1969年の西部劇、ワイルドバンチを見てきました。
新開地のcinemaKOBE1.
この映画館は2本立てで、レディーの私はいつでも千円!なので、
「許されざる者」見たさに、このワイルドバンチはおまけと思って行って来たのです。
前に、トゥルーグリッドを見た時に
自分の、西部劇の見方のわかってなさ、について、いやになったと書いた事があるのですが、
それから、私は、ここ最近、wowowでやっていた
イーストウッド特集とマカロニウエスタン特集を結構みて、
もう、そろそろ映画館で見ても西部劇が楽しめるようになってきたような気がしていたのです。
そこで、ワイルドバンチ!
西部劇の歴史上では
もう、終末期の作品ですが、思っていた以上に楽しかったです。
開拓時代の最後の辺り、ワイルドバンチと呼ばれるアウトローの強盗団と
鉄道会社に雇われてそれを追う賞金稼ぎのグループの話を軸に
逃げ込んだ先のメキシコの先住民族たちとの頭脳戦、
列車強盗、最後の銃撃戦、と見所いっぱい!
ワイルドバンチのリーダーのウイリアム•ホールデン、の頭のいいおっさんの渋さ。
メンバーにサブリーダーの温厚な感じ、2人の若もんの女好きであぶなっかしい感じ。
メキシカンのお兄ちゃんのメキシコを思う気持ち。
何を考えてるかよくわからない感じのちょっとクセもんのじいさん。
追ってくる賞金稼ぎのリーダーは実は、ウイリアム•ホールデンと親友であったとか。
男の友情満載!
女は商売女だけ。
ワイルドバンチは喧嘩もするけど、みんなで大声をあげて笑って、酒飲んで
馬乗って、拳銃をぶっぱなして!
この映画は、西部劇に見慣れてない女子が見ても、
おもしろさを感じれる、いい映画だと思うんです。
アウトローの滅びの美学を表した最後の西部劇と言われているらしいけど、
最後を飾るにはふさわしい、ほろりともする散り際も潔い、いい映画ですよ。
西部劇初心者にも
オススメ!
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