕された アィ•ウェイウェイ
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110407/chn11040720230002-n1.htm
も、
当人は不本意だとは思うけれど、
それ自体もポリティカルなアートであるとすら思えてくるのです。

美術手帖 美術手帖編集部
http://book.bijutsu.co.jp/books/2011/04/20115.html


写真はアィ•ウェイウェイ展での作品。
アブソリュートウオッカなんてどこにでもある瓶に
宋時代か何かの古い仏像を入れるという作品

明日の神話の付け足しのこと

今は渋谷駅にある、1954年3月1日に太平洋・ビキニ環礁で行われた米国の水爆実験で被爆したマグロ漁船、
第五福竜丸事件に捧げた岡本太郎「明日の神話」。
http://www.1101.com/asunoshinwa/asunoshinwa.html
この絵に福島原発のような絵が何者かによって描き足された事件、
ネット上、特に
twitter上ではかなりの波紋を広げました。

その過程は
togetterの 岡本太郎「明日の神話」に東電原発!??
http://togetter.com/li/130065
ここに、楽しく時系列に追えるようになっているので
時間のある人は一度みてみてください。

元々、この追加された絵の部分は
最初の設置場所のメキシコのホテルの手すり部分と重なったため、
空白になっていたもの。
そこに何者かが絵を傷つけないように
同じトーンで福島原発の今をベニア板に描き、両面テープで貼って
わからないように設置したのです。
この絵を傷つけないようにというのに太郎へのリスペクトを感じるよね。
だけど、この絵が生のままであんなに人が多く歩く場所に設置されていたのにも
驚くよ。
見た事ないからわかんないけど、何か保護する物はあるのかしらん?
今、その部分をみるとちょっとヤッターマンみたいな。
いや、あの絵から派生したいろんなオマージュがジャパニメーションには、
きっとたくさんあるんだろうと思われ、
いや、私はアニメに疎いからちとわかんないんだけどエヴァとかそうなんだって!

今回の件、太郎さんはちょっと愉快に思ってるのではないかと想像してしまうのです。70年の万博の時に、太陽の塔に籠城した若者をおもしろかったように。

私は今回の事、原発事故発生、絵を制作する事を思いつく。
作画、設置から発見、twitterなどによる拡散、それを知った当局者の撤去、そして名乗り出る告白まで、そういう過程をリアルタイムweb時代のARTだと思ってたのならそれはそれで成り立つと思うのです。
この騒動全てがARTだと。
だから、確信犯には出てきて欲しいな。自分から。
バンクシーよりもじっとりしていて日本的で日本の現代ARTぽい。

ちなみに、岡本太郎記念館の平野暁臣館長は「福島原発を描いたのだろう。繰り返されたら困るが、単なるいたずらではなく、芸術としてやろうとしたのではないか」と言ってるよ。
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105020282.html

それにしても、
「明日の神話」
って
いいタイトルだね

写真は万博公園の鉄鋼館のスペースシアター。
原爆のタペストリー

三陸海岸大津波 を読んで−2

本の紹介を書いていたら長くなったので
感想を2本にわけました。

吉村さんのこの本は何度も書いたように
この本を1970年に完成させているので
今回の津波について書かれていません。

今回の津波では
「これより下に家を建てるな」と書かれた石の下までは水は来たけれど
それより上に家を建てた人は大丈夫だったとか、
学校に避難路を造らねばならないと訴え続けた市会議員のおかげで
子供達が救われたなどと、昔の言い伝えによって救われたニュースで
どちらかというと明るいニュースが何度も繰り返し放送されたりしました。

しかし、
昭和8年の津波による被害をうけて巨大な防潮堤が作られた田老町では
その壁を過信して逃げるのが遅くなったと言われています。
また、前兆と教えられていた数々の事が今回は事前に起こらなかったので
津波を関連づけて考える事ができなかったとも言われています。

そう考えると
私たちはどこまでも天災の前に無力であると言わざるをえません。

毎回、津波が起こる度に高所への移住が勧められますが
いつ起こるかわからない津波のために強制的に全ての人々を動かすことは
難しい話です。

子供の頃、とても厳しい寒さや暑さの中で生活しなければならない人や
津波など天災が何度も襲う場所、差別をうけるといわれている所に住む人たちが
どうして引っ越しをしないのだろうと不思議でした。
しかし、大人になってみると、先祖から受け継いだ土地、やっと自分で手に入れた家を簡単に捨てたり逃げる事は出来ない事。毎日生きて行くための仕事。学校。様々なしがらみと友情。そこで生きる事が全てだと思える事。
そういった事が深く理解できるようになりました。簡単に捨て去る事ができない物や事柄が増える事が生きて行くということなのでしょう。

海の恵みに感謝して生きてきた人が多い三陸海岸の人々が
今は絶望していたとしても
海を捨てては生きていけないに違いありません。

それにしても
私たちの知恵はどこまで有効なのでしょう?
毎回、同じ津波でも姿を変えて襲いかかる高波。
過去のどの津波の予防方法を学んだとしてもそれとは違う姿を見せる海。

記述があるだけで18回と今回、19回もの津波が三陸に押し寄せているのに
これを想定外と呼ぶのはあまりにも学習が足りません。
しかし、私もこの本を読むまでこれほどこの地域に津波があるとは知りませんでしたし、私が住んでいるところからは遠いからか、情けない事にきっと歴史や地理で学んでいたであろうのに三陸に津波が多い事を覚えていませんでした。

のど元すぎれば。。。
どんなに悲しいことやつらい事も忘れてしまうのは
人間とはなんと愚かなのでしょう。

吉村さんがまだ生きていらしたら
どのように今回の津波を書き記し私たちに何を伝えてくれたのか
読んでみたかったです。
この津波後の増刷分の印税を妻で作家の津村節子さんは
被災地へ寄付する事を決められたとの事。
http://www.sakigake.jp/p/special/11/eastjapan_earthquake/news.jsp?nid=2011040901000028

この警告の書でもある三陸海岸大津波を読んで
天災を避ける事はできないこと、
だけど、私たちはその度に学び、復興し、強く生きてきた健気な民族である事を
強く思ったのでした。


写真は東尋坊