2012/01/14

カメラの入院

昨日、草間彌生展へ行って写真を撮ったので
その写真と共に日記を書こうとすると
あれ~?
写真に薄いボーダーがかけられたみたいになって
おかしいのです。
 ←わかる?グリーンの茎の部分を見てみて!













 ←これが、美術館に入る前。普通だよね









実は、撮ってる最中からそれに気付いていたのですが
その前日も普通に写真を撮ってるので
何か液晶モニターに油のようなものが載ってるのではないかと、
帰ってちゃんと拭いたらどうにかなるかと思ってたんだけど、
やっぱり、おかしい。
試し撮りしてもおかしい。

それで電話でサポセンに問い合わせしてみると
NIKONへ持って行ってくださいとのこと。

今日は事情があって朝の5時半からおきていたので
映画に行こうと思ってたのに、
それを諦めて梅田まで行ってきました。
実は、昨日も草間展の前に
液晶カバーが割れたのでそれを購入にNIKONに行ってたのですよ。
その、何時間か後にカメラが超おかしくなったのです。
とってもむかつく~w

さて、そうは言っても持って行ったら
このボタンを押したら、ほら、大丈夫!
みたいで恥ずかしくなる感じを予測していたのです。
そういうのって複雑な機械にはよくあるし。

だけど、
持って行ったら
映像素子(CCD)の接触不良で、ご入院~!
その上、レンズもニッコールなら調子を見てくれるので
重いけど、普段よく使ってるズームレンズを付けて行ったのですが
それがっ、じつはっ、痛んでる~~~~!

ずっと不良のまま使ってたみたい。

オートフォーカスがうまく働いてなくて
フォーカスされてなかったという。
どこかで落としたか当たったかショックでそうなったみたい!
超、びっくり。
自分のわかってなさに!

もう、すっごく恥ずかしい。

そして、その上、タイの工場がほら、洪水で動いてないでしょう?
それで部品の供給がうまくいかないらしく
(モーターを換えるため)1ヶ月ほどレンズが治るのにかかるんだって!
カメラは1週間ほどで帰ってくるみたいなんだけど。

あ~。
もしかして私の写真、レンズが治ったら
もっと上手くなったりするんかしら?
なんてね~

2012/01/06

最初の猿の惑星と宇宙人ポール

何作もあるのでややこしいんだけど、
チャールトン ヘストンの最初の猿の惑星を録画してたのを見ました。
テレビでやってたやつだしカットされてるし吹き替えだし
ちょっと不満も残るけど、大旨おもしろかったです。
こういう昔の名作って、家族が見てたのを小さな頃に隣で見てたのに
大人になってからみると全く新鮮に見れたりしますよね。
子供の頃に見た大人の映画のことって断片しか覚えてない。
印象に残ってたのは 人間狩りされる最初のとこと
チャールトンが女性博士のジーラに優しくされてるとこ。

でも、最後のオチの自由の女神、
一つだけあんなにじゃーん!と残ってるっていうのが
どうも嘘くさいよねw 絶対手が折れてるはずだよ!
今ならすごいCGを使ってぼろっぼろのNYを簡単に作っちゃうんだろうけどな〜

猿の惑星は人類の文明批判というか
妄信的なキリスト教批判というか
いろんな暗喩が込められてますよね。
猿政府は
信仰を猿社会を一見平和に暮らさせるためにうまく使っているんだよね。
そんな日常に現れたのが異端者、チャールトンの人間で
その異端者を徹底的に亡き者にしようとする政府側と
科学と考古学を信じる学者側の論争になります。
つまり、政府側はずっと猿類の歴史は綿々と続いており、
それは(猿類の)聖書に書かれてる通り、神が私たちを作ったのだと。
それに反して科学者側は猿の歴史の前に人の歴史があったのではないか?
それは発掘や猿による人の研究により明確なのではないか?
猿政府は本当の事を知っていて、
聖書や神話が覆されることで自分たちの体制が危うくなる事を防ごうと
してるってわけ。

この論争はどの世界でもよく起こることで、信仰の薄い私たち日本人はどうしても
そこんとこ、
いくら向こうは真剣にやってても不毛やわ!あほくさ〜、
と思ってしまうんだけど、
そう言いつつも信仰のない私らの救いのなさってどうなのよ、なんて思ったり。
でも、生まれながら何かを信じる心を持ってる人は
案外楽なんじゃないの〜?(軽口すぎる?ごめんよ!)なんて考えたり。
そういう風に信仰に対してゆるふわなのも、無神論者たちならではなのかしらん?

しか〜し、
この前見た、宇宙人ポール。
そこに、父子家庭で厳格なキリスト教原理主義で育てられた
ガチガチのクリスチャンの上品な女の人が出てくるの。
マジで、神が神に似せて私たちを作ったのだ!と、信じてる人。
その前にポールが出て来て
はーい!
なんて言うからその女の人は
「悪魔だ!!!でーもん〜〜〜〜!!!」
みたいになって、大パニック!
念仏じゃなくてお祈りを唱えだしたりしてね。
その人は片目が濁ったみたいな症状の目が不自由な人なんだけど
ポールはそれをETが花を蘇らしたみたいに治したりして
びっくりさすんよ。そしたらそれはそれで、
「奇跡が起こった!あなた神なの〜?」
みたいになって、ポールはめんどくさくなって
女の人の頭に手を置いて
万物の歴史を生命誕生の所から科学の真実を一瞬で脳みそへ
テレポートみたいに送ってしまうねん!
そしたら、そのガチガチの原理主義者の人が
一気に信仰を捨てるの!!!
それで今まで上品だったのが
すっごい下品なふぁっきん!みたいな言葉使いになって
超はじけた人間になるっていう
びっくりで
もう!いかした場面があって。
そういうの、ばからしいって思ってる人も結構むこうにもいるんだなあと。

いや、それ、アメリカでやってもええのん?
ああ見えて、結構、ティーパーティ的な保守的で厳格なクリスチャンが多いと
聞いてますけど!

うーん。
それをやれちゃうのもアメリカなのか。
異端者の私から見るとキリスト教はものすごく人類のARTに組み込まれて
メッセージを送られてくるので、
とても興味深く、知れば知るほど、ART楽しめるので
その上美しいし!
ほんと、不思議で魅力的だわ!
私がくどいほど、書いてる、わからない映画
ツリー オブ ライフ ですが
そのポールががーっっと女の人の頭に送ったやつと
キリスト教的価値観の融合を2時間半もかけて説明してる
映画だったんだと思う。なんか、そんな感じがしてきた。

宇宙人ポール を見た。

バーゲン ジプシーに疲れて〜
もう!!!気分転換に映画見るわ!とばかりに
カルト的人気の
宇宙人ポール を見てきました。神戸シネリーブル。



ロンドンからやって来た
2人のSFヲタク!
1人が売れないSF小説家でもう1人がその挿絵を描いてるイラストレーター。
アメリカコメディ映画によくある
超仲良しのダメダメ中年男2人組!!
2人の旅の目的は
アメリカのコミケに行く事と、エリア51を含むUFOが出るって
言われてる辺り、あるやん?あそこをキャンピングカーで巡る事!

宇宙人に会ったらどうする〜?がはははは!
って言ってたら
そこに現れちゃうんです
宇宙人ポールが!

昔みたいに公開まで宇宙人の姿は見せない、なんて方法とってません。
HPにも、どーん!
http://www.paulthemovie.jp/外部リンク

このポールが
人間世界に詳しい雑学王みたいなやつで
英語はぺらぺらぺらぺらしゃべるし
ブラックユーモア言ったり生意気だったりで
人間臭いやつなんだよね。
姿形以外は全然宇宙人らしくないというか。
下ネタもばりばり言うねん。意味わかってんの?w

そして、宇宙人映画ということで
ポールを宇宙へ帰すって話になるよね=。
そこは王道で。
しかーし、いろんなSF映画、ドラマのオマージュというかパロディというか
それが散りばめられているんです。
きっと、私が拾いきれてない所も多いはず。
私が見ただけでも
ET 未知との遭遇 メンインブラック Xファイル エイリアン なぜか、激突 などなどなど!
くすっとわらったり爆笑したり!
その匙加減もええ具合でにまにましちゃう。

去年見た、スピルバーグオマージュで作られた
SUPER8 よりも良くできていると思う。
というか、笑える。
SUPER8は酷評されてるみたいだけど、あの子供達がゾンビ映画を8mmで作る所は本当に素敵だったと思うよ! )

なので、SF映画好きの人はDVDになったら
見た方がいいと思います!


アメリカ版の予告編

バーゲン ジプシー

西宮のガーデンズで
夜の大捜査線を見てから
町はバーゲン!なので、何かいい物が欲しいと思ったのです。

考えたのは色目の明るいぴったりすぎないセーター。
一枚でも主役になれるようなのが欲しいなあと。

し、かし!
ガーデンズはあれほど店があるのに欲しい物が見当たらず、
やはりこの町にとっては新参者だからかなあと
三宮まで行く事に。
あそこなら、慣れ親しんだ店に買いたいものがあるはず!

でも〜〜〜
この冬、さがしてもさがしても
ポンチョ型のニットしかないんですわ。
いくら、あのスタイルが流行としても
あればっかりなんてひどすぎる!!!

結局何も買う事ができず、
化粧品のコフレだけ買って
いやになって
もう1本映画を見る事にしたんです〜

映画の話は次の日記に

2012/01/05

夜の大捜査線 みてきた

正月の三が日が終わって、朝から映画に行ってきました。




夜の大捜査線 1967年の名作です。

シドニー•ポワチエ演じる刑事が
公民権運動時代の南部のど田舎町で夜中に汽車を降り立つところから始まります。
彼は母親のいる実家へ帰る途中、
列車の乗り換えのために時間があって無人の駅舎で
本を読みながら待っていたのですが
ちょうどその頃、ど田舎の町ではめったにない殺人事件の遺体が発見されます。
ぽんこつ警官は犯人捜索中に駅舎のポワチエを見つけて
黒人というだけで、また財布に大金を持っていたという事だけで
警察署へ尋問もせずに連行します。
南部の人達のもう、何の遠慮もない黒人への、ど差別。
実は彼はフィラデルフィアの殺人課のベテラン刑事であるとわかっても
2時間ドラマでの内田康夫の浅見光彦みたいに
周りの警官がぺこぺこするでなく
ひどくののしって、全くその態度を改めないのです。

この映画が公開されたのが67年で
キング牧師が暗殺されたのが68年ということを考えると
さもありなん、というよりもむしろ、
よくぞ作れた映画だと言えるでしょう。
アカデミーが作品賞を与えたのはもちろん映画の出来のよさもあるけれど
こういう政治的時代的な背景も踏まえた物でしょう。

本題に戻ると
その後、ポワチエはフィラデルフィアの上司に
田舎でよくわからないだろうから殺人事件を手伝ってやれ、と言われます。
何度も拒否するも
手伝わざるをえなくなるポワチエ。
警察官たちも町の人も誰もが黒人のポワチエの捜査には非協力的で
彼にとっては屈辱的で命すら狙われます。
その上、監察を含め警察の捜査方法はなっておらず
一々すべてを教えなければならない歯痒さとそれを疎ましがられるポワチエ。
その中、太っちょ署長だけが少しづつ彼の人としての素晴らしさを理解し始め、
しかし、それすらも根底に差別があってのことで、
誰も彼の気持ちに沿う人はいないのです。
エリートである彼は、綿花農場で働いている黒人労働者の気持ちにもなれないしわかり合えない所も描かれています。

何があったのかわからないけど
母親の元へと行こうとした時に
たまたま起こって巻き込まれてしまったこの一連の事件。
彼が何度もやめたくなったり、傷ついたりした時にいつも
後ろに汽車の汽笛がなるのです。
あのまま、何もなく母親の元へと行けていたらと思わせる汽笛です。

事件は彼のおかげで解決し、
最後に太っちょ署長とは信頼を結ぶのですが
それも淡い感じ。男同士ってそんな物かもしれませんが。
ポワチエに寄り添ってみていた私にはこの数日の彼の仕事に意味があったのかとも考えてしまいました。

クインシージョンズの音楽のすばらしさ。
この頃のいい映画の映画音楽は終わってからも頭に残りますね。

レイチャールズの in the heat of night の流れるオープニングがいかしすぎ!



opening

それにしても、
シドニー•ポワチエの凛とした姿勢のよさ。
誰よりも美しく仕立てのいいスーツを着こなし
無駄な争いをしないように全てを口にする事を諦めつつも
今の地位を確立したのであろうと思わせる静かな態度。
確かに太っちょ署長を演じたロッド・スタイガーもいいけれど
この映画でも主演男優賞をロッド・スタイガーではなくポワチエに贈れば
アカデミー賞の主張はもっと明確に伝わったのではないかと思ったのでした。