2015/10/28

私のこんまり日記3〜こんまりとの出会い

マンションのモデルルームみたいに、ドラマのオサレ主人公のお部屋みたいにあるべきものしかない部屋に憧れます。でも、毎日の生活の中ではそれはかなり難しい話。特に私が思うのは机の上。うちは実家で作ってもらったブビンガーの一枚板のそれも結構大きな机をリビングで使っているのですが、そこでご飯も食べるしPCも使うし、字を書いたりおじさんが書類を作ったりもします。その上普段よりテッシュは置いてあるペン立て外付けHDD、MacBookがProとAirの2台おじさんの書類、私が処置しないといけない書類、そして小さな青メダカの水槽まで!私の書類は地層になってる状態でした。

机の上をしみじみ見て、ああ、これはどうにかしないといけないなあと思った日がありました。そこでぼんやりとちょっと遠い歩いて15分ぐらいの駅ビルに食料品を買いに行ってみました。そこには上に大きな本屋さんがあるので何とは無しにうろうろしていた時に、片付ける本を買ってみようかなあと薄ぼんやり考えたのです。そこで、ふと、こんまりのことを思い出しました。webや雑誌で読んだことがあったので、彼女のことや「ときめき」という胡散臭いキーワードなどは知っていました。普段の私はそういうハウツー本を買うことをバカにするタイプの女で本が好きなくせに本なんかで変われる人を信念がないと思っていました。でも、今までが片付けられなかったのだから、ベタな本を1冊読んでみようと思ったのです。私は特にスピリチュアル系が苦手なので元からある普通の言葉である「ときめき」ならまだついていけるのではないかと、こんまりこと近藤麻理恵さんの本、「人生がときめく片づけの魔法」を手に取ったのです。

 その本屋には併設されたカフェがあって、そこでコーヒーを飲みながら読み始めようとしました。そのカフェには小さなブックシェルフがあって、美しく暮らすコツ、みたいな写真集のような本がありました。買った本はいつでも読めるからと、その写真集みたいな本をパラパラとめくってみました。そこには、クロワッサンなんかで紹介されるような、自分らしい美しい上質で丁寧に作られたものまみれで誰もが羨むような主婦の最高峰みたいな生活の作り方が今風の写真で描かれていました。私はこれは無理だ。私にはできないと思って途中でその本を読むのをやめて、やっと「こんまりの本」を開いてみたのです。(実は本にカバーをかけるのは嫌いなのですが、この本は恥ずかしくてカバーをかけてもらっていました)
こんまりの本は、その写真集みたいな本と全く違います。なんといっても写真も絵もゼロ。ただただテキストだけが並んでいます。(あ、かわいすぎる挿絵は入ってるけど気持ちだけ)
で、彼女は言います。この本は一度片付けたら絶対元に戻らない方法を書いた本です。私の片付け方は今までの片付け方と 違います。
ここで、私もマジかな?そんなことあるかいな〜。と思ってました。
その上、この片付けができた人は人生が劇的に変わっています。人生に何が必要で何が必要でないのかがわかり何をやるべきかがわかるのです。ということまで書いてあるんです。
これは、私の一番嫌いなタイプの文章です。これは、やっぱりできないやつか。。。。失望しながらも読み進めました。
しかし、片付け方の具体的な方法に入ったところから「こんまり」にのせられている自分がわかりました。
家に帰って片付けてみたい。。。。という気持ちにスイッチが入ったのです。本を途中で止め、その階下にある無印良品で籐のカゴをまず買ってみました。そこに片付けたものを入れようという盛り上がった気持ちでした。そして「こんまり」と「籐のカゴ」と食料品を買って急いで家に帰ったのです。

続く

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