2013/03/28

クラウド アトラス 見て来たん

またしても先週の映画。マイミクさん(ああ、この言葉もカビがはえてきたな)と一緒に、でかけました。西宮のガーデンシティの映画館。友達はお誕生日近くであったため、ほんとは梅見に行くんだったけど雨のせいでそっちは中止にして、映画好きを祝うんで長映画を見る事にしました。 

クラウドアトラス。172分あります。長いので、長い予告編を貼ろうかな 


この映画を全く知らない人に説明するなら、 
現在過去未来 
6つの時代の物語があります。 
それも大陸を超えて、いろんな地球上の人種のいろんな人々が繰り広げるストーリー。 
奴隷貿易時代の貿易船で奴隷に白人が助けられる話、 
1800年代のヨーロッパの作曲家の話、 
少し前のアメリカで原発事故があったという話、 
老人ホームに監禁されたじいさんたちが逃げる話、 
未来のネオソウルでのクローン人間のSFな話 
もっと未来の文明がなくなってからの話 
この話が同時進行でかわるがわる現れます。 
この演じてる人達が6話ともだいたい同じで、すごい特殊メイクを使って人種も性別も超えて何度も現れます。例えばトム•ハンクスが6役やってるっていうこと。 
これが笑えるような代物でなく、最後にこの人がやってたのはこれです~という映像が現れるんだけど、ええ!わからんかった~。というのも結構あってかなりの衝撃です 

話も輪廻とかカルマとかそういう話なんだろうけど、 
接点がかなり薄いのです、 
いい人はずっといい人というわけでもないし、 
どんどん良くなるわけでもない。 

この映画の監督はマトリックスのウォシャウスキー姉弟なので、もっと深い意味がわかるのかもしれないけど、私にはそこまで1回で読み解くことはできませんでした。ウォシャウスキー姉弟は少し前までは兄弟だったんだけど、1人が性転換したこともあり、この映画でも男女をわけずに1人の役者が演じるところはそういう彼らの想いがあるのかなあとも思います。 

一つ一つのエピソードはわかりやすく、飽きさせません。 
たくさんの物語が三つ編み、じゃない六つ編みになってるけれど、その境目はとても美しくてすううっと別の時代に入っていけます。 
172分もあったのか!と思わせる程最後まで集中力を持って見れました。 

ただ、私的には最後に全ての話がわああああっと繋がってああなるほど~、と気持ちよくさせてほしかったのです。ストーリーのジェットコースターに乗せてもらうような感じで。それがないのが残念だったな。でも、ほんとは頭のいい人がちゃんと読み解いて、いや観み解いてみたら、わかる話なのかもしれないけどね。 

この映画、とってもお金もかかってるし、出てる人も意気込んでやってるのは解る作りなのに、アメリカではあまり当たらなかったんだって。確かにアカデミー賞でも全く候補にあがってなかったような。特殊メイクとかでさえ。確かに難解な映画です。でも不思議な魅力がある。こういう映画がカルト的な人気を持つ映画なんじゃないかな?そういう可能性も秘めてる映画に思えました。 

この映画なら、もっと長いディレクターズカット版もみてみたいな。 

ということで評価は 
 悪くないと思います!映画館でみてからもう一度DVDでも! 

  >すばらしい→映画館で見てください! 
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね 
  >普通→機会があったらみてください 
  >それ以下→微妙~~~ 

アメリカ版予告編 


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