2015/10/30

私のこんまり日記5〜靴のこんまり

1収納道具が見つかる場所からやる。

こんまりの「靴箱が家に余ってませんか?あれこそ立派な収納道具になりますよ」的な言葉に感化を受けた私はまず、下駄箱からどうにかしようと思いました。
こんまりする以前から 思っていたことがありました。「女子たちは家に足に合わない靴がありませんか?それをどうしてますか??」
私は事あるごとに友人でオサレな友達にこの問いを投げかけてました。男子は知らないと思うけど、女子って靴下を履かずに履く靴がたくさんあるんですよ。店で、これいいなと思って、何度も確認して帰ってみても出かける時に履いてみたら足に到底合わないっていう靴だったという失敗が何度もあります。女子たちの家にはそういう履けない靴が死蔵されてるんです。でも、1度履いてみただけで、ダメ靴の烙印を押すのはもったいない、何か知らんけど、時が解決してくれるかも。。と思った靴が下駄箱に寝ているって人は多いはずです。そんな気持ちを抱えつつ「こんまりは 片付け祭をしなさい、というけど靴って高いものだし、どうすればいいのか」と思っていました。
でも、まず第一歩を踏み出さなければ!
そこで、私は、気に入っているけど、どうしても足に合わない靴をもう一度履いて街に出ることにしました。近所ではなく、電車に乗っていく「神戸三宮」です。最初は、気に入った靴を履いて楽しくショッピングしていました。でも、途中より、やはり靴が私の足に負担をかけてきました。普通ならあっという間に歩けるところも亀の歩み。
私は最寄駅から自分の家に帰る途中で心に決めました。
「私の足に合わない靴は捨てよう」
帰り次第、ゴミ袋に今履いてる靴と、それ以外にも買ったけどダメだってそんなに高くない靴をまとめて3足入れました。こんまりせんせー、私やれました!
そして、下駄箱をまっさらな目でしっかりと見つめました。自慢じゃなく私の娘世代は残りカスのバブル時代だったので、フェラガモ、バリー、タニノ・クリスティー、アイグナー、ブルーノマリなど、あの頃のブランド靴が靴箱に入って、この何年もずっと下駄箱の中で眠っていました。そういう一張羅の靴は私の中では、ハレの日に履く靴であってそうでない時には靴箱の中で出番を待っていたのです。でも、よく考えてみると私には普通の日ばかりでそんなハレの日なんてまず、ないんですよね。
ああ、ここ靴たちを街に出してあげよう。そして、そんなに広くない私の家の死んだ場所を甦らそうと頭を転換しました。写真は20年ぶりぐらいに履いたバリーの紺色のローヒールパンプスです。

まず、その私にとっては上等な靴たちを靴箱から出してみました。友人の結婚式など大切な時にととって置いていた黒のバリーのエナメルのハイヒールの靴はもうカビだらけで再生できない状態でした。それをゴミ袋へ入れました。それ以外の靴はカビ取り剤を塗って皮を磨く油を塗ってまだ履ける状態へと靴磨きしました。ヒールのゴムがダメになったり何かが壊れている靴が7足もありました。その靴たちは靴の修理屋さんへ持って行きました。
ずっと下駄箱にショバ代を出していただけだった靴を靴箱から解放して普段から履くことにしました。履ける靴が増えてお洒落が楽しくなりました。
そして、いらない靴を45Lゴミ袋1袋に入れ、収納道具である靴箱がうず高く積みあがったのでした

続く

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