スペイン映画、ブラックブレッドをシネリーブル神戸で見てきました。
封切りすぐだったので、2/3ぐらい入ってました。
この映画はスペインのアカデミー賞(ゴヤ賞、ガウディ賞と言うらしい)を総なめした映画とのことで、私の好きな子役が活躍する映画なので楽しみにしていました。
スペイン内戦後の話です。
主役のアンドレウは理想を語る左翼の父と、その夫と子供を支えるために工場で働きづめの母との間の一人っ子で11歳。とても貧しい暮らし、貧しいながらも幸せに、そして「勉強が好き」で優秀で医者になりたいアンドレウ。これがキーポイントです。
ある日、左翼の父の相棒にあたる同士が息子共々殺されてしまいます。崖から荷車と馬共々落ちて瀕死の状態にいる友人を発見してしまうアンドレウ。この殺人を犯したのは誰なのか?父なのか?内戦後の赤狩りとして父は、はめられたのか?治安警察がやって来て隠れていた父は逮捕されてしまいます。事の真相を、大人達がつくたくさんの嘘の中から自分の目で目撃した事によって真実を悟ってしまうようになっていくアンドレウ。それはもう、子供の純粋なキラキラした時間は終わった事を暗示しているようです。
主役のアンドレウを演じてるフランセスク・クルメが、全くの演技経験なしの初役。最近見た映画でもそんな子役よくいるけど、ほんまかな?と思わせるぐらいの自然な演技でいつも感心します。でも、これって、私が日本語しかわかんないからリアルに見えるだけなの?どーなの?日本の子役のとってつけたような可愛く演出された演技が苦手で、やらされてるわ~、と思ってしまうんだけど、ヨーロッパ映画の子供は、滅多に笑わないし、必要な所でもしゃべらなかったりするじゃない?私なんか商売人の子供だったので、子供の頃から愛想良くするように育てられたから、しゃべって当然、お礼を言う事が大人がして欲しい事だって場面に、何も言わずにじっとしてる子供をじっと見てると、ハラハラするんよね。
主役のアンドレウのいとこで彼よりも3、4歳上の女の子が強烈で、手榴弾のせいで左手首から先をなくした美少女。自分の父親の自殺の目撃者で、母親は男と逃げて、もう、女の使い方次第で世の中を渡って行く術を知っています。欲にまみれた世界の中で見つけた最後の希望がアンドレウなのかも。とても彼に執着しつつ、保護し、裏切られる。でも、彼女ならどうなっても生きていけるでしょう。そう思わせる強さと不具な人だけのもつ色気のある少女。
アメリカの映画にはない、どす黒さと暴力表現が魅力的な映画。親子の複雑な愛情。子供の向上心。ぬかるみのような大人の世界。かなり魅力的な作品でした。こういう映画を見ると、自国の内戦や戦争などの暗い過去を元に強いメッセージ性を持たす作品を作り続ける国は文化的に成熟してるなあと思います。日本こそ敗戦や原爆、地震の痛みを通じて語る作品がもっとあってもいいのに。新藤兼人監督がいない今、そういう作品を作れる人はいないのか、とも思ったのでした。(テレビドラマのその後、みたいなんばっかり作ってさあ。あほらしいわ~)
評価 は
暗い映画も好きな人は、映画館で見て欲しいです。
>すばらしい→映画館で見てください!
>普通よりもいい→DVD化されたらみてね
>普通→機会があったらみてください
>それ以下→微妙~~~
スペイン版予告
2012/07/05
2012/06/29
映画:上半期メモ
上半期の映画は映画館で見た物は全部感想を書いてきたので数えると38本ありました。
結構見てるつもりだけど、これでも、1年に100本とかって見るのは難しいねえ。
年末に年間のランキングを自分なりにつけますが、
これが結構楽しみ〜。(はっきり言ってキモイけどね)
上半期は新作旧作、結構バランスよくみてますね。
新作で折に触れて思い出すのは
ものすごくうるさくて ありえないほど近い
孤島の王
サラの鍵
星の旅人たち
ポエトリー アグネスの詩
このあたりかな。
ミッドナイトインパリは見たときはおもしろかったけど、
しばらくたつとそうでもないような気がしてきたw
旧作では
圧倒的に
アンダーグラウンド!
そして、
ワイルドバンチが思いのほか良かった。
幕末太陽傳 も捨てがたいなあ。
夜の大捜査線も。
下半期は予定が立て込みそうなのでこの調子で見るのはちょっと難しいかも。
でも、上半期の38本と併せて50本は見たいですね。
*ちなみに通常料金で見たのは、
パレルモ•シューティング1本だけ。
他はレディースデイと会員デイを使って1000円。
新開地は2本で千円w
と、やりくり?しています
*テレビで見たやつを付けるのはあきらめました
2012/06/26
サウンドオブミュージックを見て来たよ。えーん
午前十時の映画祭でサウンドオブミュージックを見て来たんですよおおおお。えーん
自分の映画歴史でも一番何度も見てる映画が
sound of music!!!
確か、子供の頃、何度か書いた舞鶴市民映画祭で見たので
スクリーンで見たのは、二回目のはず。
いつも、テレビで見ていると
絶対、ドレミの歌のところで、泣いちゃうんだけど
今回は最初のオープニングの空撮の山の上でsound of musicを歌う所から
だだ泣き!!!!
前にtwitterでドレミから泣く!って書いたら、男の人がいや、オープニングから泣くで!
と、言ってた人の気持ちがわかったよお。
内容はみんな知ってますよね。
修道院のはみだしもの、マリアが退役軍人のトラップ大佐の家へ家庭教師に行く。
そこには母親が亡くなって、軍隊式に規律正しく暮らしている7人の子供がいて、
最初は拒まれてたけど、歌の力で仲良く、一つになる。
いろいろあって、マリアとトラップ大佐は結婚。
そうしてるうちにオーストリアは独逸のナチス!が台頭してきて、
トラップ大佐を独逸軍にいれようとします。
愛国者のトラップ大佐は家族と共にスイスへと山を越えて逃げて行くんです!!
なく===!
なんであんなに泣けるんだろう。
今日泣いたとこ。
空撮のオープニング(探したけどyoutubeになかった何故に!
もうすぐ16歳の華麗な2人のダンス!(動画がないw
ドレミ!
修道院のシスターによる
クライム エブリ マウンテン
トラップ大佐を諦めて、一旦修道院に帰ったマリアが戻って来て
my favorite things を歌うとこ
2人が結ばれてSomething Good を歌うとこ
結婚式
音楽祭のエーデルワイス
最後のスイスへ向かう
クライム エブリ マウンテン
うえーんうえーん。
ないたよお~~~。
あんまり動画がないのがショックだけど~。
トラップ大佐を演じるクリストファー•プラマーが今年助演男優賞をもらった
人生はビギナーズをみたけど
トラップ大佐と
このおじいちゃんがおんなじなんてやっぱり思えない!w
トラップ大佐、オトコマエ過ぎる!
気持ちよく泣いた日でした!
嗚呼、でもサウンドオブミュージックって最後の音楽祭のエーデルワイス以外は
楽しい場面ばかりなのに、どうして泣いちゃうんだろう。
あれが音楽の力なのかしら?
自分の映画歴史でも一番何度も見てる映画が
sound of music!!!
確か、子供の頃、何度か書いた舞鶴市民映画祭で見たので
スクリーンで見たのは、二回目のはず。
いつも、テレビで見ていると
絶対、ドレミの歌のところで、泣いちゃうんだけど
今回は最初のオープニングの空撮の山の上でsound of musicを歌う所から
だだ泣き!!!!
前にtwitterでドレミから泣く!って書いたら、男の人がいや、オープニングから泣くで!
と、言ってた人の気持ちがわかったよお。
内容はみんな知ってますよね。
修道院のはみだしもの、マリアが退役軍人のトラップ大佐の家へ家庭教師に行く。
そこには母親が亡くなって、軍隊式に規律正しく暮らしている7人の子供がいて、
最初は拒まれてたけど、歌の力で仲良く、一つになる。
いろいろあって、マリアとトラップ大佐は結婚。
そうしてるうちにオーストリアは独逸のナチス!が台頭してきて、
トラップ大佐を独逸軍にいれようとします。
愛国者のトラップ大佐は家族と共にスイスへと山を越えて逃げて行くんです!!
なく===!
なんであんなに泣けるんだろう。
今日泣いたとこ。
空撮のオープニング(探したけどyoutubeになかった何故に!
もうすぐ16歳の華麗な2人のダンス!(動画がないw
ドレミ!
修道院のシスターによる
クライム エブリ マウンテン
トラップ大佐を諦めて、一旦修道院に帰ったマリアが戻って来て
my favorite things を歌うとこ
2人が結ばれてSomething Good を歌うとこ
結婚式
音楽祭のエーデルワイス
最後のスイスへ向かう
クライム エブリ マウンテン
うえーんうえーん。
ないたよお~~~。
あんまり動画がないのがショックだけど~。
トラップ大佐を演じるクリストファー•プラマーが今年助演男優賞をもらった
人生はビギナーズをみたけど
トラップ大佐と
このおじいちゃんがおんなじなんてやっぱり思えない!w
トラップ大佐、オトコマエ過ぎる!
気持ちよく泣いた日でした!
嗚呼、でもサウンドオブミュージックって最後の音楽祭のエーデルワイス以外は
楽しい場面ばかりなのに、どうして泣いちゃうんだろう。
あれが音楽の力なのかしら?
2012/06/23
星の旅人たち を見たよーん
映画好事家たちのブログを見てみると、いい!というのとそうでもない!というのが半々だったので少し不安だったのですが、金曜日にシネリーブルに行って、星の旅人たち を見てきました。思ったより結構入ってた!
この映画は、スペイン北部のキリスト教巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅の話。巡礼の初日に事故で亡くなった息子の亡骸を迎えに来た70歳のアメリカ人の堅物のお父さんが、息子を知るために遺灰を巻きながら旅することになってしまう。
この亡くなった息子を演じるのがチャーリー•シーンのお兄さん、エミリオ•エステベス。お父さんを演じるのがチャーリー•シーンのお父さん、名優のマーティン•シーン。つまり、本物の親子が親子を演じ、監督も息子のエミリオ•エステベスがやっているというヒューマンドラマそして、親子再発見ドラマなのです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅と言えば、昔、民族学博物館で、映像主体の展示、
「聖地・巡礼―自分探しの旅へ―」
を見て以来、とても興味がある、というか、あこがれ~だったので、この映画の予告編を見た時に、絶対見る!!!と、本当に楽しみにしてたんだよ~。
映画の方は、目医者のアメリカ人で、ゴルフ好き(それもカートで)の父親が
大学院まで行ったのに、急に自分らしく生きたいと医療の道をあっけらかんと辞めて
旅人となって以来疎遠になってしまっていあっけなく亡くなった息子の生き方を探る旅。
旅の途中に国籍も年齢も考え方も違う旅の仲間がたくさん出来て、最初は頑なお父さんの心も徐々にほぐれて心を通わせ合いヨーロッパの最北端まで歩いていく。景色のあちこちに息子の面影を見ながら。。。
民族学博物館の展示でも思ったけど、この巡礼の人達は、よく飲みよく食べる。私が憧れていた蛇口から出るワインの映像はなかったけど、道の途中途中にある宿でスタンプをもらいながら、結構明るいうちからワインを飲んでその町の名物を食べて巡礼者と語り合う。
いや、ほんと、とっても楽しそう。
信仰のために歩いている人がもちろん大多数だけど、スポーツ的に歩く人も多いとか。
約800kmを2~3ヶ月かけて歩くらしい。
うちのお客さんで毎年、四国のお遍路を歩かれる方がいて、この映画の話をしたら、お遍路は1200kmもあって、1~2ヶ月かけてだいたいの人が歩くらしい。だいたい10時間ほど歩くんだって。やっぱり、ラテン気質の人達と勤勉な日本人の違いかしら?
私はサンチャゴへの旅の方がいいなあ。
世界遺産の中を800km美味しい物を食べ飲み、写真を撮れたら楽しいだろうなあ。
映画を見てるといつかは歩いてみたい気分になります。
5年後くらいに一緒に誰か歩いてくれませんか~。ワインとチーズが好きな人が希望で~す。
評価 は
私は好きです。映画館で見て欲しいわ!!
>すばらしい→映画館で見てください!
>普通よりもいい→DVD化されたらみてね
>普通→機会があったらみてください
>それ以下→微妙~~~
アメリカ版予告編。
こっちの方がいいな
この映画は、スペイン北部のキリスト教巡礼地、サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅の話。巡礼の初日に事故で亡くなった息子の亡骸を迎えに来た70歳のアメリカ人の堅物のお父さんが、息子を知るために遺灰を巻きながら旅することになってしまう。
この亡くなった息子を演じるのがチャーリー•シーンのお兄さん、エミリオ•エステベス。お父さんを演じるのがチャーリー•シーンのお父さん、名優のマーティン•シーン。つまり、本物の親子が親子を演じ、監督も息子のエミリオ•エステベスがやっているというヒューマンドラマそして、親子再発見ドラマなのです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅と言えば、昔、民族学博物館で、映像主体の展示、
「聖地・巡礼―自分探しの旅へ―」
を見て以来、とても興味がある、というか、あこがれ~だったので、この映画の予告編を見た時に、絶対見る!!!と、本当に楽しみにしてたんだよ~。
映画の方は、目医者のアメリカ人で、ゴルフ好き(それもカートで)の父親が
大学院まで行ったのに、急に自分らしく生きたいと医療の道をあっけらかんと辞めて
旅人となって以来疎遠になってしまっていあっけなく亡くなった息子の生き方を探る旅。
旅の途中に国籍も年齢も考え方も違う旅の仲間がたくさん出来て、最初は頑なお父さんの心も徐々にほぐれて心を通わせ合いヨーロッパの最北端まで歩いていく。景色のあちこちに息子の面影を見ながら。。。
民族学博物館の展示でも思ったけど、この巡礼の人達は、よく飲みよく食べる。私が憧れていた蛇口から出るワインの映像はなかったけど、道の途中途中にある宿でスタンプをもらいながら、結構明るいうちからワインを飲んでその町の名物を食べて巡礼者と語り合う。
いや、ほんと、とっても楽しそう。
信仰のために歩いている人がもちろん大多数だけど、スポーツ的に歩く人も多いとか。
約800kmを2~3ヶ月かけて歩くらしい。
うちのお客さんで毎年、四国のお遍路を歩かれる方がいて、この映画の話をしたら、お遍路は1200kmもあって、1~2ヶ月かけてだいたいの人が歩くらしい。だいたい10時間ほど歩くんだって。やっぱり、ラテン気質の人達と勤勉な日本人の違いかしら?
私はサンチャゴへの旅の方がいいなあ。
世界遺産の中を800km美味しい物を食べ飲み、写真を撮れたら楽しいだろうなあ。
映画を見てるといつかは歩いてみたい気分になります。
5年後くらいに一緒に誰か歩いてくれませんか~。ワインとチーズが好きな人が希望で~す。
評価 は
私は好きです。映画館で見て欲しいわ!!
>すばらしい→映画館で見てください!
>普通よりもいい→DVD化されたらみてね
>普通→機会があったらみてください
>それ以下→微妙~~~
アメリカ版予告編。
こっちの方がいいな
映画のような話
映画の事ばかり書いてるので「町山さんきどりかw」と、弟に言われたので
映画以外の事を。 最近聴いた話。
とある灘五郷の中の一つの酒蔵の長男が結婚した話。
灘の酒と言えば、日本一の酒どころであり古き良き歴史と伝統が続いています。
が、最近の日本人の日本酒離れ。
(いや、私は好きだけどね)
そして、いつの間にか日本酒と言われると灘というよりも、東北の酒の方が高級イメージ?。
(いや、私は灘の酒も好きだけどね)
こういう、時代の流れのせいで、
灘では閉める酒蔵も多く、どこも経営状態が厳しいようです。
そんなある灘五郷の中の一つの酒蔵の長男が結婚しました。
お相手は。。。。
その前に、その方のお母様はとある超有名な神社のお嬢さん、おばあさまもどこか忘れたけどでっかい神社の娘さん
みたいなお家柄です。
そして、そのお相手は。。。
近隣の工業機械の大きな会社をお父さんが一代で起こしたという、もちろんそれは商売人としてはすばらしいのですが
新興の会社のお嬢さんなんだそうです。
映画なんかでよくある
お金はないけど名門の男子と
成金の娘の絵に描いたような政略結婚では!!
うへ〜!
と、思ってたら2人は美男美女ですらっとしてて、愛し合ってるんだって!
そして、その新興の会社はドバイなんかでもビジネスをしているらしく
そちらへ大吟醸をどんどん持って行くので
蔵の大吟醸が売り切れるぐらいのさわぎで、
(むこうは日本食ブームでもあり)
2人は姫路の父について、しょっちゅうドバイへ父の金でw出張し、
長男は社長にもなって、自分のおかげでお酒も売れてホクホクなんだそうな。
工業会社の父もきっと、娘が灘の造り酒屋に嫁いだとすれば一代で築いた会社に箔がつくというもの。いくらお金をだしても「歴史と伝統」は買えないですもんね〜。
こんなうまくいってる話ってあるのかしらん?
もう日本酒も芸術みたいなもんだし、
私の好きな銘柄だし、
こういうパトロンが庇護してくれて酒の味が守られるならそれはそれでいい話。
と、思ったのでした。
ヴィスコンティの山猫を
ちょっと思い出しちゃったなあ。
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