映画好きの中では侃々諤々
すごい映画だという人と
ようわからん!って人が同伴する映画
インセプション。
私は、いい映画かどうかというのを
見た瞬間だけでなく、
いい思いでも悪い感覚でも思い出しては反芻できる映画だと考えてます。
で、この映画、
実は、私が見たのはこの前、マイミクさんたちと
もりもりベトナム料理を食べた直前だったので
今月の6日だったんだけど、まだまだ、ぐるぐるしてるってことは
私にとってはいい映画のようですね。
ただ、私も1度見ただけでは『?』と思う事もあって
誰かとそれについて話したいんだけど、
twitter上では見に行った話をよく見るのに
周りにそんな人が全くいないので
やっぱり日記にかくことにしたんです。
雲をつかむ話というか、
この映画は寝ている間に見る『夢』の話。
夢の中では誰もが無防備になるから
その人の夢の中に入って
秘密を盗む強盗団のリーダーがディカプリオ。
そのディカプリオにある人の夢に入って新しい考えを植え付けてくれ、
と
頼むのが、
グローバルな大企業のオーナーの渡辺謙。
若い頃は全く好きでなかった
ディカプリオだけど、最近は彼が出てる映画ならば
見てみようかと思うようになりました。
いい映画に立て続けに出てる。
ただ、顔はどんどんかわっていくように見えますね。
監督は ダークナイト の クリストファー・ノーラン。
ダークナイトを見に行って、彼の映画の中の世界観に結構やられた口なので
監督とディカプリオとこの2枚のカードで見に行こうと思って。
映画では『夢』が何階層にも重なって
複雑に複雑になっていくんですね。
その夢が誰の夢なのか?
そこをよく考えて見てないとわからなくなっちゃいます。
どうだろう私も8割ほどしかわかってないような。
でも。
この映画、
よく理解できてなかっても何かずっと気になるのよね。
そもそも、 夢 自体が不思議なもんじゃない?
みんな夢を見るんだけど、
誰も自分以外の夢を見た事はあるわけないんだし。
夢って全てを自分自身が作り出していて、自分だけが観客なんだから。
もしかしたら、自分の見てる夢はものすごく特殊なものかもしれないし。
だから、実は、他人の夢の中に入る方法があるんですよ。
なんて言われて昨日もあなたの夢に入ってあそこであったでしょ?
なんて、誰かにふと言われたとしたら?
それは全くない話だと打ち消す証拠もないじゃない?
内容に関係のないシーンで一番好きだったのは
あるイケメン若社長が
昼間のかっこええBARでマティーニみたいなお酒を
べっぴんのお姉さんと話したりしながら飲んでるところへ
ディカプリオがやって来て
若社長に
これは、夢ですよ。
って教えるんだけど、若社長は全く相手にしないの。
じゃあ、と ディカプリオ
じゃあ、どうやってこのBARへ来たのか覚えてますか?
どんな風にここへ来たのか?
若社長は思い出そうと思うけど全く思い出せなくって
はっ、これは夢だって気づくシーン。
夢ってどうやってそこへ行ったのか全く辻褄があわないけど
そこでは成立してる世界だったりしない?
誰もが不思議だなぁと思っている『夢』。
大人になったらそんなことを真面目に話す事もないけど、
この映画を見た人がいたら
そんな夢について一緒に話したくなるんよね。
だから、やっぱり映画の好きな人には見てほしいなぁ。
大画面で見た方が、かなり世界観にやられると思う。
いろいろと疑問もあるんだけど、
ネタバレにもなっちゃうから、これは見た人とお話しましょう。
それとも、もう1回見ようかな?
写真は民族学博物館の
アフリカの写真館でバックで使われてるという絵。
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