2015/01/29

ワイン上手 田崎真也〜1自然環境

ワイン上手、後で読み直せるようまとめていくことにする

1ワイン上手の基礎知識
第一章 自然環境
 〜ワインのルーツはどこにあるのか〜
 ワインが一般に広まったのは紀元前1500年のギリシャ時代だが、現在の形になるのはローマ時代から。19世紀半ばに今の形になる。コルク栓の登場が大きい。
〜北に向かうにつれて〜
葡萄は群を抜いて種類の多い植物。醸造用の品種だけで三千種。
 北緯30度から52度。南緯20度から45度で葡萄は作られてます。
ワイン造りの広がり。中近東→ギリシャ→ローマ→ヨーロッパ
広がると同時に土地土地で交配されて新しい品種になる。同じ品種でも3代目ぐらいからその土地に根ざしたものになってゆく。
寒い所は、交配で。ドイツなど
 〜フィロキセラ禍を好機として〜
19世紀末から20世紀初頭、葡萄の病気、フィロキセラ禍はヨーロッパ全域を陥れ、それを救ったのはフィロキセラ禍に強いアメリカの苗木を接ぎ木してなんとか立ち直った。このお陰でやる気のある農家だけが葡萄を作り続けることとなって品質の高いワインが生まれる事になった。
フィロキセラ禍とは根に帰省する微小の害虫。
〜こうしてぶどうの品種は選別された〜
AOC(原産地管理呼称法)がフランスでできた お陰で(50年程前)、その土地にふさわしい品種の葡萄がしぼられて畑が格付けされることになっていった。(決められた土地の葡萄を何%使わないとその銘柄を名乗れなため)
〜雨が望ましくない理由〜
雨が多いと葡萄の粒が小さくなってしまう。水っぽくて色も薄くて糖分もすくない。
樹齢によっても葡萄が違う。若いと根がはってないので味がイマイチ。樹齢は100年以上あって年をとるほど味がこくて芳醇なワインになるけど収穫量は少ない
〜土地は痩せている事〜
土地が痩せていると葡萄の根がドンドン深くなって、ミネラルを含む地下水をくみあげるし雨の影響も少ないのでよい。
赤ワイン ミネラルや鉄分の多く含んだ粘土質の土地。早く成長し、タンニンが豊富でヴォリューム感のあるワイン
白ワイン  ミネラルを含んだ石灰質の土地。ゆっくり成長し、酸が豊富なワイン。
〜地球の温暖化もエルニーニョも無縁でない〜
冬寒く夏暑い。昼夜の気温の差。葡萄に適している 。地球の温度の変化によって、栽培できるところが増えたり減ったりしている。
〜ワインが足りなくなる〜
地球上の8割がワイン用2割が食べる用の葡萄。ワインを飲む人が増えたら足りなくなるかも。中国とか、、、

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