2013/07/26

きっと、うまく行く みてきた

シネリーブル神戸をよく利用させてもらっていますが、1時間前に行ってみて満席だったのは初めて!インド映画のきっと、うまく行く。初めてネット予約をして7/19に行ってきました。その日も満席でした。



インドの工科大学の最高峰の全寮制の大学に入学する事になった3人ののルームメイト。
ファルハーン:彼はこの映画のナレーターでもあり話を回す人。本当はエンジニアよりも動物カメラマンになりたいと思っている。
ラージュー:苦学生で明るい男。この学校では成績はぎりぎり。
ランチョー:主役。どんなことも機転を利かしてうまくやっていく。勉強してないのに成績はトップクラス。いけめん。学力至上主義の学校を変えたいとおもっている。
このルームメイトを中心とした青春物語とその10年後に起こった話。

インドで最高学府に入れた!てのは、その家族だけでなく、村を代表する若者で、末は博士か大臣か!みたいな世界なんだって。だから、その頭良い大学に入学できてもすばらしい成績を取って立派に卒業して就職!するのが村の誉れだったりするわけ。でも、どの大学でも1番もいれば、ビリ、留年、も居るわけで、、、そうなると若者はプレッシャーに押しつぶされて起こってしまうのが、自殺。インドの大学生の自殺率はとても高くて社会問題になっているようです。この映画でも2回、自殺をしてしまう場面が出てきます。これは学校が模範とされている正しい答えのみで学力を競わせる事が原因で、その考え方を改めなければならないとランチョーは思っていて、実際、学長に反抗していつも騒動を起こします。ランチョーは応用力が効き過ぎて、先生を正しい理屈で丸め込むタイプ。人道を重んじていつも自分の事は後回し、だけど、成績はいっつもトップ!!そして、彼の口癖は「きっと、うまーくいく!』
そのランチョーに対抗するいつも2番で完コピタイプの学生、サイレンサーの対比が面白く描かれています。
ランチョーは実は大金持ちの子供で、色々と素晴らしく学生生活を盛り上げて学長を含め、みんなを感動させ。。。そして、その十年後。。。


余りの客のつめかけ度に、期待し過ぎたんかしら〜?とも思います。映画ってあんまり深く何も考えずに見た映画がすばらしいと評価が上がってしまう事が私にはよくあるので、今回はその反対?そしていつもの、みんながよいと言いい過ぎると?と思う天の邪鬼か。

確かに、脚本も練ってあるし伏線もうまく回収してるし、インド映画のミュージカル部分もコンパクトで見やすい映画になってると思います。3時間ほどあるのに全く飽きる事ないし。
ただ、ランチョーの全能感。彼の本当の姿は神なんだろうなと、八百万の神々を信仰する気持ちを持ってるアジア人の私が見たら、彼は神の1人が気まぐれに人間に姿を変えただけなんじゃないかと思えて、万能すぎてちょっと白けちゃった!ごめんなさい。うまく回収し過ぎなのかも。モヤモヤ全くせず。うまい話過ぎるwのか?

良い映画だし、嫌いではないし。見た後ははればれ〜。なんだけど、どうして、これほど人が集まってるのか、それが一番不思議でした。どう見てもインド映画をわざわざ見るような人達には見えないし、年齢層もかなり高い人が多いし、ちょうど私の両隣もおじいさんとおばあさんで、明らかにミュージカルシーンでたじろいでたし。最強のふたり、とか、レ・ミゼラブルを見に来るような人たちが見に来てたんですよ!高齢者への発信元をぜひ教えて欲しいです!謎。(後でチラシを見直したら、最強のふたりに続く感動作みたいなの、書いてた

ということで評価は
 DVD化されたら、見るべきでしょう!

  >すばらしい→映画館で見てください!
  >普通よりもいい→DVD化されたらみてね
  >普通→機会があったらみてください
  >それ以下→微妙~~~

インド予告

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